三角はカッコいいけど四角が落ち着く

Twitterをぼんやり見ていたら「#名古屋弁クイズ」を見つけて早速挑戦。中部地方出身者としては満点当然な勢いだったのだけど「きゃっとする」だけが分からなくて(選択肢にも迷うほど分からなかった)惜しくも9点。末息子を出産する時に私は子供達を連れて里帰り出産をしたし、その後も、うちの子供達が学校に上がるまでは、夫が長期出張の度に帰省していたので私も我が子たちも関西弁と中部弁(というのか?)のバイリンガル(!)だと自負している、役立ち要素は少ないけれども(笑)。

そんなバイリンガル(!)の娘も同じクイズをやってくれたのだけど、途中から「訳分からん....何なん、これ。原チャリのこと?」と言い出した語があった。それは

ケッタマシーン!

これって口語の標準語句だと思っていた私には娘のこの反応は意外だった。もちろん回答は

自転車

ペダルを蹴っ飛ばしながら乗る乗り物だから「蹴ったマシーン」。これほどわかりやすい言葉はないなと思うのに地区外の人には謎でしかないらしい。

「普通、チャリって言うやん。それにケッタって遊びの名前やん?中部の人って面白いなぁ」*「ケッタ」という遊びは小学生が集団でする、カン蹴りとほとんど同じルールの遊び。

と娘談。雅な土地生まれの人はこんな時もちょっと上から目線だ(笑)。このアツに負けてはならない。

「ケッタマシーンっていうのは正式名称で、普段はみんなケッタとかケッタマとか言うんやで」

と補足情報を(圧に負けないように)加えたのだけどこれがまたツボに入ってしまったらしい。

「ケッタはまだ分かるけれど、ケッタマって何?ケッタマ〜〜〜〜(≧∇≦)」(大爆笑)


何がウケてしまったのかさっぱり分からない。ここの人だって「チャリンコ」のことを「チャリ」って略してるのに何故「ケッタマ」はかっこ悪いのか。

そんなことをうっすら考えていて気づいたことがある。名前を略した時に三文字にすると呼びやすくカッコいい。三角形のごとく、言葉にも尖りがあるイメージ。でもこれが四文字になると俄然安定感が出る。積み木の四角形のあの安定感。そして親しみやすさ。そんなイメージが浮かんでくる。

チャリやケッタは3文字なので言葉の持つイメージが活動的。でもケッタマは4文字なので、どっちり落ち着いてモッタリしたイメージになる。でも愛されキャラというか使いたくなる言葉だと(私は)思う。

そんなイメージで言葉を捉えると新しい発見がある。いつも傍にいるものなのによく見たら知らないことばかりだったなんて、言葉にも通じる所なのだと実感。

そんなことを思いつつ、私は某所では2文字の名前を使っているのだけど、これはこれで2文字って事は形にはなれない線みたいなイメージだ。この先、自分のどの位置に点を書いても形を作っていける線は可塑性すざましいな、と一人で悦に入っている(単純なのはきっと長所)。

ささ、

今日の1ポイ【7/1000】今はもう飲んでいないサプリ

またいつか飲むかも、と何となく置いてあったけど封も空いてるし賞味期限もとっくに切れていたのでお別れすることに。この手のモノで効いた試しはないのに(継続が苦手だからから?)買ってしまう癖もこれからポイしたい。