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【セフレ日記003】ドアの向こうに

こんにちは。とおるです。

セフレ日記を書き始めたものの放置プレイにしてました(汗

なのに、いきなりの重大発表です。

実は、セフレさんの1人とお別れしました。


3人のうち誰かはここでは言いません。
とりあえずセフレAさんとしましょうか。

Aさんとは本当に色々ありすぎて、色々あったが故に自分から別れを告げたのですけど、イマイチすっきりしないというか。

自分から別れる時って、だいたい何らかの決定打があってそう至るわけですけど、何度か身体の関係になった後っていうのはそれなりに情が湧いているということもあり、余程の決定打でないと「自分からはっきり別れを告げる」ってことはしないと思うんです。

どっちかというと「フェードアウトする」っていうソフトランディング方式に持ち込むことが多いでしょうか。

そもそも身体の関係ありきですからそのメリットを自分からは捨てがたいと思うのが男の普通でして、ここは男の狡さが思いっきり出てしまってる部分でもありますね。こういう関係ですから変に事を荒立ててトラブルになっても困りますし、って側面もありますけど。

女性側の事情は知りませんけどね。
機会があれば聞いてみたいですけどね笑

で、今回はですね。
別れを決意した原因というか決定打というのが

いわゆる「束縛」というやつです。

自分は束縛されるのはどちらかというと嫌いなタイプで、とはいえもう年齢も年齢ですし、その辺をコントロールというか、簡単にあしらうぐらいは余裕があるかなと思ってはいたんですが。

不倫してる奴が何言ってんだって感じですけどね笑

[A] 今日は何してるの?
[とおる] ちょっと○○に出かけようかと思ってる。
[A] 誰と?
[とおる] そりゃ嫁とだけど。
[A] ふーん。
[とおる] 何?
[A] 私とは出かけてくれないんだ。
[とおる] ・・・

まあ、一事が万事こんな感じでして、さすがにこれを繰り返されると、自分も耐えきれなくなって・・・ですね。

[とおる] あのさ。
[A] なに?
[とおる] 俺もさ、家庭あるでしょ。それは分かってるじゃん?
[A] うん。
[とおる] だからこういう関係、続けたかったら、そういうところは考えて貰えないと、もう一緒には居れないし、関係も続けられない。
[A] ・・・
[とおる] だから・・・
[A] ・・・じゃあ私に我慢しろっていうの?
[とおる] ・・・まあ、そうなるね。
[A] 彼女らしく~に行きたい、とか言ったらダメなの?
[とおる] そうじゃなくてさ。時と場合を考えろって事。
[A] そんなこと言われたって!

なんだかお昼のメロドラマで出てきそうな展開ですね。
それが自分の目の前で起こってる(というか起こしてる)というのは意外に胸アツだったりします。

自分に酔ってしまいそうです。

[とおる] ・・・というか、こういう状況ってお互いのために良くないよね。
[A] ・・・
[とおる] Aと付き合っていくのが最近辛く感じる。
[A] ・・・
[とおる] だってAも楽しくないでしょ。
[A] ・・・うん。でもとおるちゃんの事が好きだから・・・
[とおる] 俺、これ以上干渉されるのはちょっと耐えられない。ごめん。もう止めよう。

・・・と、LINEを打ち切り、ブロックしたわけです。

自分にしては思い切った別れ方だと思いますが。


Aさんとの関係はそれなりに続いていたこともあり、色々と個人情報も与えてしまってます。名前はもちろん、自宅も、職場も、ほとんどですが知っています。

でもこういう別れ方をしても、彼女は追ってこないはず、という確信めいたものはあってですね。

もしかしたら手紙ぐらいは入ってくるかも・・・とは思ってたのですが、


やっぱり入ってました(汗


[A] とおるちゃん。いきなりLINEブロック、悲しかった。とおるちゃんに嫌われちゃったね。ごめんね。もうこれで最後にする。ありがとう。

みたいな手紙が後日自宅ポストに入ってたわけです。
嫁に見つからなくて良かった。

いやマジで。

LINEをブロック、は連絡手段を消すということなので彼女もその意味をよく分かっているとは思うのですが、どうしても言いたいことがあったのでしょう。

だからこそ手紙に託したのでしょうけど・・・

とはいえ僕も別れを後悔もしてないわけじゃなかったです。
しばらくは上の空でした。

なんだかなあ。
そんなことを口癖のように言ってたのではないでしょうか。


そこから1週間ぐらい経った休日。

Aさんの事もようやく心の中で整理できつつあったこともあり、我ながら鬼畜なのですが、とりあえず溜まってるしなってことで、セフレBさんに連絡を取ったんですよね。

[とおる] ねえ、急なんだけど、今日会える?
[B] うん、いいよ(ハート)
[とおる] ありがとう。じゃあいつものところで。
[B] うん。後でね。

ということで、セフレBさんと・・・です。
いそいそと準備して、さあ出かけようと

ドアを開けると、

そこにはなんとセフレAさんが(汗


いやなんでそこに、このタイミングでいるんだよ(汗

[とおる] ちょ、ちょっと。自宅はダメだよ・・・(小声)
[A] ごめん・・・
[とおる] ちょっと、とりあえず○○○に行って。車で拾うから。
[A] いい。帰るから。顔見たくなっただけ。
[とおる] いや、ちょっと、マジでやめて。言うこと聞いて。
[A] ごめん・・・
[とおる] 車で拾うから。わかった?
[A] うん・・・

とりあえずせっかくアポを取ったセフレBさんに断りの連絡をいれなきゃいけませんよね・・・

[とおる] ご、ごめん。急用が出来ちゃって。
[B] えー。。。。
[とおる] ごめんね。また、連絡します。・・・
[B] ひどーい!
[とおる] ごめん。ちょっと、嫁絡みなんだ。ごめんね。ホントに。
[B] ・・・わかった。

まあ、嫁絡みなのはある意味嘘じゃ無いですけど、さすがにちょっと心が痛みます。

とりあえず、指示したところに向かうとAさんが待ってたので、拾うことにします。

[とおる] ・・・乗って。
[A] うん。
[とおる] ・・・どうしたの。
[A] だってとおるちゃん急にブロックしたから・・・
[とおる] そうだけどさ。

とりあえず、自宅近くと言うこともあり、人気の無いところに向かって話をすることにします。

[とおる] ・・・どういうつもりなんだよ。自宅まで来て。
[A] だって。
[とおる] 約束したでしょ。そこは守るって。
[A] うん、、でも。とおるちゃんにどうしても会って言いたいことがあって。
[とおる] ・・・何よ。
[A] とおるちゃんにブロックされて、会話できなくなって、ずっと既読の付かないLINEに長々と書いてたんだけど・・・
[とおる] ・・・
[A] 私ね。

なんか後ろにナイフとか隠し持ってそうな展開です。

[A] 気づいたの。
[とおる] ・・・何を?
[A] 離れてみて分かったの。やっぱりとおるちゃんの事が好きだって。
[とおる] ・・・で?
[A] うん。だから。
[とおる] だから?
[A] もう邪魔しないから、、、、
[とおる] ・・・から?

・・・どうやら復縁のお願いらしいです。

まあそうだろうとは思っていましたが、

[とおる] ・・・でもなあ。
[A] ・・・
[とおる] 結局、Aは同じ事、ずっと繰り返すじゃない?
[A] ・・・もうしないから。
[とおる] ・・・本当に?
[A] (うなずく)

・・・やっぱこうなるかあ・・・


ということで、別れて1週間とちょっとで復縁です。

ちなみにその流れのままAさんとホテルへ行きました。
いわゆる仲直りセックスってやつです。はい。アホですね。

しかし、別れから復縁までの流れが強烈すぎて、なかなかこれを超える経験はこれからも無いと思われ・・・いや歳を考えたらもう最後にして欲しいです。はい。

50代のおっさんが出会い系サイトで色々ヤっちゃうアカウントです。体験談としてお楽しみください。なお、体験談の中身はストーリーに支障のない範囲でフェイクが入っています。