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【体験談035】同年代 マツコさん

こんにちは。とおるです。

今回は出会い系サイトを使い始めて比較的初期の頃に知り合ったマツコさんのお話です。
相変わらず新規が捕まらない&進展しないので、蔵出し中の蔵出しになります。

というか、名前からして出オチ感満載ですが、そこはグッとこらえてください笑。

それではどうぞ。

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導入部にも書いたとおりマツコさんと出会ったのは出会い系を始めて少し経ったころで、女性とのやりとりも何となく慣れてきたかなという感じではありまして。

というかマツコさん、深夜にログインして掲示板で「今から飲める人ー!」みたいなノリだったので、同年代にしてはフットワークが軽いというか。

独身(バツイチ)なのもあるかもしれませんけどね。

[マツコ] ・・・じゃあうちに来てくれる?
[とおる] え、いきなり?笑
[マツコ] 嫌ならいいけど笑
[とおる] ・・・いいんだけど、大丈夫なの?いきなりで。
[マツコ] いいよ。
[とおる] ・・・わかった。じゃあ・・・

というか現在、朝の6時です・・・

いきなり「家に来い」はそれまで1度あるのですが、さすがに男性と言えども知り合って早々これでは何があるか分からず怖いです。後ろに怖いお兄さんがいないとも限らないですし。

色々考えた結果、さすがに家に突撃はやめて、家の近くのコンビニで待ち合わせることで決着しました。

[とおる] 着いたよ!
[マツコ] わかった!今から出る!

現れたマツコさんは・・・



















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はい。お察しの通りです。

あっもうお帰りですか?パンツ履き忘れてますよ?笑

・・・まあ、ここまでひどくはないにしても、体型も顔もミニチュアマツコといっていいぐらいな感じでして。

お世辞にも美人ではありません、というよりはっきり言ってデブスです。

これでいきなり「家に来い」の合点がいきました。
そもそもこんなんじゃ襲いようが無いよね・・・?ってことなのでしょう。

まあ、彼女はオールで飲んだヘロヘロの状態らしく、どこか待ち合わせ場所へ行くというのも大変ってことで待ち合わせが家(の近所)になったわけですけども。

[とおる] 飲んでる?
[マツコ] ・・・いや。午前3時からは飲んでないよ笑
[とおる] 眠たいでしょ笑
[マツコ] まあね笑。でもごめんねここまで来てもらって。
[とおる] いいんだけど、どうする?これから。

とりあえず会うだけ会ってノープランだったので車を適当に流しながら車中で考えることに。

[マツコ] あー・・・私行きたいところあるんだよね。
[とおる] え、それどこ?
[マツコ] えっとねー・・・
[マツコ] ラブホテル。
[とおる] え?( ゚Д゚)
[マツコ] 温泉付きのね。
[とおる] お、おう・・・
[マツコ] 温泉入りたいんだけど、やってないでしょこんな時間だと。
[とおる] ま、まあね・・・

いきなりのホテルオファー。

まあ、マツコさん曰く、

[マツコ] あ、勘違いしないで。温泉入りたいだけで、ヤリたいわけじゃないから笑
[とおる] お、おう・・・

「マツコやぞ?誰がヤルかっつーの」というツッコミはともかく、そういうことなら・・・という事で同意のうえでホテルに向かいます。

ちなみにそこまで車で1時間半ぐらいかかりますかねえ。

[マツコ] そこ、前付き合ってた彼氏と良く行ってて、良かったんだよね。
[とおる] ほう。
[マツコ] とおるさんも気にいると思うよ。
[とおる] お、おう・・・

こんな感じで車中は色々と身の上話になったのですが。

・バツイチ独身
・子供はいない
・コールセンター勤務
誕生日が一緒

なんと僕と誕生日が一緒・・・です。
実は僕、とある俳優さんと誕生日が一緒で、その話をネタにしたのですけど

[マツコ] あれ?私も同じ(笑)

ということで、車中はそれなりに盛り上がりました。

[とおる] じゃあちょうど1年違いか。
[マツコ] うん、そうなるね笑
[とおる] 偶然にしては出来すぎてない?笑
[マツコ] うん笑

マツコさんは自分の生年月日のちょうど1年前(つまり1つ上)。
普通に出会ったとしても同じ誕生日の人に会う確率はおよそ1/365なわけでして、出会い系を始めて早々にそういう人と会うのは運命というかなんというか。

そんな話をしながらホテル・・・いや温泉に向かいます。

[マツコ] ここよ!
[とおる] へえ・・・
[マツコ] 怪しいでしょ?笑
[とおる] うん。(ていうかボロい・・・)

さっそくお目当ての温泉に入ります。

[マツコ] あれ?お湯が出ない・・・
[とおる] ( ゚Д゚)
[マツコ] フロントに電話してくる・・・
[とおる] ・・・
[マツコ] 今栓止めてるらしくてあと15分後ぐらいに出るって!
[とおる] あっそう・・・

一旦裸になろうとしたもののこんな感じで腰砕け。
いろんな意味でテンションが一気に下がります。
さてどうなるのでしょうか・・・

[マツコ] 出たよ!
[とおる] おう・・・
[マツコ] じゃあ私入るね!見ないでね!
[とおる] (誰が見るかよ・・・)

とはいえせっかくきたホテル・・・じゃなくて温泉。
入らないと損です。
僕も裸になって入ります。

[マツコ] キャァ!ダメよ!
[とおる] ( ゚Д゚)
[マツコ] 私が上がるまで待って!
[とおる] いいじゃねえかもう・・・笑
[マツコ] イヤ!

画像2

こんな感じでマツコに「嫌よ!イヤイヤ!」って言われたら、怒りしか湧きませんよね?笑

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[とおる] ・・・ふぅ・・・
[マツコ] ・・・
[とおる] ・・・そんなつもりじゃなかった?
[マツコ] ・・・うん。。。

とおる、一世一代の不覚。

気づけば、ベッドで果ててました。

[とおる] そっか・・・
[マツコ] ・・・ていうかどうせヤルんならイカせてよ笑
[とおる] そこまで言う・・・

いやもう途中から訳がわかんなくなってですね。
気が付けば、昭和感満載のホテルのベッドで腰を振ってるわけですよ。

で、途中から「何で俺コイツ抱いてるんだろう・・・」になりまして。

もうここまで来たらフィニッシュしか考えてないから、マツコがイケるかどうかなんて二の次ですよねそりゃ。

[とおる] ・・・じゃ、帰るか・・・
[マツコ] うん笑

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で、結局ですね。

マツコさんとは、付き合うというか、セフレというか、そんな感じでしばらくお付き合い?してまして。

見た目はともかく、年も同じぐらいだし、気も利くし、仕事終わって家に寄ってお酒飲みながらしばらくダベってたりするのが、学生時代の延長みたいな感じで凄く楽しくてですね。

まあそれなりに心地よく過ごさせて頂いたのですが。

[マツコ] ねえ。とおるちゃん。
[とおる] なに?
[マツコ] うん。もう、やめようと思う。
[とおる] え、何を?
[マツコ] とおるちゃんと会うの。
[とおる] どうしたの?
[マツコ] 色々考えたんだけど・・・
[マツコ] このままこの関係を続けても、先は無いし・・・
[マツコ] 私ももう若くないし笑
[とおる] ・・・
[マツコ] そんなこんなで、悪いんだけど。
[とおる] 誕生日プレゼント。
[マツコ] そうだね。
[とおる] 交換しようって言ったじゃん。
[マツコ] うん。
[とおる] どうすんの?
[マツコ] もういい笑
[とおる] わかった。

誕生日が一緒ということで、次の誕生日にお互いに欲しいものを交換しようということになってたんですよね。
それも、叶わぬ夢になってしまいました。

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マツコさんですが、1ヶ月ぐらい後にサイトで復活してまして、また同じノリで相手を探していたようでした。

その後も何度か定期的に目にしましたが、最近はパッタリと見かけなくなりまして。

もうだれか良い人を見つけて落ち着いたのかなあ。
ちょうど今ぐらいの季節になると、ふと思い出します。

現場からは以上です。

50代のおっさんが出会い系サイトで色々ヤっちゃうアカウントです。体験談としてお楽しみください。なお、体験談の中身はストーリーに支障のない範囲でフェイクが入っています。