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「愛する島」多良間島⛴2日目5月14日

今日は朝から食堂のマスターが海に連れてってくれました🤿
シュノーケリングセットにウェットスーツまで貸してくれてありがたい限り…。今の時期はまだウェットスーツ無いと寒い。
マスターが引っ張ってくれるボードに必死に捕まって、海の中ぷかぷかと浮いてました🛟
泳げるようになりたいなぁって毎度毎度思う。
マスターのお気に入りの場所から、他のお客さんと一緒に飛行機眺めたりと、とてものどかな時間でした☺︎

珍しいシャコ貝いました👏

多良間民俗学習館へ

少し昼寝して、昨日紹介してもらった所にきました!
私一人だけだったので、「ガイドいりますか〜?」って笑顔で話しかけてくださり、館長さんがガイドしてくれました。VIPサービス。そして館長さんかわいい。
多良間の昔の文化を沢山教えていただきました。

昔の人たちはやかんや皿の代わりに、貝殻を使って過ごしてたみたい。お湯も安定して注げるように、貝に穴を開けて空気の流れを作っていたり。漁に使う網カゴだって手作り。
館長さんが「今は便利な世の中やけど、昔の人たちの努力があって今があることを忘れないでね。」とおっしゃっていました。
昔の人がいっぱい考えて時間かけて物を生み出してくれたおかげで、今の生活があるわけで。ご先祖さんたちの血の滲むような努力に感謝しながら、私も日々の生活の中で工夫することを忘れずにいたいなと思いました。

多良間には「8月踊り」という重要無形民俗文化財に指定された3日間にわたって2ヶ所の場所でみれる伝統的な踊りがあります。
昔、沖縄の人たちには人頭税というとっても大変な税が課せられていました。やっとの思いでその税の納税が終わり、ほっとした人々の喜び溢れる踊りが、この8月踊りの始まりだそうです。まだまだ知識不足ながらにお話しするのは申し訳ないけど💦
もう今の時期から、若い世代に島の人々が教えて踊りの練習をされているようです。
多良間島には高校がなくて、島の子どもたちは15歳には島を出て一人暮らしを始めます。若い人が少なくなってしまう島の中で、この伝統的なお祭りがずっと守られ続けていくように心から願います。

途中からお姉さんが民俗学習館に来られて、最後3人で写真撮影。
館長さんが、他の人に島を紹介するときは「愛する島」と紹介されているようです。
道を歩いているとみんな挨拶してくれるし、知らない人だって友だち。みんなを互いに大切にするからこそ、愛する島。
自然や文化だけではなく、人も含めて本当に温かく沖縄で唯一「最も美しい村」に選ばれた理由を身に沁みて感じました。

看護師の姉さんと1杯🍺

民俗学習館で知り合った、多良間島出身のご両親を持つ看護師兼カメラマンの姉さんと夜お話しする時間ができました👏
一般の大学を卒業されてから看護学校に行き、その後も様々な職を経験して今は夜勤専従の看護師しながら、ニューボーンフォトを専門とするカメラマンとして活躍されています!時にはネイチャーガイドされてたりと人生色んな事経験されてるけど自分らしく生きてる姿に沢山パワーをもらいました💪
看護師は場所を選ばずに働くことができるんだから、それを強みにしちゃいな!
とお言葉いただきました。
今の自分は看護師の仕事はやりがいがあるけど、正直体力的にしんどいなと思うことも多くて、、。強みにするって考え方はなかったから、また新たな視点をくれた姉さんとの出会いに乾杯です🍺

食堂でご飯を食べていたら、ひたすら海の海岸を歩くのが好きなおじいちゃんがいました。札幌から来られていて、海沿いをただ歩くために1週間ほど滞在。「誰も知らない海岸にたどり着くのが好きなんよね。」と。
海岸をひたすら歩いてきたおじいはきっと色んな景色を見てきたんだろうな。
そんなおじいの素敵な旅のスタイルと時間の過ごし方が好きです。人それぞれ旅の目的と人生があって今日はとっても濃い1日でした。

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