10年ぶりにデザフェスに行ってきた話
こんばんは。もうすぐ日付が変わろうとしていますが、まだ興奮冷めやらぬな状態です。
それもそのはず、花藤は今日なんと10年ぶりに東京ビックサイトで行われた「DESIGN FESTA vol.57」へ行ってきたのです。
人混みダメ、混雑した電車もダメ、音の多い場所もダメ、とにかく情報量の多いところはすぐ体調が悪くなるのでめったに行かないのですが、今回は自分の制作がノッている時期なことと、コロナが落ち着きはじめて規制が減ってきたためか、参加されている作家さんの告知がとても多いように感じて、素敵な作品のお知らせを見て実物を見たくなり・・・勇気をだして久しぶりに行ってみよう!となったのでした。
あらかじめ前売り券を買って会場へ行ったのですが、当日券のお客様がほとんどで入り口は完全に人の海でした。
入り口を通り、ひしめき合うブースへ目移りする前に、まずお目当ての作家さんのブースを回りました。前売り券の人から優先で早く会場には入れましたが、それもつかの間で、あっという間に通路は対面の人とすれ違うのがやっとになっていました。後に知り合いのベテラン作家さんからは「この人の数はもうコロナ前と同じくらいの体感です・・・」と、会計でできた行列にあたふたと驚いていました。
改めて、デザフェスすごい・・・。
さて、今回お伺いした作家さんは
【ブース西館 F-290,291】
・我流切紙人さん( @garyukirigami )
・金平糖さん( @wagasiwaumaizo )
・craneさん( @turu0706 )
・尚さん( @naoapoco ) の4人一組のブースと、
【ブース南館 H-335】
・ツカナ制作所さん( @tukana_seisaku )
・すみれこ さん( @sumirekosan_) の二人一組のブースです。
我流切紙人さんたちのブースは、主に切り絵から様々な形を編み出し、レジンや水彩でコーティングや、切り折りして半立体にしたものを額装したりアクセサリーにしたりと、実に多彩な技術の作品ばかりでした。
そうです。西館の前半から素晴らしい作品ばかりのため、花藤はテンションもすでに最上級でやや暴走していました。
戦利品(この呼び方って今もされている人いるのかな?)をマイバックにいれ、水分補給して気を持ち直すと、南館へ向かいます。
次は最近よくお話をする機会が増えた、ツカナ制作所さんのブースへ来ました。
ツカナさんのブースでは、まだ学生くらいの初々しい子が真剣に蝶の懐中時計をどれにするか悩んでいて、その真剣さがこちらまで伝わってきました。
私も今回は過去最高の出費になってしまいました・・・(そりゃそうだ)
なんといっても蝶づくし。
それでも回り切れなかったのだから、本当にデザフェスは恐ろしいです。時間と資金が一瞬にして溶けます。両日行ってしまうファンの気持ちが初めてわかりました・・・。
高揚した人たちであふれた会場の熱気をかいくぐりながら、やや後ろ髪を引かれながらもそれほど遅くならない帰宅時間を逆算して、早めに会場を離れました。とても楽しかったです!
そうだ。コロナが起きる前はこんな風にたくさんの人たちが集まるイベントがあったんだと、不思議と感慨深い気持ちになりました。朝から午前は小雨が降り寒さもありましたが、駅に向かうころには笑顔の人たちでめいっぱいの道のりと、雲が明るくなり晴れ間が差していく帰り道となりました。
今季のデザフェスは明日の21日までです。
まだ間に合う方は、是非春のおわりに新しい思い出をいかがでしょうか?
私も明日から気持ち新たに頑張ろう。
それではまた次回の更新でお会いできますように。
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