誰も知らない”価値”の発見
そういえば、私は誰にも発掘されてない価値の発見が好きだったなぁと思った。
・細田高広さんのコピーライター講座
文章を書くことが好きな私は、ライター講座に行ってみたりした。
決まった目標があるわけでもなく、興味あるし行ってみるか、で通ったライター講座。
ライター講座は半年間で12回くらいの講座があり、主催者の西島さんがコピーライターであり、広告業界の人のため、各回の講師の人も広告業界の人が多かった。
大学でもサークルでもなぜか私の周りはコピーを書くことが好きな人がいた。
そんなコピーが好きな人に囲まれて過ごすと、自分が書いたコピーなんて全然うまいこといえないし、難しいな〜とずっと苦手意識をもっていた。
そんな中で受けた細田さんの講義。
そこで、ずっと心に残っているコピーを作る上での考え方がある。
それが、
コピーはそのものの新しい価値の発見である。
ということ。
たとえば、双眼鏡を売るコピーを書く時に、
・遠くまでよく見える
を綺麗な言葉で書こうとする人がいる。
だけど、双眼鏡が遠くまでよく見えるということは周知の事実なので、
誰も驚かない=心に残らないコピーになってしまう。
双眼鏡の、この時代での新しい価値はなんなのか、
コピーライターとは価値を定義する職業だ
とおっしゃっていて、心にグッときた。
・PRに惹かれたのも価値の発見
学生時代「PR」にハマっていた時期が2年間くらいある。
就活も自分はPR業界にいくのだとばかり思っていたが、結果PR業界で働いていないので学生時代のやりたいことなんて当てにならないなと思う。
ただ、今でも「世の中と商品の共通点を作って商品を広めていく」というPRの考え方は好きで共感している。
PRと広告はよく比較されるが、大きな違いは、PRはメディアに取り上げてもらって広めていく(広告費は払わない)
メディアは消費者の関心ごとをニュースにするから、商品と消費者の接点を探してニュース性がある企画を作っていく仕事、それがPRプランナーだ。
商品と消費者の接点を探すということは、消費者にとってその商品の価値はなんなのかをあらゆる方向から考えることだ。
いろんな立場の商品者になることで、商品自体も気付いてなかった価値を生み出していく。
そういえば、そういうのが好きだったな私は、とふと思った。
・テレビ局で働いている友達
高校の友達で、テレビ局で働きはじめた友達がいる。
テレビも大衆メディアだから、世の中の人が知りたいこと、必要な情報を発信している。
もちろん「新規性」や「時代性」はメディアにとってとても大事だけど、その2つがなくても発信する場合は、「必要なこと」だ。
いまだったらコロナ情報とか、(まあコロナは時代性も絡んでるかもだけど)
その友達は、あまり世の中でスポットライトが当たっていないような人やことに対して取り扱っていきたいと言っていた。
いろいろな観点でマイノリティと思われている/言われているものや人に対して、なぜそう思っているのか?から問い直す。
そのような番組を彼女は今後作っていくだろうし、彼女の作る番組はきっととても面白いものになるだろうなと思った。
私はそういや、価値の再定義だったり、新しい価値の発見をするような仕事をしたかったなあと仕事に忙殺される毎日を過ごしながら考えた。
ほんとは、業務もたくさん溜まってて、早起きしなきゃいけないから、24時には寝たかったのだが、書き出したらもう25時をまわってしまった。
この頃1週間が早い。
そういえば、な自分の本当の気持ち、このまま仕事に忙殺されるだけでは、いつのまにか1ヶ月過ぎ、1年過ぎ、気づいたら20代も過ぎたころに気づきそうだった。
ので、今日自分の気持ちに向き合えるnoteが欠けてよかった。
水曜もがんばろう。
頑張り方を変えたいと思いつつ、いまはとにかく目の前のことでいっぱいいっぱいの新卒4ヶ月目noteでした。
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