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ドミニオン社投票機器がポンコツだと証明された


こんにちは、カナダ在住のやまたつです。

今日の動画↓の追記です
https://youtu.be/OgGb7gO3C0I

NH(ニューハンプシャー)州のRockingham郡Windhamという小さな街でドミニオン社製の投票機械の科学監査、ハンドカウントによる再集計が実施されています。
昨日の時点で再集計は完了し、投票機器、又は、投票用紙に問題があることが確定していました。

今日の動画でもお伝えしましたが、実験の結果、投票用紙の折り目をマーク(投票用紙はマークシート形式で塗りつぶす)と誤認識することが発覚しました。
詳しくは動画をご覧ください。


そんなポンコツ機械を使っているわけなのですが、その投票機械についてもう少し詳しくお話しします。
使用されている投票機器はドミニオン社製の“AccuVote-OS”です。
AccuVote-OSは製品名で、ES2000が正式名称です。




(1)AccuVoteOS(ES2000)の簡単な歴史

プロトタイプが開発されたのは1980年前半、カナダ・バンクーバーです。
それが1989年に販売活動が開始されました。


古っ


1990年にMN(ミネソタ)州で使用されたのが初で、現在でも使用されています。
・・・ぼくが生まれる前から使われている。

これがいくつかの会社に売却され、9州の司法長官・司法省を巻き込む独占禁止法の裁判を経て、ドミニオン社に売却されました。


(2) 使用している州

AccuVote-OSは全米11州で使用されています。

NH・MA(マサチューセッツ)・CT(コネチカット)・VT(バーモント)州の全域
MS(ミシシッピ)・IL(イリノイ)州のほぼ全域
OH(オハイオ)・IN(インディアナ)・MO(ミズーリ)・KS(カンザス)・TX(テキサス)州のごく少数の郡


想像していたよりもかなり多くの州で使われていました。
これらの州でもWindhamと同様のエラーが起きている可能性があります。
ただし、AccuVote-OSはタビュレーター(集計機)であり、他のシステムと組み合わせているようなのでまったく同じ状況ではないかもしれません。


参考: Voting Equipment Database – Premier Election Solutions (Diebold) AccuVote OS & AccuVote OSX – Verified Voting


ん?いや、集計機がポンコツならどこも同じことになるのか?



(3) なぜ長期間に渡り、このポンコツ機械が使われていたのか?

動画でもお話ししましたが、このポンコツにお墨付きを与えた連中出てこいって話ですよね。
個人的には2020年の選挙でないと判明しなかったものなのではないかと思っています。

というのも、今回郵送投票が爆増しました。
折り曲げられた投票用紙が大量に集計されることになり、今までなら誤差で済んでいたものが、誤差では片づけることが不可能な量のエラーがでたのではないでしょうか。

加えて敗れた民主党のKristi St Laurent候補が再集計の要求をしていなかったら、今回のエラーは気づかれずに終わっていました。

再集計の要求が運良くされ、しかも大量の郵送投票により折れ目がMAXの投票用紙が大量にあったという条件が重なり、今まで誤差として処理され続けていた問題が浮き彫りになったのではないかと思います。



ふと思ったのが、アルゴリズムの存在を訴えていたMA州の連邦上院議員選挙の共和党候補者だったShiva博士はこれと同じ現象が起きていたのかもしれませんね。



(4)ちなみに

Windhamの検査では同じ投票用紙内の大統領・州知事・連邦上院議員・連邦下院議員・市議会議員・州上院議員・州下院議員すべてで実験をしています。
結果としてKristi St Laurent候補以外では問題は確認されていません。
つまりKristi St Laurent候補がちょうど折り曲げるドンピシャの位置に名前があったということが原因のようです。

また、なぜ共和党議員候補が仲良く300票ずつ減っていたのかと言うと、
州下院議員選挙では最大4人の候補に投票することができます。
共和党からは4人の候補が出馬していましたから、共和党員は4人全員にマークをするわけです。
ところが、投票用紙に折れ目があると、それを投票と認識してしまう。つまり、Kristi St Laurent候補にも投票したことになり、そうなると共和党の4人+Kristi St Laurent候補で合計5人に投票したことになってしまいます。
超過投票になってしまうため、無効票にされていたというのが真実だと思います。


ただ、動画でも紹介しましたが、実験の結果が機械①と機械②で違っていたというのは一体どういうことなのかがまだわかりません。

これに関しては、専門家の3人の意見を待つしかないかなと思います。



とりあえずWindhamの検査ではドミニオン社製の投票機器が怪しいということではなく、ポンコツだということを証明してくれましたね。


ということで今回の話は以上にしたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!!

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