”斜陽”アウトプット

人間失格の映画をきっかけに太宰治の「斜陽」を読んだ。正直自分の力では理解が及ばなかったが解説をみて理解した内容をアウトプット用に記録しておく。

斜陽とは、夕日の斜めに指す光のことをいう。

夕日が出ている時間は、影が光を強調し、光が影を強調している。

斜陽にでてくる4人の人物はみな光のなかに強い影、影のなかに強い光をもっている。破滅の感情を抱えながら「恋と革命のため」強くいきるかず子はその一人である。かず子のいう革命とはなにか。それは人間が~しなければならないという義務から解放された心の底から生まれ変わりたいと思うことである。かず子の場合は革命を恋という形で成就した。相手には奥さんと子供がいるから、そんな理由には縛られず、好きな人の子供をつくりたいという心の底から思う感情によって動き成功させた。

我々も心の底から自然とわき出てやりたいと何か行動を起こすことは少ないのではないのだろうか。何かやりたいといいつつどこか周りの目線や道徳、義務に縛られやっていることはないだろうか。心の底からやりたいことができればどこか人間として生まれ変わりより真のにんげんに近づける気がした。



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