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ひとり暮らしにおすすめしたい、一生つかえる家具

ひとり暮らしのお部屋って、自分ひとりがいかに楽しく過ごせるかの一点に集中してもいいスペシャルなお部屋です。がんばってる自分を癒やし、励ましてくれるかけがえのない存在です。

でもスペース的には小さくなることが多いので、置ける家具は限定されます。それにくわえて、これからどんな人生が待っているかがわからないので、いいものを買うことに躊躇する人も多いかもしれません。

でもせっかく購入するなら一時しのぎじゃもったいないですよね。ひとり暮らしだからこそ、ながく大切にできるいいものを使ってほしい。気に入ったものを妥協せずに手に入れるからこそ、その家具に励まされるんだと思います。

そこでひとり暮らし→兄弟ふたり暮らし→夫婦ふたり暮らし→家族4人暮らしという道のりを歩んできたインテリアコーディネーターであるわたしが、これならずっと使えるよと太鼓判をおせる家具を厳選しておすすめしたいと思います。

パーソナルソファとサイドテーブル

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まずおすすめしたいのは、座り心地のいいパーソナルソファを1脚持つこと

座面の座り心地はもちろんですが、快適なソファは背もたれの高さも重要です。首まで支えてくれるハイバックソファは、長く座っていてとても楽。ただ二人がけや三人がけの場合は圧迫感があり、実はファミリーには選びにくいソファだったりします。

その点パーソナルならハイバックが選べます!たたずまいもきれいだし、2人がけよりもレイアウトがしやすい家具です。座面が広いものを選べばあぐらをかいたり、肘に足をかけたりしてお行儀わるくくつろぐこともできちゃいます。マスタード色のパーソナルソファはいつも家族で取り合いになっています。

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一方こちらの籐のソファはもう25年以上前に実家で購入したもの。渋谷のロフトで1万円ほどだったと思いますが、わたしが譲り受けていまだに使っています。パーソナルソファは包み込まれている感じが心地よく、ほんとうに癒されるソファです。飲み物を置くサイドテーブルと読書用の照明があれば、パーフェクト!一日中そこで過ごせます。

物置になりがちなセンターテーブルよりも、小さめのサイドテーブルは使えます。足をなげだしてくつろぎたい人はオットマンもおすすめです。

IKEAのハイバックチェア。ウィングチェアというのは上部に羽のように折り返しがついたソファのこと。暖炉の熱が顔に当たるのを避けるためという説があります。ソファを選ぶ際はかならず座って確かめてくださいね。

引き出しがついた小さめのダイニングテーブル

ひとり暮らしでは、いろんな家具を多目的でつかいますよね。テーブルがひとつあれば食事、仕事、身支度(メーク)などさまざまな用途で使えます。

引き出しがついているものはとっても便利ですよ。机周りは細々としたものが多いので、カトラリーをいれてもいいし、筆記用具、メークセットなどが手元に収納できると重宝します。

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中学生の娘に買った机は、いつか家を出てひとり暮らしをしたときに使えるよう選びました。サイズは1200x650mm、家族4人で使うには厳しいですが、ふたり暮らしまではダイニングテーブルとして使えます。ファミリーになったら子供用の机にしてもいいし、その頃には在宅ワークも当たり前になっているかもしれないので、いい机はあって困ることはないでしょう。

机は身体に近い家具なので、できればいいものを選びたいと考え、無垢のテーブルをオーダーしました。ひとり暮らしでも「一時しのぎの家具」ではなく、長く使うことを前提に選ぶほうがたのしいし、地球にもやさしいですよね。

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こちらも引き出し付き、サイズは1200x600mmです。奥行き600mmはデスクとしてはちょうどいい大きさ、テーブルとして対面で使うには少し小さめです。

1200x600mmというサイズは「デスク」というカテゴリーに多く、そこを見ると引き出しがついているものも多いんです。ただもうひとつのわたしのこだわりポイントは「対面で使えること」でした。片側からしか使えないとひとり暮らしまでしか対応できませんが、向かい合って座れるとふたり暮らしまでは対応できるサイズになります。

小さめの照明

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ちいさめの照明もいくつあってもこまらないアイテムです。デザインのいいモダンなランプは一生モノ!飽きることがないので、ながく使えます。

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アンティークのテーブルランプは、くつろいだ雰囲気のお部屋がつくれます。柄物は好みが分かれるかもしれませんが、150年以上前から愛されているウィリアム・モリスの生地を使ってじぶんでつくったシェードはやっぱりいいものです。

まとめとポイント

わたしがひとり暮らしをしたときは学生でお金もなかったし、和室だったのであまり家具も買いませんでした。でもいまインスタを見ていると、みなさんとってもおしゃれに暮らしていてすばらしい!せっかくなら映えるだけじゃなく、ながく生涯をかけて大切にできるものを、と考え、記事にしてみました。


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