まちこ
"人類の脳はあんぽんたんにできている” この本の第1章のタイトルである。あんぽんたんなんて単語久しぶりに聞いたなんて自分を含め誰もが思うと思う。しかし、この本を読めば人類がいかに”あんぽんたん"なのかがよくわかる。 なぜ人類が”あんぽんたん”なのか、それは根幹には共通した原因がある。 それは「思い込み」だ。 こう言っている(自分)またはこの文を見ている人(あなた)も人類という存在をどこか自分とは無関係なものとしてとらえていて、自分はその”あんぽんたん”ではないと思って
人間失格の映画をきっかけに太宰治の「斜陽」を読んだ。正直自分の力では理解が及ばなかったが解説をみて理解した内容をアウトプット用に記録しておく。 斜陽とは、夕日の斜めに指す光のことをいう。 夕日が出ている時間は、影が光を強調し、光が影を強調している。 斜陽にでてくる4人の人物はみな光のなかに強い影、影のなかに強い光をもっている。破滅の感情を抱えながら「恋と革命のため」強くいきるかず子はその一人である。かず子のいう革命とはなにか。それは人間が~しなければならないという義務か