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シンプルな軸に戻って

呉越同舟って言うのになぁ。目的が同じなら協力する事は難しくないはずなのに守りたいのは何なのか?小ちぇなぁーとため息の朝。

podcast番組『墓場のラジオseason2』82夜を聴いて故事成語って便利でいつ聞いても学びが深いなぁと。

小学生の頃は体調をすぐに崩す子どもだった私は学校を休んで寝てなくちゃいけない日はゴロゴロして本を読んで1日を過ごしていた。自分の本(漫画込み)を読み尽くすと図鑑(何十巻もある、ジャンル毎に分かれた割と立派な本)を読んだり弟のオカルト本(当時、この手の子ども向け本がたくさんあった)を読んでいた。それも読み尽くしてしまった時に何かないかと探してついに見つけてしまった。文字がこれでもかと書いてある分厚いアレ、国語辞典を!どこから読んでも大丈夫で飛ばし読みもOK(笑)。子ども向けの辞書だったので時々挿し絵があったり「言葉の使い分け」みたいなミニコラムもあったりして夢中で読んだのをよく覚えている。ただ、私は知識の定着率が悪いので語彙力が上がってないのが残念なのだけども(笑)。でも知ることが楽しい事だという事、世の中は知らないことで溢れているという事、いつも元気な時は関心がなくて目に入らないものでと足を突っ込んでみれば面白い世界がそこにはあると言う事等々、いろんな事に気づけた気がする。多分、今の私が『お、面白そう!』と思ったことについつい足を突っ込んでしまうのはこの頃の経験が染み付いているからからもしれない。

そんな興味と勉強のためにといろんな辞書が家にはある。その中でも好きなのは『四字熟語辞典』。漢検受験をする時に購入したのだけど読み易くて引きやすい。特に故事成語については言葉の由来についてもコンパクトながら分かりやすい解説があって楽しい。うちの夫は中国史(特に春秋三国辺りはやたらに詳しい)関連になると恐ろしく知識のストックがあるので辞書を引くよりも早く詳しく教えてくれたりする。ただ辞書と違って話しているうちに楽しくなって話がなかなか終わらないという難点もある(笑)。

そんなこんなで昨日は上記のpodcast番組の影響もあってパラパラと辞書を巡ってみて『呉越同舟』の言葉が出てきた。言葉の由来は語源由来辞典によると

【呉越同舟の語源・由来】
呉越同舟の出典は、『孫子』第十一篇「九地」。 「中国の春秋時代、呉と越の国は戦争を繰り返すほど仲が悪いが、もしも両国の人が同じ舟に乗り合わせていた時、暴風に襲われ舟が転覆しそうになれば、呉の人も越の人も普段の遺恨を忘れ、舟が沈まないよう互いに助け合ったに違いない。」

今、世界のあちこちで「普通の生活」が脅かされている。思想の違いやら何やらあるかもしれないけれど守りたいものは何なのか?というすごくシンプルな軸にみんなが戻れたら超えられるモノの方が多いのにと思う。こんな不安な時だからこそシンプルにいたいものだ。

話があっちこっちしたけれど、さてこれから仕事。寝不足が午後辺りから存在感出して来そうだけど負けへんぞ、っと(言霊)笑。

いってきます。

今日の一ポイは帰ってから。

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今日の1ポイ【/100】コンロの汚れ

ヘトヘトで帰り着いたのだけどご飯を作る前にあまりにも汚い(掃除をさぼりすぎてるツケ)コンロがやたらに気になったのでガッツリ掃除をしてから夕飯作り。汚れはポイッとすると何とも言えない爽快感。この手のポイは少しでも良いから毎日しないとね、反省(汗)。