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べたべたする無垢フローリングをクリーニング!

この週末は、家に関する最大の懸案事項だった「無垢フローリングのクリーニング」に着手しました。

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おもえば8年前、張りたてのオーク材無垢フローリングは木目がほんとうにうつくしく、引っ越したばかりの5月の休日、うっとりと床をながめていたことを覚えています。

失敗となってしまったメンテナンス

3年ほど経ったときにそろそろメンテナンスを、ということで再度塗装をしました。これがひじょうによくなかった!京都の鏡張りの床みたいだねー!なんてはしゃぐほど、てっかてかにオイルを塗ってしまったおかげで、フローリングを油の膜が覆ってしまい、そこによごれがからみつき…水拭き、お湯拭き、重曹拭きしてもよごれが落ちないひどい状態になってしまいました。

1度目の挑戦(入居5年目)

入居5年目、あまりの惨状に重い腰をあげ、全面ヤスリがけをしたときの記事です。表面を覆っている厚い膜を紙やすりで落とそうと思ったのですが、紙やすりが目詰まりしてすぐ砥げなくなくなり大変な想いをしました。

それでもきれいになったと喜んでいたのもつかの間、オイル塗装は木材に染み込ませるタイプの塗料なので、多少表面を削ってもまた元の状態に。

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こだわりの床材だったのに、きれいな状態で楽しめたのはわずか3年だけ。ひどい!ひどすぎるっ!

2度めの挑戦(入居8年目)

「そろそろ本気で、リフォームを考えてみる」でも書いたように、いまの家族にとって住みやすい家にするためにリフォームを考えています。でもその前に「いま持っているいいもの」をきちんと機能させたい、という想いがありました。

偶然知り合いのおうちが、同じように無垢フローリングがベタベタする状態になり塗料メーカーに確認したところ「浸透性塗料の剥離剤」があると教えてもらったそうで、今回はそれを使って剥がしてみることに。

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説明書には「フローリングを水拭きしたあと、ステントルを塗布し5分放置。剥離した塗料をナイロンたわしでこすり、最後に拭き取る」とあり、家族3人でやってみました。

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これがまたまたたいへん(泣)

黒いタールのようなねばねばしたものがどんどん出てきて、こすってもこすってもベタベタがとれない。ナイロンたわしもすぐにベタベタになってしまい、バケツの水がすぐに真っ黒になってしまいます。

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初日、母(40代)+長女(中3)+長男(小5)の3人で4時間やって、畳3畳ほど。正直言って途方にくれました。

ものすごくランダムにやっているように見えますがそうではなく、力加減や成果がわからないため、場所によってムラがでています。

合計23畳分のLDK、明日だれも手伝ってくれなかったらこの状態のまま放置なんてこともありうるかもしれない(涙)と思いました。

職人は進化する!DIYだって進化します

ところがです!こちらが2日めの夕方4時の状態、ひとりで6時間ほど作業してここまでもっていくことができました。

進化のポイントは「スクレーパー」と「お掃除ブラシ」を使ったこと。5分放置したあと、表面のネバネバをスクレーパーで除去して、そのあとお掃除ブラシを使うことで、倍以上のスピードですすめることができました。さらに仕上がりも断然きれい!これがDIYのうれしい瞬間です。

初日の晩、寝る前にふと「油が邪魔ならクレジットカードみたいなものでこすり取ったらどうだろう?」と思いつきました。さらに塗料を購入したお店のサイトを改めて見てみたら、「ナイロンたわし」ではなく、「ナイロンブラシ」とあり、お風呂ブラシを使ってみたんです。

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てかてかの塗装をはがすとあらわれたのは、木の質感を感じられるきれいな木目。こんなきれいなすっぴん肌だったよねー!厚化粧しちゃってごめんねー、と無垢フローリングに語りかけるわたくし。

残るはリビング。
キッチンにもフローリングを使っているのでやはり油ヨゴレは避けがたく、クリーニング後は再度オイル塗装をする予定です。また失敗したらこわいし、やりたくないなー、と今から気が重いのですが。

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