6月15日(土)「ガールズバンドクライ」11話に震える
ガールズバンドクライ11話を見た。
見事なライブシーンだった。
10話でこれまでのガルクラに一定の目途をつけ、後はライブだけですというところまでお膳立ては完了していたわけだが...…。その期待を超えてきた。
1コーラスだけでも「良いライブだったね」とほめたたえられていそうだが、まさかのフル尺。しかも2番はMVチックだ。
綿密な構成が出来ているから、すばるの話を触りつつも、ダイダスのライブ+トゲトゲのライブ(しかもフル)というヘビーな内容でも詰め込めるんですね。さすがは花田大先生というところでしょうか。
2番に少し触れてみよう。ここで各キャラの過去に文字を入れてMVっぽくするわけだが、当然これはキービジュアルにあった文言だ。
「ぶちこめ」という強めの言葉のところにシャウトを重ねてくる。これもまた凄いこと。先に文言を置いてから曲を作っているのかよというくらい出来過ぎな曲だ。
ちょっとズレた話をすると、サブキャラというか近親者を見せる演出もニクい。思い出すのは、MyGOの迷星叫。
これも要楽奈ちゃんのソロで、前の話において彼女の近親者であることが匂わされていたオーナーの顔が映し出される。オタクはこういうのに弱いんです。
ガルクラにおいては、特にニーナ・すばる・ルパ辺りは家族が軸にあったと思うので、その家族たちを見せてくるところにも倫理観を感じる。特にニーナはそこの解決こそが主題目でもあったと思うので、とてもいい演出だったと思う。
8話や10話も当然凄い回だったけど、まだ上を行けるとは。結構恐ろしいアニメだと思います。次は後日談+少し暗い話になるのかな?楽しみにしておきましょう。
とか、たまには書いてみようと思う。
本日見たアニメ
リンカイ。信じ続けてよかったです。ガルクラよりこっち書いた方が良かったかも。
ギャンブル要素から逃げ出さない次は、「代謝」という制度にがっつり触れる。どうやら競輪界では結果の出ない選手には「代謝」という強制引退制度がマジであるらしい。代謝とは、随分厳しい言い方。
ゲスト出演となった観音寺先輩の代謝と、同じような境遇だった高松さんを組み合わせて、最後は対比という終わり方。非常にいい回だったと思う。ルーキーファイナル出場決定の高松さん、代謝して事務所に返納する観音寺先輩。おじいさんからのlineで涙する観音寺先輩と、出場決定して歓喜の声を上げる高松さん...…。なんと残酷な世界なのでしょうか。「観音寺競輪場」は既に廃止されている、というおまけつき。プロ編のリンカイ、かなり面白いと思います。
今回はここまでです。
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