NPO法人ディーセントワーク・ラボ公式noteはじめます
はじめまして。「NPO法人ディーセントワーク・ラボ」です。
私たちディーセントワーク・ラボは「働くすべての人に 喜びと安心を」
この実現に向けて、様々な活動をしているNPO法人です。
2013年6月に立ち上がり、 11年目となるこの度、ディーセントワーク・ラボの魅力をもっと知ってもらいたい。もっと発信していきたい、という想いで公式noteを開設しました!
今回は、NPO法人ディーセントワーク・ラボの簡単な自己紹介や、なぜ公式noteを立ち上げたのか、これからどんな発信をしていきたいのかをご紹介いたします。
そもそもディーセント・ワークとは
2015年の国連サミットで世界共通の目標、SDGs(Sustainable Development Goals )が決められました。日本語では「持続可能な開発目
標」と言われています。
貧困、環境、差別、教育、健康、紛争...など、世界が抱える様々な問題を解決するために17の大きな目標と、それらを達成するための169のターゲットで構成されており、私たちが地球で暮らし続けることができ、より良い世界を目指していくために定められたものです。
そのSDGs8番目の目標「働きがいも経済成長も(Decent Work and Economic Growth)」で登場する「ディーセント・ワーク」。
働くことで賃金を得ることはもちろん、感謝されたり、人の役に立っていると感じたり、「働くよろこび」や「働きがい」も得られる。
両者をバランスよく得ること、そして、働き続けるためのベースとなる家族を含めた豊かな生活や社会保障があること。これらの要素が「ディーセント・ワーク」であると、私たちは考えています。
NPO法人ディーセントワーク・ラボとは
私たちはすべての人のディーセント・ワーク実現を目指し、様々な活動を日々行っています。具体的には、一人ひとりがどこかのコミュニティの中で「役割」があり、本人も周りの人たちもその「役割」を認識できるような環境づくりです。
ここでいう「役割」とは金銭に変わるもの、変わらないもの含めた広い意味です。だれかの幸せに関わったり、ありがとうと言われたり、役に立ったり。一人ひとりの役割が大切に認識され、それが生活を営むことにもつながる。そういった社会に向けた活動を行っています。
特に、働く環境が十分に整っていない障がいのある人の「役割」や「仕事」を、プロの方たちと共につくり活動を通して、全ての人の「働く」を見つめていきたいと考えています。
http://decentwork-lab.org/information/#content03
ディーセントワーク・ラボ3つの強み
ディーセントワーク・ラボには「3つの顔」があります。
①実際の現場に行き、障がいのある方とその環境がもつ強みを、周囲の方と共に見つけ、活かす方法を提案する「ソーシャルワーカー」としての顔。
②障がい者雇用をきっかけに、最終的には組織や職場環境を変革する仕組みづくりやCSV(Creating Shared Value=「共通価値の創造」)、SDGsにつながる障がい者雇用の戦略立案を行う「コンサルタント」としての顔。
③専門家としての知識や現場での知見、教育機関や多分野との繋がりを活かしあらゆる人にとっての「ディーセント・ワーク」を追求し、発信する「研究者」としての顔。
この3つを結びつけ発展させることで、ディーセント・ワーク実現への取り組みを行っています。
ディーセントワーク・ラボの活動内容
●障がい者雇用支援サービス
多様な活動を行なっているディーセントワーク・ラボですが、メインとして企業の障がい者雇用を伴走支援する事業を行なっています。プロフェッショナルとしての経験・知見を生かして、ポジティブな障がい者雇用を実現します。
https://decentwork-lab.org/consulting/
また、以下のような多面的な活動を通して全ての人の「働く」をサポートしています。
●equalto – イクォルト -
2014年2月始動。デザインの力で障がいのある方のものづくりを応援。アクセンチュア、アッシュコンセプトと共に、障がいのある方の個性を活かすものづくりと経済的な自立を目指したプロジェクト。
●トントゥフェスティバル
それぞれの「私らしさ」「あなたらしさ」という違いを体感して、楽しみながら、つながっていくフェスティバル。様々な「違い」や「同じ」を知ることで、全ての人が社会やグループの中で「役割」を見つけ、それをお互いに認識できるようなインクルーシブな社会を目指します。
●研修事業、研究成果発表など
代表・中尾は、博士(社会福祉学)を取得し、現在も調査・研究活動を続けています。世界各国の最新の福祉・well-being、心理学・組織論など、あらゆる研究成果を活用し、現場で活かせるようにしています。
「コクリ対話(協働型 創造的対話)」をまとめた冊子もその成果のひとつです。「質」の高い障がい者雇用を実現させている企業で行われている「コクリ対話」について1年間の調査と、その知見とあり方ついて学ぶ研修事業を行い、冊子にまとめました。
おわりに
今回は、全ての人の「働く」をサポートするため多面的に活動しているディーセントワーク・ラボの魅力やサービスを簡単にご紹介させていただきました。
これから定期的にメンバーインタビューや、ディーセントワーク・ラボの活動レポート、代表の声などをお届けします!
ぜひ、楽しみにしていてください。
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