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第23回 デートで使える個人的おすすめのお店(千葉県&神奈川県編)

第21・22回では、山手線沿線の街から、おすすめのお店をご紹介してきました。そのあたりであれば出やすい方も多いでしょうし、お店の選択肢も豊富。ただ、東京都に住んでいるからと言って、千葉や神奈川の女の子とマッチしないわけではありません。そして、わざわざ都内に出て来いというのも、お金のない女子に対して申し訳ない。というわけで、ときどき山手線から離れたところに行くこともあります。

この第23回では、千葉県と神奈川県、あとおまけでギリギリ東京都(次の駅から神奈川県に入る)を取り上げます。

地図

イメージない方もいると思いますので、地図を載せました。あまりに広いので、細かくなってすみません。ちょうど中央にあるのが東京駅。その下の方、海に突き出しているのが羽田空港。地方から東京に来られる方は、このふたつを軸に考えてください。

LCCで成田空港に着くと、この地図の一番右端、かなり遠いところが玄関になります。ただし、ここから電車(京成線)に乗ると、山手線への乗り換え駅がちょうど、第22回で触れた日暮里ですので、活動拠点としては悪くないかもしれません。日暮里は、京成沿線あるいは常磐線方面に住んでいる人には便利な駅ですから、けっこう使えるんです、実は。

中央より少し左の赤枠に囲まれたのが、第21回で取り上げた渋谷、恵比寿、五反田。その上の枠は新宿、更に上が池袋、そして右に移って日暮里。これら3つの緑の枠が第22回のテーマでした。今回はオレンジの枠の3か所、成田空港から都内に出る途中にある船橋、地図の左下にある横浜、横浜と東京を結ぶ中間にある蒲田(羽田空港から京急線に乗ると通るので、地方の方もご存知でしょうか。すぐ先は神奈川になりますが、ここまで東京都大田区です)のおすすめのお店をご紹介します。


船橋でおすすめのお店

さすがに、千葉駅あたりまで行くと、こっちも帰りが辛いんですよ。というわけで、千葉県にお住まいの方とは、中間地点として船橋で会うことが多いです。都心に比べて、ホテルも空いていて、そこそこリーズナブル。部屋の広さは圧倒的です。千葉のホテルって、車社会なので、幹線道路沿いにあることが一般的なんですが、船橋は駅近に数軒あって助かります。


◆ メゾン・バスカ

https://tabelog.com/chiba/A1202/A120201/12032960/

いわゆるスペインバルで、手軽に使えるお店です。都心の繁華街ほどのおしゃれさはなく、地元の人が楽しんでいるような感じですが、これまで一度も満席で断られることなく(決して、ガラガラではない)、ちょっとつまみたいときから、しっかり食べたいときまで幅広く対応してくれるので助かります。

JRと京成の駅(ちょっと離れている)どちらからも歩いて5分ほど。そして、お目当てのホテルがすぐ斜め前にある(たしか、この道沿いに3軒)という好立地。

スペインですからワインはもちろん、ビールもいろいろあっておもしろいです。食べ物も、どれを注文しても外れだったことはありません。

日曜定休のため、休日にデートする場合はご注意ください。


横浜でおすすめのお店

今度は東京を挟んだ反対側、神奈川県の中心駅である横浜駅に行きましょう。

前提として、横浜駅最寄りのホテル街は西口を出て繁華街を抜けた鶴屋町にありますので、その方角を目指し、西口界隈でお店を選ぶのが王道です。もっとも、何も考えなくても、チェーンの居酒屋や、ちょっとしたダイニングバーのようなお店はたくさん集まっているところですから、特に心配はありません。

どういうわけか、ぼくが気に入っているお店は、いつの間にか消えてなくなってしまうことが多く、横浜とは相性が悪いのかな、と思わないでもありません。そんな中、比較的長く続いているお店をふたつほど。


◆ THE RIGOLETTO OCEAN CLUB

https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140101/14030924/

結局ね、みんな知ってるリゴレットなんですよ。ただ、このお店のいいところは、川に面した雰囲気と、魚介中心のメニュー構成。都内のほかのお店より、女の子ウケはいいと思います(中目黒のモロッコ風も悪くないけど)。

お互いワインを飲める人だったら、楽しくついつい飲み過ぎることでしょう。お酒が苦手でも心配ありません。ソフトドリンクや、見た目にも楽しいカクテル類がちゃんとあります。ランチ利用でもいけます。何と言っても、安めの値段設定がお財布に優しいところが高評価。

難点は、とにかく広く、やや詰め込み気味の座席配置のため、うるさいこと。平日の夜は、サラリーマンのグループなんかも混じって、特にガヤガヤします。そして、席数多いわりに取りにくい予約。ネット予約は、かなり早期にするか、変な時間帯じゃないと、まともにできません。ネットと電話それぞれで枠を設定しているらしいので、電話すると意外に席が出てきたりするのもまたわかりにくい点。


◆ 東天閣 横浜西口店

https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140101/14008687/

横浜駅周辺には、もっと高評価の焼肉店がいくつもあります。が、ぼくはここがいいと思っていて、理由はふたつ。混み過ぎていなくて入りやすいことと、ホテル街のすぐ近くであること。横浜駅から近いお店に入ってしまうと、その一角に辿り着くまでに大通りを渡らなきゃいけないし、ちょっと時間かかって醒めるんですよね。その点、このお店はひとつ奥の道に入るだけですので、便利です。

値段設定はやや高めながら、安い部位の肉でもおいしく食べられますし、ドリンクも悪くない。周辺のチェーンの焼肉屋(学生時代はよくお世話になった安安などの激安系を含む)より支出は多くなりますが、満足度は高めです。店員さんの感じもよくて、余計なストレスを感じるところなし。各テーブルの間が広めで、いかがわしい話をしても、周囲の人に聞かれる心配がないのも、助かるポイントでしょう。


蒲田でおすすめのお店

「千葉県&神奈川県編」で、なんで東京都の蒲田なんだよ、とお怒りの大田区民の皆様、ここはおまけの番外編と思って流してください。

品川から横浜方面に向かう京浜東北線沿線では、ここ蒲田と、川を越えて神奈川県に入った川崎が、二大「いかがわしい街」として知られていまして、過去には某サイトの記事広告制作のため、メンズエステの取材で両方とも行ったことがあります。お姉さんが接客してくれる飲み屋から、大人の男性向けのお店、もちろんホテルも、いろいろな選択肢が用意されている街ですが、川崎はちょっと広すぎて、なかなかコースの組み立てが難しいので、蒲田を選ぶことが多いです。横浜市に住んでいて、都内に通勤・通学しているという方に蒲田を打診すると、「通るけど、降りたことない」と言われます。定期券の範囲内で途中下車というところに興味を持っていただけると、確定しやすいですね。

なお、蒲田のホテル街(と言っても、それぞれ片手で数えるほどしかない)は、JRの西口を出てまっすぐ進んだ先と、東口から京急蒲田駅に向かう途中を逸れた川沿いという、全く逆方向の2か所です。どちらに向かうつもりかで、お店選びは変わります。ぼくは基本的に西口派。


◆ AMIGO 剛

https://tabelog.com/tokyo/A1315/A131503/13152297/

店名だけでは、何のお店かわかりませんね。タイ料理です。タイのかけらもない名前ですが、タイ人のお母さんが作る本格的タイ料理を楽しめます。ちなみに、第20回で女の子とのLINEのやり取りをご紹介しましたが、そのときに行ったのが、こちらのお店です。

蒲田駅西口を出て、左手の東急線沿いの細い路地。バーボンロードという名前がついた通りですが、アメリカンな感じではなく、単なる飲み屋街です。しばらく進むと右手に登場。場所はほどほどにわかりやすいと思います。

料理はけっこう辛めの本格的なタイ料理。たぶん、苦手だったらお願いすれば辛くなくしてくれるんでしょうが、大汗かきながら食べるのが好きなので、頼んだことありません(そのあと、ホテルのシャワーでさっぱりすればいいですしね)。ここは、タイのビールと一緒に楽しみたいところ。ドリンクの品揃えは、至って普通のタイ料理店です。これといって特徴的なものはなかったような。

ホテルに行くには、駅に戻るのとは違う道を進んで、大通りを越える必要があります。普通に歩けば5分くらいと思いますが、酔っぱらった勢いでうまく誘導するのは、ちょっと難しいかもしれません。


◆ なっぱSUN

https://tabelog.com/tokyo/A1315/A131503/13114767/

五反田のところでご紹介した「なっぱごちそう」と同じ経営。AMIGO剛よりも駅から離れたところにあります。バーボンロードではなく、その手前のアーケードに入り、ひたすら歩いてアーケードが終わり、ただの道になったあたり。このアーケード、古びていてゆるい昭和の雰囲気を醸し出しつつ、自転車で爆走するおばちゃんに轢かれそうになったり、全く油断できません。

さて、こちらのお店も女子ウケのいい居酒屋といった趣で楽しめます。個室ではないんですが、カーテンで仕切られていたり、壁に向かったふたり用のカウンターだったり、隣のお客さんとの距離感は相当ある造り。気になるソーシャルディスタンスもバッチリであります。念のため、予約はしておきましょう。いつもわりと混んでいます。

雰囲気代として、値段はちょっと高め。と言っても、高級店ではありませんから、気楽なものです。ぼくはここでキールロワイヤルを頼むと、必ずキールが運ばれてくるという呪いにかかり、未だに抜け出せません。それ以外は、とてもいいお店です。

蒲田駅から歩くと10分くらいかかるでしょうか。ホテルへの最短経路は、やはり大きな通りを越える必要があって、有無を言わさず連れ込む近さではないのが惜しいところ。こと蒲田に限っては、ホテルに行くのを前提として予め合意した上で、まずはごはんに行くのがいいかもしれません。


以上、東京と周辺地域のおすすめのお店をご紹介してきました。ほかにもご紹介したい地域やお店はあったのですが、このnoteの趣旨から外れるかな、と思って泣く泣く諦めました。よければ、皆さんのおすすめも教えてください。

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