教育実習に行ってきました

こんにちは!みかんというものです。先日教育実習に行ってきました。どちらかというと自分はとろいタイプの人間で実習に行く前の大学での模擬授業は散々な結果で終わってしまい自信を無くしていました。ですが、実習ではなんとか授業をこなし、楽しくクラスで実習を行うことが出来ました!
世の中で教育実習に行く人なんてだいぶ限られているので需要はあるのかは分かりませんが、見てくれる人がいてくれると嬉しいです。
その中でも読者の中で今後教育実習に行かれる人がもしいてくださった時のために流れや内容など参考になるような内容にしていきたいと思います!!(≧▽≦)

私は中学校の先生を目指しており、母校の公立中学校で3週間実習を行いました。担当科目は英語で3年生を見ることになりました。(授業の回数は15回でした)正直なところ3年生は1、2年に比べて学校にも慣れて荒れているのではないだろうか、そんな心配があったのですが、クラスのみんなは優しく接してくれてめちゃくちゃ助かりました。今となっては3年生の担当クラスでよかったなという気持ちです。

1週目 授業見学と初授業

1週間目は学校、先生の方針によって異なりますが授業見学となります。主に担当教諭、自分が教える教科の先生の授業を見学します。
自分の学校の場合、教科に関わらず許可を取れば、自由に見てみたい先生の授業を見に行くことが出来たので英語以外にも数学や社会の授業を見学しました。教科は違っても先生の授業の方法や生徒との接し方をいつもとは違う視点で見ることができたことがよかったです!
また、担当教諭の授業をしっかり観察することは一番この時期は大事なことだと思います。担当教諭に代わって今後自分が授業をすることになるので、
特に注目するべきポイントは生徒への指示と板書だと私は考えます。
特に英語という教科は指示を英語で行う機会が多く、実際に自分が教壇に立つとどんな指示をすればいいのか迷うことが何度もあったのでそこを確認することは大事なことだと感じました!また、板書もあまり自我を出しすぎてしまうと、今までのスタイルから外れてしまい、生徒の混乱の元となるのでそこも確認したほうがいいと個人的に思います!(^▽^)/

教育実習に行く前はこんな授業をしたいと前もって計画している人もいるかもしれませんが、実際のところ教育現場に合わせないと生徒は混乱し、ついてきてくれなくなってしまうかもしれません。自分のやりたい授業と現場のバランスを上手くとりましょう!

そして授業よりも何より大事なことは生徒とコミュニケーションをとることです。実習の初日ぐらいに校長先生にお話を伺う機会があったのですが、ある言葉が印象的でした。それは「生徒との信頼関係を築かないと、どれだけいい授業をしても生徒はついてきてくれない」これは僕にとって金言でした。

その言葉を聞いてからクラス全員とコミュニケーションをとることを意識して、積極的に声を掛けました。また、最初に声をかけてくれた生徒に「自分の柔道部の見学に来てくださいよ」と言ってくれたので今まで全く興味がなかった柔道部の見学に行ったりしました(笑)また、元々、僕はサッカー部だったのでサッカー部に顔を出したり、体育祭もあったので放課後にクラスの応援旗づくりを手伝ったりしました。このようにして序盤から中々攻めていきました(笑)でも、序盤から信頼関係を作ることで生徒に安心感をもたらすことができるし、話していて楽しいのでそのような行動を起こして本当に良かったなと思います。


2週目

体育祭も今週の土曜日ということもあり、生徒も体育祭練習に力が入ります。私もダンスの練習には参加をして無理やり踊っていました(笑)
もちろん昼休みも一緒に遊んでほぼ友達感覚で仲良くなっていた気がします(ちょっとまずかったと今は反省)
しかし、僕はこれを機にやらかしてしまいます。
休み時間後そのあと授業なのにもも関わらずギリギリで授業準備をすることになってしまったのです。
実は授業で三台の端末を使って授業を行っており、Wifiも校舎は弱い場所で準備が不可欠だったにも関わらず生徒と吞気に遊んでしまいました。
結果として上手く端末を操ることができず、5~10分ほど授業の時間を失ってしまいました。これは完全なやらかしです。
英語の授業では最近ではパワーポイントを使ったり、デジタル教科書を駆使したりとICTの技術の必要性が上がってきています。
事前準備を怠らない、このことは忘れてはいけないと深く反省しました。
2週目は平均して一日平均2回ほど授業を行いました。ICTはとにかくトラブルが起きやすく、何度か失敗をしてしまいましたが、精錬授業前にICTの使い方を見直す機会となりました。

また、更に教育実習として考えさせられる出来事がありました。
クラスの体育委員の生徒がいつもふざけているお調子者の生徒を注意して軽く殴ってしまったのです。その殴られた生徒は私に「やり返してもいいですよね、やり返すのが僕の家の教えなので」と言ってきました。私は「難しい問題だね」と返し、暫く考えた後「でも、やり返してしまったらあの子の同じレベルになってしまうよ、それでもやり返したいのならやり返せばいいと思う、自己責任でね、だけど少しでも自分に少しでも悪いところあったと感じるなら絶対してはいけないと思うよ。殴られたのは本当にかわいそうだけど」と答えを返しました。これが正解だったのかいまだにわかりません。殴られた生徒の気持ち、きちんと責任を持って仕事を全うしていた生徒の思い、どちらをとるというわけにもいかず難しい問題でした。
相談してくれた生徒はだんまりするのみでその後コミュニケーションをとるのが難しくなってしまいました。少し後悔の気持ちが残り、どうすればよかったのかかなり悩みました。ですが、実習中にこういった生徒の気持ちを学べたことは良かったと思います。

体育祭

体育祭は教師目線から見ても本当に感動的なイベントだと思いました。練習の成果を発揮する生徒の様子を見てとてもかっこいいなと本当に感じました。
私のクラスは運動神経の高い子が多く、クラス別では準優勝という結果で終わりました。優勝できなかったことで悲しい気持ちになっていないかなと少し心配になりましたが、みんな存分に楽しんでみんなが笑顔で体育祭を終えることができたのでの僕自身も幸せな気持ちになれました。(*´ω`)






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