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ワクワク感のおすそ分け

思い返すのにもかなりはるか遠くになった自分の中高時代。私は決してイケてる女子ではなかったのだけど、文化祭の時期はクラス(人数調整や雑用係)の一人として参加する...というか何とか寄せてはもらえるそんな生徒だった。そんな文化祭の中で一番ワクワクした記憶は高2の文化祭でのドラマ作り。劇ではなく動画のそれは今じゃ全然珍しくないのだけど当時としては新しく、常に面白い事を考えてるクラスのクリエイティブ集団がワイワイやり始めるのをワクワクしながら観たり、友達のツテ?で端役で加わってなんとなく「参加」してるテイになってたな、という、そんな思い出が舞い戻って来た。ただ思い出は自分の中で改竄されがちなのか、単に私が忘れっぽいのかそのドラマがその後、学校の中でどんな評判だったのかすら全く思い出せない。でもそのドラマの製作過程を垣間見た事で感じた感情は今もちゃんと残っているのは本当に不思議。それぐらいワクワクする気持ちの保持力はすごいのかもしれない。それにしてもあれって何十年前なんだろう.....ん、やっぱり計算するのはやめておこう。

今回、そんな遠くにあった思い出が戻ってきたのは、podcast番組「墓場のラジオ」などの番組製作をしているトッキンマッシュさんのイベント

「the Open Campus」https://live.tocinmash.com/

をスタッフの一人として手伝わせてもらったからだ。単なるリスナーでしかなく、特に何かの才能があるわけでもない、いたって普通のおばちゃんが関わらせてもらえた事にめちゃくちゃ感謝している。でも一番に感じているのは「縁」。その言葉に尽きる。そのイベントでは微力ながら自分のできる範囲でのお手伝いをさせてもらったのだけど、シブちゃんはじめ、トッキンマッシュの方々や周りの方々とたっぷりお話が出来て完全役得な所も多くて、何だか申し訳ない気分も少々。それもまたご縁!?

どうして彼らのやる事にワクワクしてしまうのか。たとえ、そうなるように巧妙に計算されて誘導されてていたとしても実際にワクワクする主体の自分の気持ちが動かなかったら行動には至っていないはず。そこら辺を越えて行動してしまった自分についてはどれだけ思い返しても説明できない。いや、説明するような複雑なものではなくて、ほんまに単純に「楽しそうだったから乗ってみた!」的な原始的(!)な衝動だから説明なんてそもそも要らないのかもしれない。

おっと、タイトルからずれてしまった。今回のイベントはかなりの規模で、普通に生活していたら絶対に関われない事の連続で刺激たっぷり。この感覚って何かに似ているなとずっと考えていて、そこで思い出したのが冒頭の高校時代の思い出。あのワクワク感のおすそ分け。これから先もきっと思い出してはその度に私をにんまりさせてくれるそんな記憶になるに違いない。

ほんまにありがとう。

あとは、この刺激に当てられて熱出さないように老体いたわります(笑)。