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「#2000字のドラマ」byデスマッハ

皆さん、こんにちは~!
デスマッハ軍団のデスマッハ隊長です!
今回はいつも書いているデュエマの記事とは違い、「#2000字のドラマ」という作品について書いていきたいと思います!
なぜ、このような作品に応募するのかは単純に面白そうだからです(笑)
全て、無料なので、是非とも暇つぶしにどうぞ~!
追記:プロローグとエピローグの意味を間違えていました(笑)

「プロローグ」

真っ直ぐと続く電車道。
その横を走っていく車達、ひたすら続く変わらない景色。
ここは、特に目立った建物もなく、ただただ道が続いている場所。
そんな、何の変哲もないこの道にどこからともなく、3人の青年たちの歌声が聞こえてくる。
3人の青年たち「バカサバイバー~♪」
歌を聞こえる場所には青年3人が仲良く、歌いながら自転車を漕いでいる。
先頭を走っている青い自転車に乗った、中学生くらいの青年の名は木山ヒロシ。彼はこう見えても18歳で高校3年生である。
彼は恥ずかしげもなく、大声で歌っており、その声に合わせて後ろの2人も歌っているようだ。
ヒロシの横に並走している、カゴの壊れたママチャリに乗っている背の高い坊主頭の青年の名は木山ダイチ。彼は180cmくらいはある高身長の見た目だがヒロシの弟で一応、高校1年生である。(通ってはいないが)
彼も兄に合わせて楽しそうに歌っている。
そして、2人の後を追う、髪が逆立つ青年が佐島コウジ。彼はヒロシと同じ高校3年生だが、少し彼らとは歳が離れて見え、大学生にも見える。
彼はみんなに合わせるというよりは、はもるような歌い方で盛り上げている。
さて、彼らはなぜ歌いながら自転車を漕いでいるのだろうか?
実は彼らは自宅からおよそ14キロ離れている、場所で開催されるカードゲームの大会に参加するために朝早くから自転車で1時間近くかけて、歌いながら、移動していた。
このように、長距離を移動するのは、別に彼らにとって初めてのことではなく、遠くで大会が開催されるときは決まって、3人で歌いながら、移動をしていた。
彼らは、もうじき大学生にもなるにもかかわらず、恥ずかしげもなく、大声で歌いながら、移動していたのだ。
今回はそんな彼らの物語を語っていこう。

「ランプッ!!」

ある日の休日。
3人の青年たちは、近所のゲームセンターに遊びにきていた。
そこは、たくさんのマシンが稼働しており、大音量が店内を包んでいた。
ヒロシとコウジは純粋にメダルゲームを楽しんでいる感じで、できればお金は使いたくないため、器用にメダルを稼いでいるようだった。
一方で、ダイチは本気でメダルゲームをしているようだった。
本気でメダルゲーム?と聞いて、不思議に思った方もいるだろう。
ダイチは学校にも、行かずに毎日、ゲームセンターに通って、メダルゲームを楽しむほどの熱意がある。
今日もその熱意をもって、メダルゲームに取り組んでいたのだ。
さて、今日は土日ともあって、ゲームセンターではメダルガラポンというものが開催されていた。
メダルガラポンとは、ガラポンを回して、出た色に応じて、メダルがもらえるという、通常よりもお得なキャンペーンである。
当然、ダイチもこのガラポンを回すためにすでに5~6回ほど、回していた。
ただし、1回当たり1100円かかるため、およそ、7000円の消費をしていた。
お金がない、ダイチはこの日は既に兄のヒロシから、1万円ほどお金を借りていたのだ。
そんなにお金を借りてでも、ダイチにはメダルゲームをするためにメダルガラポンを回していた。
さて、そんな中で一つの事件が起きるのであった。
夕方が近づき、そろそろ帰ろうと思っていた、ヒロシとコウジだが、ダイチはいまだにメダルゲームに熱中していた。
ダイチは大型のメダルゲームが好きで、メダルの変動が大きいため、ここまで、すでに10回以上メダルガラポンを回していた。
その為、すでに15000円以上のお金をヒロシから借りていたのだった。
そろそろ、帰ろうと思っていたヒロシとコウジの2人はダイチのもとにやってきていた。
すると、ちょうど、メダルを切らしたのか、ダイチはヒロシを見て、こういうのだった。
ダイチ「ヒロシ~、メダルなくなったから、お金貸して~」
それを聞いて、ヒロシは呆れてこう返す。
ヒロシ「いやぁ、お前、お金の借りすぎやぁ。さすがにもうダメやで」
それを聞いて、ダイチの態度が急変する。
ダイチ「はぁ?あと少しで、当たるんやって!いいから早く貸せやッ!!」
会場の空気が変わっていく。
ヒロシ「もう、お前にいくら貸したと思っているねん。もう、貸さんで!」
ダイチ「いいから、貸せや~~ッ!!」
ヒロシ「もう、帰るでぇ、じゃあな」
ダイチ「…~~~ッ!!」
ダイチ「これは何ッッ!!!!」
そう、激怒するダイチはメダルゲームのリーチを示すランプを指差すのであった。
どうやら、あと一つランプが揃えば、ボーナスタイムに入る様子だった。
ダイチの激昂によって、戦慄とするゲームセンターの空気を変えたのは意外な人物だった。
コウジ「ランプッ」
ヒロシ・ダイチ「………?」
当たり前すぎる、その答えを聞いて、あたりに静けさが走る。
ヒロシ・ダイチ「……プッ!アハハ!アハハハハ!!」
ダイチ「はぁ~…もう、いいよ帰ろう!」
ヒロシ「ダイチ、いいのか?」
ダイチ「やっぱり、コウジにはかなわんわぁ!」
そう、言うと2人はコウジと共に3人で帰るのであった。

「エピローグ」

大会が終わり、その帰り道。
3人は芝生が生い茂る、坂道で段ボールを使って、そり遊びをしていた。
ヒロシ「いやぁ、今日も負けたなぁ(笑)」
コウジ「むしろ、これがメインやろ~」
ダイチ「ひゃっほ~~!!」
3人は大会に負けても、めげることなくそり遊びを楽しんでいた。
3人の姿はまるで、無邪気に遊ぶ幼稚園児のようで、その若々しさは老いることを知らず、いつまでもとどまることはないだろう。

終わりに

今回は3人の若者のストーリーということで、「2000字のドラマ」を描いて見ましたが、いかがだったでしょうか?
僕としては、2000字ではぜんぜん、表せないなぁと思いました(笑)
その証拠に結構、背景描写や状況説明に字数を使ってしまい、肝心のストーリーが少ない気がします(笑)
下手くそな文章でしたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
また、機会があれば書こうと思います。
それでは~~!

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