ダイエットを始めようとしている過去の自分へ

ダイエットで摂食障害っぽい経験などをしてやっと落ち着いてきた現在の自分からダイエットを始めようとしている高校生だった過去の自分に伝えたいことがある。

もし当時に戻れるならば睡眠の質の向上、食生活の改善、日常運動量の確保、歩き方の改善に第一に取り組む。

最近基本的なことが出来てないことに気付いて取り組み始めたぞー!二十歳になった現在やっと気付いたぞー!

早く読んで欲しい2冊

なるべく早く読んで欲しい2冊

当時の自分に言いたいことはダイエットを減量の意味ではなく元々の意味である食事で捉えて欲しい。一生この食事続くの?一生この運動続けるの?一生この週間続けるの?クゥ〜早く気付いてくれ高校生の自分よ。

ダイエットを始めて3年近くが経とうとしている現在、残念ながらダイエット開始当初より体脂肪が増えて体重が増えている。まあ筋肉も増えたんだけど。

ダイエットを始めなければ良かったと何度思ったかわからない。リバウンドしたから後悔しているというより食事が楽しくなくなってしまった期間があったから後悔してる。

不登校明け2ヶ月以上ぶりに会ったクラスメイトに痩せたと言われたことがうれしくてダイエットを始める。あの時褒めてくれたクラスメイトを恨む。褒めたら伸びるタイプだった模様。

「ダイエットは明日から」が口癖の君は本当に痩せようと思ったのは人生で初めてではないだろうか。「ダイエットは明日から」とダイエットを先延ばしにする幸せに高校生の君はまだ気付いていない。

約3年のダイエット遍歴と現在を順にまとめる。

①カロリー制限
 ダイエットアプリでカロリー計算をし始める。1日の摂取カロリーの目安1300キロぐらいにするけど段々と摂取カロリーが少ないことに満足し始めて1000キロを取らない日々が続く。この時、神経性やせ症 摂食制限型だったのでは?!と思う。力が入らない、常に眠いと体に不調が出始めても毎日体重が減ることが嬉しい。生理が数ヶ月止まる。

②海外のダイエットサプリに手を出す
 予備校の夏合宿で自分で食事を決められないという試練が訪れる。Twitterで話題のカーボブロッカーを購入し、夏合宿中に摂取。夜にアイスを食べるなど暴走するも体重は増えずに夏合宿は終了。

③脂肪肝になる
 夏合宿が終了し、低カロリー生活に戻るが体調が本当に悪くなり病院で血液検査をする。血液検査の結果内臓脂肪が異常に低くなっていて内臓の専門家の病院で再度検査。脂肪肝初期段階であることが発覚。カーボブロッカーの摂取をやめるように言われ、やめる。一、二週間後の再検査で異常なしになる。

④止まらない食欲
 ダイエット頑張っただけなのになんで病気にならなきゃいけないんだよ!となってやけ食い。止まらない。止められない。食べたくて仕方がない。食べてはいけないと思っている自分と食べてやる!とやけになる自分がいる。食べ終わるとお腹が苦しい。でも連日食べ過ぎてしまう。1週間ぐらいでリバウンドしてしまう。母親に「過食症だと思う」と伝えたら否定された。病院には行かなかったから実際摂食障害だったのかはわからないけどショックだった。母親にそれを伝えるのも自分の中では勇気が必要なことだったし、母親が一番の理解者だと思っていた分、すぐに否定されたのが辛かった。(最近になって母親が摂食障害の本を買っていたことに気付く。)母親に隠れて食事をするようになる。学校に行くフリして駅ビルで食べてわ学校にかなり遅刻して登校(これをやり過ぎて出席日数がピンチになる)。帰りの電車でもコンビニで買ったものを食べる。予備校の前にも食べる。夜中に母親が寝たあとにも食べる。少し食べれる余裕ができた瞬間にはちきれそうになるまで食べる。食べ終わったあとには絶望しか待ってないのがわかってるのに食べる。でも痩せたい。痩せたいのに食べたい。食べたくないのに食べたい。

⑥食べたいものを好きなだけ食べていい
 悩みまくっていたときにYouTubeで見つけた好きなものを好きなだけ食べるダイエット的な動画を見つけ、その先生のところに行く。ああ食べてもいいんだと数日間だけ思えるようになる。

⑦MEC食
 痩せたい衝動に駆られMEC食に切り替える。長く続けられない。

⑧基本糖質制限
 糖質制限+運動でダイエット始めた当初より体脂肪が減り筋肉が増える。(低糖質などではない普通の)デザートも週に2回ぐらいは食べていたから激的に痩せることはなかったけれど自分的にはストレスも少なく結構続いた。

⑨ハワイ留学
 浪人までするも大学受験に失敗しハワイ留学。ストレスからまた過食してしまい自分史上最重量になる。糖質制限、ケトジェニック、プロテイン置き換えダイエット、カロリー制限をするも続かず過食してしまう。生理がまた止まる。

⑩帰国
 春休みに日本に一時帰国することを決めてから無理な運動とカロリー制限で4キロほど痩せゆ。また生理が止まる。そして帰国するも留学前に比べてまだ4キロほど脂肪が増えたままなので友達に会っても太ったと言われる。コロナの影響でハワイにしばらく戻れなくなりダイエットを開始する。食事制限をするも続かずに過食をしてしまう。ダイエットをまた模索する。

現在
 森拓郎大先生の「味覚を変えればやせられる」に出会い、食事に対しての考え方を変える。糖質制限は自分に合っていると思い込んでいたけれどハワイに行った瞬間糖質制限が実際に続けられなかった。極端なダイエットは確かに効果が出るのは早いけど続けられないダイエットは本当に意味がないと気付いた。食べ過ぎてしまうことはあるけど食べ過ぎるときは大体簡単に食べれる食事の時だと気付いた(パン、おかし等)から自分で栄養バランスを考えて自炊するように心がけている。満腹になるまではやっぱり過食症になってからは異常になってしまった気がするから満腹からえる満足感じゃなくて精神的な満足感を得られるように食事することを目指せるようになった。

食事や運動について考えるきっかけになったのは間違いなくこの失敗だらけのダイエット経験のおかげであるから悪いことだけではなかった。でも食後に罪悪感を感じるとか、過食が癖になったりとか、生理が止まったりとかダイエットを始めたことを後悔してしまうハメになったから慎重に行動してほしいと思う。

2020/06/20の自分より

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?