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第1回 R-Wars Third Seasonレポート[Week1]

こんにちは。デコリンと申します。
noteを開いていただき、誠にありがとうございます!

今回のnoteの告知ツイートに「RT」もしくは「いいね」やnoteに「ハート」、「コメント」を送っていただけると今後の執筆活動の励みとなりますので、何卒宜しくお願い致します!!

さて、今回は現在開催されているR-Wars Third Season[Week1]のデータの集計が終わったので、分析のまとめを皆さんに公開したいと思います。

何故、今回R-Warsのデータをまとめようと思ったのかを簡単に説明させていただくと、単純に「強いプレイヤーが集まるR-warsで活躍しているテーマが知りたい!!分析をしてみたい!!」という好奇心から今回分析をすることにしました。
私自身、情報を集めて分析をすることが好きで、以前からKC前などに[環境分析]として各テーマの採用スキル/採用札などの分析をしていました。

Sampleデコシート

上記の資料は前回のR-Wars Second Season [Week1~Week3]の時に作成した資料となります。スキルの採用率や採用札の構築枚数などのデータや情報を各方面から集め、統計を取り、各テーマごとに1つの資料をまとめたりしています。

現在の環境はデュエルリンクス自体のカードプールが大幅に増えたことで、常に採用札や構築が変化し続け、さらには多種多様のテーマが混在する環境となりました。そのため、どのテーマにも可能性があり、採用札やデッキの選択をするためには各テーマの情報が必須となります。ですが、各テーマごとの相性や採用札、構築などの情報を集めるのは一苦労だと思います。

このレポートではR-Warsで使用されたテーマの分布をはじめ、各テーマの詳細な対面勝率の他、Tierリストや各テーマで採用されているスキル・札の傾向を分析したデータを基に執筆しております。また膨大なデータの統計を取って分析をしているため、この記事に自信を持って皆様にお届けしております。
今回のレポートはそういった悩みを解決する手段の1つとして使用していただければと思います。
自分自身で言うのは恥ずかしいですが、膨大なデータの統計を取って分析をしているため、この記事に自信を持って皆様にお届けしております。
また今回のレポートはR-warsに出場されない方にとっても有益な情報となる内容だと思っています。ぜひご覧ください!!


現環境を作り上げた背景

まずは現環境がどのような状況なのかを一度整理したいと思います。

①局所的ハリケーンの禁止
R-Wars開催と同時期に局所的ハリケーンが禁止となりました。禁止になったことで1番悪い影響を受けたのがKCGTで猛威を振るっていたTG(シンクロフライトコントロール型)かなと思います。これはTG自体がモンスター依存が強いテーマで不純物(サイクロンなど)を採用しにくい点と対面罠ビテーマの場合、妨害(底なし落とし穴など)を1枚当てられるだけで厳しい状況を招くため、現環境では非常に難しい立ち位置になったと思います。
逆に恩恵を受けたテーマはサイバー不知火とはじめとした罠ビテーマとなります。両テーマとも局所的ハリケーンで無に帰することがなくなったため、本来のテーマの良さを引き出すことが出来るようになり、活躍しやすい環境となりました。
禁止になったことで全体的に各テーマの回転率が落ちつき、以前の環境よりもデュエルスピードが低速化することになりました。そのため、罠ビテーマなどの低回転率のテーマが環境の上位に上がってくることが予想されます
②新ストラクによるガイアの強化
今回の新ストラクで新実装されたガイアの新規カードに「走破するガイア」が実装されました。

このカードにより手札誘発および攻撃反応系の罠を採用しにくくなり、特に月光妖仙獣炎王などのテーマが大きく影響を受けることとなりました。
上記3テーマは前回の環境で活躍をしていたテーマですが、ガイアが強化されたことで環境に影響を与えたと言っても過言ではありません。

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③エクサビートルの実装
今回の新パックで実装された「エクサビートル」により「エクサビートル」→「ライノセバス」という強ムーブが出来るようになり、新たな先攻制圧の形を生み出すことが出来ました。このライノセバスは①フリーチェーンによるモンスター破壊効果②貫通持ちの効果を持ち合わせているため、非常に優秀です。特に現環境は「モンスター」が強い環境にあるためこのライノセバスは現環境に1番マッチしているメタと言えるでしょう。
このライノセバスを無理なく採用できるテーマがオノマトサンドラになります。この採用できる時点で皆さんの何となくお察しかなと思います…

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④専用スキル実装によるテーマの安定性(高初動率)の確保
オノマトやガイア、リゾネーターなどに専用スキルが実装され、テーマの安定性(高初動率)が確保されるようになりました。この専用スキルは現環境に食い込む1つの要素として重要視されることが出てきました。

この上記4つの要素が現環境を作り上げた背景だと思います。
個人的には局所的ハリケーンが禁止になったことよりも
「ガイア」を中心にメタが回り、現環境を作り上げたと思っています。
ちなみにガイアが強化される前、当時の環境は以下のような状態でした。
※このtierリストはKCGT直前のデータを基に作成されています

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では、ここからは上記に記載した現環境を作り上げた背景を踏まえて、Week1の分析データを見ていきたいと思います。


使用テーマ分布


まずはテーマの分布を掲載しておりますので、一緒に見ながらお話していきたいと思います。

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今回のWeek1の分布はこのような形になりました。このグラフおよび表のデータは試合で使用されたものを集計してデータ化しております。

[考察]
まず上位に分布しているテーマの特徴として「モンスター」でどんどんビートしていくテーマが占めており、現環境を象徴しているような分布になったかなと思います。局所的ハリケーンが禁止になったことでより罠ビテーマが食い込んでくるかと思われましたが、不知火以外の罠ビテーマは環境的に厳しいことを物語っているような感じでもあります。

その中、今回の分布ではサンドラが17.9%と他のテーマより頭1つ抜けて多い結果となり、サンドラ以降のテーマはほぼ平行線といった環境になりました。ここで「?」と思った方も多いと思います。サンドラの最大の敵は「手札事故」ですので、さっき「安定性(高初動率)」とかって言ったじゃん!となると思います。では何故サンドラが急増化したのかを考察していきたいと思います。

ー 分布上位にあるオノマト/サイバーに強く出れる ー
対面オノマトであれば今の環境で猛威を振るっているライノセバスを始め、トリケライナーなどの手札誘発、雷獣龍がオノマトに対して強く出ることが出来ます。オノマト目線でトリケライナーは非常に重く、守備2800を超えるためにはエクスカリバーがないと基本抜けません。

対面サイバーであれば、バウンサーやライノセバス、雷獣龍、手札誘発等がサイバーに対して強く出ることが出来ます。サイバー目線で特にライノセバスが重く、スキルで出てきたプロトサイバーがライノセバスによって処理されてしまいます。これを超えるためには月の書や深淵の宣告者などで処理をしてからゲート入りをしないとこの盤面を超えることは出来ません。ちなみにライノセバスを月の書で裏守備にしても守備2200を超えるのは容易ではないため、非常に有利な対面と言えるでしょう。

直近の非公式大会でもこの2テーマは多くの結果を残していたため、対策としてサンドラが上記の理由で多く使用されたと考えられます。
また今回の新パックにより実装されたエクサビートル不乱健で苦手なネクロバレーへの解答の幅を広げられたのは非常に追い風かなと思っています。

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ここから数テーマは横一線となります。
・オノマト(10.3%)
・サイバー(10%)
・ガイア(10%)
・不知火(9.5%)

R-Warsの各マッチはシングルのため、基本リピート以外ではすべてシングルマッチとなります。チームの方針なども関与してきますが、この横一線の状況はオノマト・サイバーが作り上げている可能性が高いかなと思っています。上記2テーマに関しては

[オノマト」
①安定感〇
②パワー〇
③現環境のメイン構築ではメタりにくい
[サイバー]
①罠ビ対策〇
②現環境から手札誘発・攻撃反応系が減少傾向にある
③引けば相性なんて関係ない(流れを大きく変える起爆剤)

などと言った理由で採用への優先度が高くなったことが予想されます。前述していますが、この2テーマのカウンターとして考えられるのはサンドラでこのサンドラへの対策として白羽の矢が立ったのはガイア(トラミッド)、これらのテーマに対して盤面をコントロールする不知火…と環境がぐるっと回ったことで今回横一線の分布になったことが考えられます。

ここで余談ですが、気になるデータを見つけたので、皆さんに共有したいと思います。それはここまでにお話した分布の上位5テーマですが、シティとサテライトに分布を分けた際に分布が大きく異なりました。

分布(比較)

※シティ32チーム/サテライト44チーム

まず不知火ですが、シティでは上位5テーマに入っていますが、サテライトでは2番手になっています。この影響かサテライトでは罠ビテーマに強いハーピィが上位5テーマに食い込んでいる形となりました。さらに話が少し脱線してしまいますが、領域海皇の分布がシティでは0に対してサテライトでは10と圧倒的な差が見られました。
このようにシティとサテライトでは環境が違うため、この点を理解した上でのデッキや採用札の選択など対策が必要と言えるでしょう。

不知火以降のテーマについてですが、上位5テーマを比較しても分布は低い状態です。これは現環境との相性が難しい点やデッキパワー・安定性などといった点が影響し、シェア率を伸ばせずにいる状態となっています。前述した通り、ガイアの影響をはじめ、オノマトやサンドラによって今まで環境TOPだったリゾネーターやハーピィが衰退し、そこから環境が大きく変化しています。
ただし、ここからは使用するプレイヤーの構築力・環境への理解度・チームでの戦略などが大きく関与することになるため、ここから分布を伸ばす可能性は十分にあります。今後の活躍に期待をしましょう。


スターターデッキ分布

では、次はスターターデッキの分布を見ていきたいと思います。

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今回のWeek1のスターターデッキの分布はこのようになりました。

さて今回スターターデッキ分布でTOPになったのはリゾネーターとなりました。リゾネーターは現環境の中でもTOPクラスの安定感と耐久性(LP)を持ちます。今回TOPの分布になったのはオノマトやサイバーがスターターとして使用されることを見越しての採用であったと予想されます。結果としてサイバーは分布が低かったものの、オノマトがリゾネーターに次いで2番手であることから必然的に増えた可能性もあるかなと思います。また現環境での立ち位置が非常に厳しく、当てる対面が限られてくるため、今回スターターとして採用されたことも理由に挙げられるかなと思っています。

オノマトに関しては前述している通り、現環境に対して強力なメタとなる「ライノセバス」を高確率で展開できる点現環境で有力なメタが存在しない点を考えるとスターターとして非常にいいポジションにいることは間違いないでしょう。

その中で最も注目をしたいのは不知火になります。正直スターターとして不知火が3番手に就いたのは驚きですが、モンスターが強い環境の中で「底なし落とし穴」や「デモンズ・チェーン」などの罠は非常に効果的な点をはじめ、局所的ハリケーンが禁止になったことで各テーマで多く採用されている「狡猾な落とし穴」が刺さりにくい点が非常に優秀です。また苦手なネクロバレーを展開してくる領域海皇や剛鬼、バックを高速で処理してくる狩場ハーピィなどのテーマが衰退していることで強力なメタが存在しないことから、対策されにくい点を狙った採用とも予想されます。
今回のスターターはリゾネーター・オノマト・不知火が他のテーマと比較しても1つ抜けた存在になっていますが、どのテーマもスターターとして現環境の中でも優秀なポジションなのかなと思っています。スターターデッキがこの3テーマで固定化されるとはまだ断言出来ませんが、この3テーマが中心となってくるかなと予想されます。


主要テーマの勝率および相性表

では次に各テーマの戦績表を一緒に見ていきたいと思います。

戦績表(Week1)

それではこの戦績表を基に注目したいテーマをピックアップしてお話していきたいと思います。

[サンドラ]
今回分布TOPだったサンドラは勝率52.8%となりました。前回のSecond Seasonの際にも勝率は平均して50%下回っていたため、今回は比較的いい勝率かなと思っています。この背景には

①現環境のデュエルスピードがサンドラの展開にマッチしている
②強力なXYZモンスターの追加(エクサビートル・ライノセバス・不乱健)
③ネクロバレーを展開する領域海皇や剛鬼が環境に少ない

この上記3点を踏まえて、サンドラを使用することが環境的にマッチしていると言えるかなと思います。
ここで注目したいのは勝ち越せているテーマと負け越しているテーマが極端に分かれている点です。

[勝ち越しているテーマ]
オノマト、サイバー、リゾネーター、ハーピィ、環境外テーマ..など

[負け越しているテーマ]
ガイア、不知火、炎王..など

今回のデータはWeek1のみのデータですので、各対面では理論上結果通りとは言っていない点もあるかと思いますが、負け越しているテーマに関しては「リソース」勝負で負けているのかなと予想されます。今回の結果ではある程度有利・不利のデータが出ていますが、分布が急増化している以上、対策されることは予想されるため、今後サンドラがどのように立ち向かっていくのか注目です。

[オノマト]
分布2番手だったオノマトは勝率51.2%となりました。正直もう少し伸びるかと思いましたが、少し伸び悩んでいる感じかなと思います。これは今回サンドラ不知火がオノマトの壁となり君臨していることが1つの要因となっているかなと思います。現に分布上位にいたサイバーとガイアには勝ち越せているものの、サンドラと不知火には勝ち越せていません。ただし、まだデータが少なくもう少し対面数が増えてくればより明確に判断できると思いますが、現段階ではサンドラと不知火に対しては「微不利」と言えるのかなと思っています。
ただし、オノマトは現在でも構築が進化しており、最近ではガガガキッド3積みで6XYZモンスターでのビート+ガガガキッドの1ドローで罠を引きに行く通称「ワナ(罠)マト」が話題になったり、現在のテンプレ構築でも非公式大会の入賞者レシピの統計を取っていても十人十色といった感じでまだテンプレ構築が定まっていない状態にあります。そのため、以前の環境とは違い、環境に応じて構築を変化できる柔軟性を持ち合わせているオノマトが今後勝率を伸ばす可能性は非常に高いかなと思っています。

[不知火]
今回の戦績表で最も注目したいテーマは不知火です。今回の勝率はなんと驚異の58.1%と驚きの結果となりました。また分布上位にいる4テーマに対して大きく勝ち越している点は非常に優秀です。これは前述している点を踏まえて説明すると

①「底なし落とし穴」「デモンズ・チェーン」などの罠が現環境に刺さりやすい
②各テーマに多く採用されている「狡猾な落とし穴」が刺さりにくい
③苦手な「ネクロバレー」を展開する領域海皇や剛毅、高速でバック除去をする狩場ハーピィが少ない

そのため、現環境に不知火がマッチしていることが分かり、これが今回TOPの勝率を出せた理由だと予想されます。分布上位に勝ち越せている点を考えると今後、不知火に注目が多く集まると思われます。そのためWeek2で対策されている中でもWeek1と同等に勝ち越せて行けるのかで今後の不知火の立ち位置が確定してくるかなと思います。

上記に挙げた注目の3テーマに関しては環境的にマッチしており、今後分布の上位または環境の上位に君臨するテーマとして環境の固定化の要因になり得る存在です。この3テーマに対してどう対策を取っていくかでR-Warsでの結果が大きく変わってくるのではないかと思われます。

[サイバー]
さて今回個人的に注目していたサイバーですが、勝率37.7%と非常に厳しい結果となりました。非公式大会では結果を残していたサイバーですが、分布上位テーマ全てに負け越している点を含め、R-Warsのようなシングルマッチでは非常に難しい立ち位置になるのかなと思われます。また有利対面と考えられる不知火に対しても負け越している点を考えると今後サイバーの分布は減少する可能性は高いかなと思っています。

[ガイア]
ガイアは勝率56.6%と非常に高い勝率となりました。今回ガイアで注目をしたいのは対面vsサンドラになります。勝率81.8%と驚異の数字を叩き出しています。今までの環境ではネクロバレーを搭載した領域海皇や剛鬼以外にトラミッドをサンドラ対面に当てることが多かったですが、そのトラミッドの上位互換であるガイアが今後サンドラのカウンターデッキとして採用が増えてくる可能性が高いと予想しています。ただし環境によってはトラミッドとの住み分けが必要になる可能性があり、特に炎王やリゾネーターが増えた場合にはトラミッドの方が有効的な場合があります。またトラミッドは有利不利があまりなく、どの対面にも当てることが出来るため、ガイアよりも自由度があります。
今回オノマトが注目されていることでサンドラが増えている現環境では、ガイアの存在が1つ大きなものとなりそうです。今後の進退に注目しましょう。

[その他]
その他のデッキに関しては別段特筆することはありませんが、1つ1つを見ると非常に興味深いマッチアップなどはいくつか存在します。ただしマッチアップ数が少ないため、今回はここに記述せず、次週のR-Warsで期待をしたいと思います。

さて、次は上記の戦績表を基にデコリンが独自のTierリストを作成したので、そちらを見ながらお話していきたいと思います。


Tierリストおよび環境テーマの採用スキル

主要テーマの勝率と相性表を基にTierリストを作成しました。
今回はR-Warsの戦績およびシェア率を参考に、各テーマの構築や採用札の傾向を分析した上で、Tierリストを作成しました。リストを作成する時にかなり厳選をしたため、リストに入れたかったテーマがいくつもあります。その点を踏まえた上で、今デコリンが分析をした上で環境をこう捉えていると思っていただければと思います。また冒頭でもお話しましたが、今の環境は採用札や構築によっては相性が変わりますので、あくまでも参考程度に見ていただければ幸いです。
では早速見ていきましょう。

リスト

※この表では各Tierごとに左から右へと見てください。各Tierの最も左にあるテーマが強いということになりますので、ご注意ください。
※先日、私のTwitterアカウントからアップしたTierリストから大きく更新しております。ご注意ください。

今回のTierリストはこのような形となりました。
ではそれぞれの選出理由を説明していきたいと思います。



‐ Tier1 ‐

[オノマト]
現環境1の安定性+制圧力を兼ね備えた中で、各テーマのメイン構築ではメタりにくい環境下ではこのTier1は納得の位置かなと思います。また現在確認されている前述したワナ(罠)マトも大流行しそうな感じもあり、環境に応じて構築が変化できる自由度も評価の対象になっています。そのため今回Tier1としました。

[サンドラ]
現環境下でオノマトの唯一対等にやり合えるデッキパワーを持ち、レヴィオニアやトリケライナー、現環境で猛威を振るっているライノセバスや不乱健などの強力なXYZモンスターを構築できる
サンドラの評価は非常に高いです。現にオノマトが猛威を振るっているため、オノマトが環境にいる限りサンドラの衰退はあまりないかなと思っています。また現環境のデュエルスピードがマッチしている点も踏まえ、今回Tier1としました。


-Tier2 -

[不知火]
不知火は前述していますが、現環境がモンスターが強い環境であり、採用している罠「底なし落とし穴」や「デモンズ・チェーン」などの罠は非常に効果的な点をはじめ、「狡猾な落とし穴」が刺さりにくい点が非常に優秀です。また今回分布上位テーマに対して勝ち越せる力を持ち、メタとなるネクロバレーが少ないことから今回Tier2としています。


- Tier3 -

[ガイア]
現環境テーマの中で唯一サンドラに対抗できるテーマ
として注目しています。また高い安定性や手札誘発や攻撃反応系を完封出来るのが非常に優秀です。今回Tier3としているのはその他のテーマに対してあまり良い勝率を出せていない点を考え、評価を下げています。ただしサンドラへのカウンターとなるのは間違いなさそうなので、今後のサンドラの活躍次第では、ガイアの評価も上がっていくと思います。

ここから先のTier3に属しているテーマは今のところ環境外へ降格ラインと考えています…

[ハーピィ]
正直ハーピィがTier3かというと何とも言えない感じです。罠ビに対して狩場型が強いと考えられていますが、今の環境2・3伏せは当たり前の環境でその中で相手のバックを剥がすためのは狩場型でも容易ではなく、よっぽどハンドが決まっていないと相手の盤面をひっくり返すのは難しいと思われます。またハーピィ(狩場型)はオノマト・サンドラと上位に君臨するテーマを苦手としているため、現環境では向かい風となっており、非常に厳しい立ち位置でしょう。

[リゾネーター]
上記では「スターターデッキとしては優秀」と含みを持たせる言い方となりましたが、現状では非常に難しい立ち位置です。まず今の環境の傾向はモンスターの先攻制圧が強い環境になりますが、リゾネーターの場合、先攻ではやることが限りられており、デスカリバーナイトを場に出したとしても今の環境では簡単に処理されるため、あまり有効的ではありません。そのため評価はあまり高くありません。

[トラミッド]
トラミッドに関してはガイアの下位互換とされていますが、前述した通り環境によってガイアとの住み分けが必要になります。現環境では得意対面であるリゾネーターや炎王の分布が少ないことから、評価は少し低いです。ですが、ハーピィやリゾネーターと比較をすると活躍する場面は多いと思われるため、本当に環境によってと言った感じです。


まとめ

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
終わりまでもう少しございますので、宜しければ最後までお付き合いいただければ幸いです。

常に重箱の隅まで調べ上げる意識を持って分析をしているため、今回のnoteも自信を持って、皆様に提供させていただいております。なかなかここまで調べ上げているnoteはないのではないかと思います。引き続き、皆様にとって有益な情報となるように頑張って分析をして参りますので、応援していただけると嬉しいです!!
また、恥ずかしながら私はまだ無名です。このnoteをより多くの方に届けたいため、皆様のお力をお借りできれば幸いです。お手数でなければ、今回noteの告知したツイートの「リツイート」や「いいね」をしていただけると物凄く喜びます!!ぜひ宜しくお願い致します。

引き続き、今後とも宜しくお願い致します。

この記事が皆様の有益な情報となり、少しでもお力になれたら幸いです。


では改めてお買い上げいただき、誠にありがとうございました!
今後も楽しいリンクスライフを送っていきましょう!

※このレポートに記載している内容は営利非営利関係なく、執筆者の許可なしで転記、転載などを含む2次利用を禁止とします。ご理解の程宜しくお願い致します。


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