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スカンジナビア雑記帳

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元現地ガイドの視点からデンマーク中心に北欧のあれやこれやを綴ります。 個人的にツボにはまったこと、雑感など、あまり旅の役には立たなさそうな小ネタも冗談交じりに書いていきます🎶
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#旅

人魚とバレエとお料理と

人魚姫の像 コペンハーゲンに来たら取り敢えずは見とくべし!の観光名所、それは、 「人魚姫の像」 人魚姫といえばデンマークが生んだ世界的童話作家アンデルセンのお話のひとつ。 それをモチーフにした像が、街の北部の海沿いにひっそりと座っている。 余りにひっそりしているからか、日本では世界三大がっかり名所のひとつと紹介されたりして、造った本人が聞いたら怒りそうな不名誉な称号を持つ像でもある(デンマーク人は誇りに思っています、たぶん)。 「ちっちゃ!」 「これだけ?」 「背

C4を探せ!~名所に行ったら探してみよう、クリスチャン4世~

クリスチャン4世 誰やねん、と突っ込んだ方、 思わずググッた方、 、、、ですよね。 基本的に北欧の王様方は世界史の教科書に登場しないので(マルグレーテ1世ぐらい?)知られてなくても当然。 しかしデンマークでこの王様ほど良く知られた王様はいない。 なにせありとあらゆる建物を建てまくり、これでもか、というぐらい名を残しまくった王様だから。 そう、文字通り街に「名前」を残しまくっているのだ。 どんな人? 「名前」の話に入る前に、ざっくりこの王様のことをご紹介しておこ