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発達障害児は公立小学校の支援級と個性尊重の私立小学校とどちらがいいのか?

自由伸び伸び系の私立小学校に通う発達障害グレーゾーン息子の日常です。

息子はADHD,ASD傾向強めのグレーゾーンです。

集団行動は一応出来る。学業も得手不得手凹凸はあるものの、一応ついていけている。でも集中力がない。忘れ物多い。落ち着きない。そんなタイプです。

勉強面は算数は計算問題はわりと得意だけど、人の気持ちを想像したりすることが苦手なので、国語の文章題などは点数低くなります。でも漢字は得意。視覚的に見て覚えられるから?

このようなタイプの子供は、公立小学校に通うと、おそらく通常のクラスと並行して支援級に通い、学校生活で困らないように療育プラグラムを受けることになるのが一般的と思います。

一方、息子が通う自由伸び伸び系の私立小学校は、息子のようなタイプも個性の一つとして特別な扱いは受けません。

これ、前者と後者、どちらが本人にとって幸せか、とても難しい問題です。

人によっては、自宅から近くの公立小学校の方が、発達障害に詳しい心理士さんに日常的に見てもらえて適切なアドバイスをもらえるて良いと思う、という方もいます。

現在、我が家は後者の方です。なぜ後者を選んだか、については

「窓ぎわのトットちゃん」と小学校お受験
なぜ私立小学校お受験をするのか

この辺りに書いた通り、お受験時点で息子がグレーゾーンと認識していたわけではなく、でもかなりマイペースな息子には中学受験に惑わされず伸び伸びした小学校時代を送って欲しいと思ったことが一番でした。

で、ここ数年で本当にADHD,ASDの傾向が目立ってきた今、やはり私は今の学校を選んでよかったと思っています。

その理由は、公立小学校の支援級の取り組みはここ数年で国の社会福祉の取り組みでかなり充実したものになってそれは素晴らしいことですが、担任の当たりはずれのリスクが、私立小学校の方が少ない、のです。

私立小学校の先生方は、やはりその学校の信条、教育方針に賛同していらっしゃるので、現在の息子の学校の先生方は、本当に「個性を認める」ということが当たり前で、ちょっとやそっと個性的な児童がいても、問題児とはみなしません。もちろん公立の先生も生徒一人一人のことを考えて下さっている素晴らしい先生もいらっしゃいますが、確率で言うとやはり外れが少ないです。実際、公立小学校ではお教室でなかなか言うことを聞かなくて廊下に立たされたりすることも未だにあったりするようです。

一方で、通っている私立小学校は、個性尊重の校風はとても気に入っていますが、発達障害児に対する適切な療育を、専門職の方から受けられるわけではありません。そこは、公立の方が充実しているかもしれません。

はっきりと発達障害の傾向がある場合は、学区の公立小学校の支援級のことも調べながら進学先を考えるのも良いかも、と思います。




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