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社会正義マンに従った都市の末路


こんにちは、カナダ在住のやまたつです。

今回はユーチューブだとどうせ広告制限くらうんだろうなというお話をしたいと思います。


アメリカ民主党が推進している犯罪者の権利向上を推し進めるとどうなるのかという、
小学生でもわかるような現実をお伝えします。



(1)Walgreens万引き爆増で大量閉店

CA(カリフォルニア)州サンフランシスコで17軒のWalgreensが閉店に追い込まれました。
Walgreensは大手ドラッグストアです。

原因は様々な要因があるとは思いますが、現在注目を浴びているのは急増する万引き被害です。
他地域に比べ、サンフランシスコでは4倍の被害があるとのことです。
大手チェーンで店舗運営を断念せざるを得ない状態に追い込まれるのはよっぽどだと思います。

ただ万引きするだけでなく、それを目と鼻の先で堂々と露店で転売をしている輩がいるほどです。
これに関してはホームレスの激増も関係しているので、単純な話ではありませんが。

しかし、この緊急事態を招いた原因は社会正義マンたちです。


CA州では2014年に“Proposition 47”が住民投票の結果可決されました。
Propositionは州民から提案される州法です。

$950(10万円)以下の窃盗・車上荒らしや薬物使用は重罪とせず、軽微な罪として取り締まるというものです。

CA州の場合、三振法という規定があります。
三振法とは重罪(投獄1年~死刑)の判決を受けるのが3回目の場合は無条件で投獄25年~終身刑を科せられるというものです。
野球の3ストライクでアウトをなぞらえた法規定です。
それまで窃盗は重罪になっていたわけなので、再犯を繰り返すと終身刑になる恐れがありましたが、この州法成立により、重罪扱いではなくなったため、従来よりも窃盗をして捕まるリスクが減ったわけです。

「10万円以下なら盗み放題!」

という訳ではありませんが、そのような間違ったメッセージを送りかねないものです。

結果、間違ったメッセージを送ることとなったわけです。


先日サンフランシスコで公聴会があり、サンフランシスコ警察が現在の万引きに関するトレンドに言及しました。



「窃盗の再犯率が激増」
「犯行がどんどんと大胆になっている」
「犯罪行為がより暴力的でエスカレートしている」



いや、当たり前でしょと言いたいですよね。
これに加えて、リコール選挙を食らっている超絶無能Newson州知事が大量の重罪有罪犯罪者を早期釈放することを決定しているので、もう目も当てられない惨状になっていきそうですね。


先述しましたが、これはCA州議会議員が暴走して一方的に作った法律ではありません。
住民投票の結果がこれです。


そのくせして地元民からは「グループ全体で利益出てるんだから閉店するな」という訳のわからない署名活動がされています。
あんたらが望んだとおりの世界になっているのに、何を今さら。
じゃあなぜ2014年の選挙の時には大規模な反対活動をしなかったのか?

私企業はボランティアで営業しているとでも思っているのでしょうかね。
地価が高く、人件費も高く、窃盗被害が増えていたら、そりゃ営業したくなくなりますよ。

「まさか、こんなはずでは・・・」

というコメントをTwitterで散見されました。
んー。。。。。。


“犯罪者を優先する社会をつくるとどうなるか”という大規模な社会実験を見せつけてくれているなと思います。
反対票を投じた現地にお住いの方は本当にお気の毒に思います。
そういう方々のためにも、ぼくたちは同じ過ちを犯してはいけないということを肝に銘じなければならないと思います。


(2)Lori Lightfoot IL(イリノイ)州Chicago市長

5月19日(水)警察友愛会のミーティングが開かれました。
そこに参加したシカゴ市の現役・引退警察シカゴ市長への不信任決議満場一致で可決しました。


Lori Lightfoot市長は民主党所属で2019年の選挙で勝利を収めた1期目の市長です。
以前の投稿でご紹介しましたが、就任2年を記念してのインタビューは白人からは受け付けないと発表し物議を醸しているとお伝えしました。


こういうところから分かると思いますが、能力があって当選できたとは思えないです。
本人は黒人でレズビアンを公言しています。

今の左寄りの方々が好みそうなプロフィールです。


そんな市長ですが、昨年のBLM(ブラックライブズマター:黒人の命は大切だ)運動に応える形で警察予算の削減を決定。


その後どうなったかは容易に想像ができると思います。


今週末だけで35人が撃たれ、7人が亡くなりました。
先週末は48人が撃たれ、5人が亡くなりました。


警察予算の削減をするとどうなるかということは何度もお伝えしていますが、
これでも未だに削減を叫んでいる人の思考回路は一生理解できません。

ここまで思考回路に違いがあるからこそ、世界から争いがなくならないのでしょうね。


ということで今回の話は以上にしたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました!!

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