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脱凝り性を宣言するも、すでにスタートから凝り気味の問題

凝りすぎ、ひと目を気にしすぎな自分

今まで、個人でクリエイティブ活動をする際には、凝りまくって制作してきた。
ただ、その反動からか、燃え尽きてしまったり、次回も同等以上のクオリティを…というハードルを自分に課すことで尻込み&面倒くさくて途中でやめてしまう…。

また、なんらかの活動をするたびに、いろんなコミュニティの人たちと関わり、楽しい人間関係を築けた反面。
根っからの八方美人で、周りに媚びへつらって&へつらって、なんかもう疲れてしまう…。

というのを繰り返してきた。

自意識のかたまりマン

なんでこんなことになったかと、結論から言えば、自意識がとーーーーーーっても強くて完璧主義なのが何よりの原因だ。

自分の名前が出るのだから、恥ずかしいものは出せぬと創作物にこだわる。
もちろん、それは創作者としては美徳だけれど、あまりに凝りすぎて自分の気力や体力以上のものをかかえて進めなくなる…。

それに自分をよく見せたい。という欲もあった。
バカバカしくても、自分らしいことしている誇れる自分として、周りに発信して、自己存在を肯定したかった。…と思う。

そこそこ満足してしまう環境へ

やがて一念発起してフリーランスのデザイナーになるも、結局は雇われが楽、という怠惰に流され半年で現在の会社に就職。

なかなかにゆるい会社だが、スケジュールもゆるゆるなのが玉にキズ。
ただ、かねてから興味のある分野だったアニメ・ゲーム系のグラフィックデザインができて、それなりに裁量権もある。

また、作ったアウトプットもそれなりに評価されているので、絶妙にクリエイティブ欲&自尊心を満たしたことで、「創作と発信」「がんばって自分を誇ろうとする、自己存在の肯定作業」をしなくて良くなっていく…。

そんなこんなで、いつからか自主的に創作して発信することをやめてしまった。

現状に疑問を抱き筆を執る

そして、数年が経ち、本当に久々に何かテキトーに発信していこうとゆるく決意した。

理由を一言で説明するのは難しいが、多分以下のような理由。

・本当に最近、自分の近況や考えたことを伝える人が職場の人間と奥さんくらいしかいないので、なんでもいいからアウトプットしたい。

・自分の考えや、現在の状況を整理したい。

・興味があることを人に伝えることで、勉強や発見の機会を得たい。

・何かを個人で発信していくことのリハビリと、発信や創作活動とのちょうどいい距離感を図りたい。

・今まで自意識が強すぎたり、八方美人で声高に言ってこなかったようなこと(エッチなこととか、俗っぽいこととか、好き嫌いとか)ついても発信したい。

…他にもあるかもしれないけど、だいたいこんな感じ。

そして、勢いに乗ってnoteをサインアップしようとしたのだった…。

凝らないつもりが、凝ってしまう自分

だが、noteのサインアップでいきなり筆が止まる。

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「クリエイター名」…とな!

うわー、どうしたものか。

いきなり、どんな名刺や肩書ではじめるか、と宣言せねばならぬのか。

いや、ユーザー名だから後で変えてもいいんだろうけど、IDは後で変えられないだろうから、IDとユーザー名は関連したほうがいいよなきっと、などと考え頭を抱えてしまった。

過去のクリエイター名はいくつかあるが、過去の自分とは決別したいので使いたくない。

でも、まあせっかくの事始めなんだから、何か願をかけて意味のある名前にしよう。と考える。
あまり肩肘張ったものにはしたくない…あれはどうだろう、これはどうだろうと考え、屋号の姓名判断サイトまでひっぱりだした結果…

「脱凝り性デザイン部」

とすることとした。

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■潜在的な特徴
中小企業向きの屋号。多角経営。地域密着型。かならずこうするという強い方針を持たない。周囲の影響を受けやすい。単体で成立することなく強力なバックアップが存在する。儲け主義。
店名・商品名やサービス名としては、カタさや繊細さがなく、あたたかい、やさしい、楽しい、安い、敷居が低いという印象を与える…

サイト『十姓名』より引用

勢いと愛され度が★4つ、いいじゃないか…。
強い方針がないのも逆にあってる。
敷居が低い印象というのもいいわね。よし、これでいこう。

…なんて考えながら、ここですでに若干の矛盾というか欺瞞というかを感じ始める…。

「あれ、なんだかんだで名前考えるの結構凝ってないか…?

こんなしょーもないクリエイター名を考えるのに、わざわざ姓名判断サイトまで使っちゃうような気質だから、これまでのように、いろいろやっては途中で辞めて…となってしまったんじゃないだろうか。

ぐぬぬ…同じ轍は踏むまいと思っていたのに…。

この勢いで、その後も、ヘッダー画像とプロフィール画像も少し凝ってしまった。

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別にしこたま時間をかけてわけでもないし、しょーもない画像なのだが、そもそも「脱凝り性」を謳っているのなら「いらすと屋」さんとか「ぱくたそ」さんでいい感じの画像を拝借すればよかったのではないだろうか…。

フォントも、ポップ体とか江戸勘亭流を使っちゃうとか…。

まぁ、このフリーハンドのヘタクソな文字が、いい感じに力が抜けた記事を書いていくにはいいかもしれない…うん、そういうことにしとこう。

そんなわけで、脱凝り性的には前途多難だが、脱凝り性デザイン部を今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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