僕と怪談

社会人5年目。仕事が落ち着いてから新たな趣味ができた。
それが怪談である。

僕は元々多趣味であったし、なんなら小学生の頃はオカルトに憑りつかれていた。しかし、中学生になると「幽霊なんて信じるのは子供」という空気もあり、自分の中でオカルトは封印していた。

そして時が経ち、紆余曲折あって今の仕事に就いた。
今の仕事はWEBコンテンツの編集で、昔よりも多くの本を読むようになり、様々な文化活動に興味を持つようになっていた。

その中でも特にのめりこんでいたのが怪談「実話怪談」である。
ここでは実話怪談の魅力と楽しみ方についてまとめていきたい。

実話怪談について

そもそも実話怪談とは、『体験者の存在が担保できる怪談』であり、
都市伝説をはじめとする『体験者がわからない怪談』とは異なる。

例を挙げるならば、「友人のAさんの体験した怖い話」は実話怪談で、
昔から伝わる学校の七不思議のような、体験者がわからないものは実話怪談ではない。

実話怪談の楽しみ方

実話と言っても、怪談は怪談であり、オカルトのコンテンツであることは変わらない。興味が無いよ、という人も多いだろう。ここでは実話怪談の楽しさや楽しみ方を簡単にまとめる。

1:恐怖は誰しもが抱える感情

見えない、感じることができないものへの恐怖は誰しもが抱えている。
怪談は疑似的にその恐怖を体験させ、ダイレクトに感情を揺さぶってくれる。誰しも根底には未知なるものへの恐怖心が存在しているはず。
その感情を思いだすだけでも十分な魅力がある。


2:幽霊の存在に言及しない

「幽霊はいるのか、いないのか」
誰しもが一度は考えたことがあるだろう。

実話怪談を楽しむにあたってはこの考えは分けていただきたい。
実話怪談の本質は幽霊が何かをした、ではなく、「体験者に起こった怪奇体験談」、「得体のしれない何か」に面白さがある。

夏が来ます。怪談を楽しもう。


まもなく、6月になる。天候は不安定だが、少しづつ気温が上がり、
夏の気配を感じる。

夏は怪談にばっちりの季節だ。暑い夜に、部屋を暗くし、
窓を少し開けて夜風を浴びながら怪談を楽しもう。

ちなみに自分は怪奇現象といえるかはわからないが、
前職の営業マン時代に、恐ろしい体験をしたことがあった。

別の機会に整理ができたらいいな…と思う。



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