Photo by carobook E式 (短歌) 3 Chloe 2023年9月19日 12:45 広大な白のシーツの中央に置かれていました 頭髪を濡らして全方位 淡い品々に囲まれて(だれもいませんかだれかだれか)途絶えつつ聞こえるリフの繰り返し あかるいほうにあのひとがいる湯冷ましに浮かぶ二日月 腕が二本もあってまとまりませんはばたきの一瞬ごとに忘れ果て蝶々それはまったくの楽天家「黄昏は鬱になるってともだちもそういってたし」放縦な嘆き透明な甲殻類の吐く泡が成層圏でいくつもこわれるきれぎれに星の生まれる昏い丘 野蛮なたましいを赦し給え ダウンロード copy #短歌 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート