居た/カーニバル・リヴ
ライブの感想にも満たない様な、ただ居た人間の、居たという記憶たち。もはや力一さん自身についてのことは一切書いてないです。なんで?特に何も読む必要性はありません。でも残したかった。ここに居てよかったと心から思えたことの全てを。
ライブ終わりに喉の疲労を感じる程嬉しいことってないね
デカい声でステージに向かって「死ぬな!」って叫べるライブがあるかよ 一緒に歌ってくださいとかでもない 喉を枯らす叫びだった 死なないで欲しかった
赤い傘を持ってる力一さんとあのエフェクトが見えて、ペンライトの色をターコイズに変えた あの日はターコイズだったから
今日初披露の衣装を着ているのに、この景色を知っていると思った
サンフランシスコに気づいてから、本当にNIJIROCK NEXT BEATを取り戻してくれていると思った サンフランシスコ!って叫んでから、あの日出来なかったことすら含めて全部あの日を取り戻してくれていると思って涙がこぼれた
何度も願ったあの夜に戻りたいが少しでも叶う日が来るなんて思っていなかった
品川シーサイド、あっ!名前は知ってるけど知識の範囲外!!って一瞬焦りを覚えたけど あまりにも分かりやすく歌える曲ですごく嬉しかった(そうであるようにしてくれた演出も本当に嬉しかった 見やすく分かりやすい上に世界観が凝っていて好きだった) 駅名のところは流石に自信がなかったけれど、次は 次は 次は のところが言えるだけで楽しかった
コルロフォビアも声出すところ分かりやすくて本当に嬉しかった
全部楽しい 本当に全部楽しい
風船が降ってきた瞬間にバレーボールが始まるの凄すぎる(自分のものにしようと確保してしまうわけでもなく皆で楽しむみたいな会場の空気感、観客層が)
ライブ本編が終わった瞬間に何を言われるでもなく会場の高揚感から自然とバレーボールが再開したのも凄かった
会場に散らばるたくさんの色が、紛れもなく全て力一さんの色だと感じるところが本当に凄いよな 彼にしかない強みで、彼にしか見られない光景だと思う 間違いなく
そんな数多の曲の中でも「この曲はこれが振りたい!」という衝動があるのが楽しかった あとオリジナルペンライトが本当に可愛いね ペンライトって絶対買っちゃうな、その夜のためだけに用意されてる光って尊すぎるから
姿が見えた瞬間に叫んだし、衣装が変わった瞬間に悲鳴が出た あの時わたしはジョー・力一の為の光のひとつで、それ以外のなにものでもなかった
結局明転みたいな曲に弱い
新曲、シーツが汚れていたのでシンプルにエロすぎてビビった それが変にいやらしくも恥ずかしくもなく、それでいてガッツリ色気を纏って様になるのが最高の男だな
新曲が出た瞬間にリリース情報が出ていて本当に凄い(でもさ、リリース体制も整ってないのに3Dライブで歌っちゃうのも、それって愛おしいから。これは別の話です)
物足りない気持ちは微塵もなかったけどだとしても本編終了の時は間違いなく体感30分だった
からのアンコールからが本番、最高だよ アンコールを呼んでいる時点でもう声が出なかったのに、残りはもう執念で叫んでいたから、普通にイエーとかでいいのにゔあ゙ああああああああとかになってたね
ライブを全身で浴びられるという時点で、何物にも代えがたい価値があると本当に感じる 音楽が鼓膜を超えて全身のものになる
唯一通常衣装でやったレイテストショーマンを、最後新衣装でもう一度やって それが全く違う意味というか 存在価値を持つこの感じってすごいね、本当に
上にあるモニターって本当にでっかくて、少し後ろからだとしても間違いなく 例えば仮にその場で手元にスマホを取りだしたとしても その画面よりも大きく、素晴らしい画質で力一さんの顔を見られるのに、それでもどうしても人の頭で隠れるか隠れないくらいかの小さく見えるステージ上の力一さんを目で追ってしまうね 瞳の色すら分からない距離なのに、その方が目が合っている気がするから
と思っていたけど、普通に顔面が美しすぎて全然上のモニターも見ていた デカいモニター最高
力一さんのリスナーだと胸張っては言えない。限られたチケットのひとつを、友人に同行させてくれと頼んで当選してもらっておきながら 当日まで本当に自分がこれを持っていていいのかという気持ちはあった。
でも遅刻した友人の代わりに物販に並んで無事おつかいを完了させた時に「私って今日居てもいいんだ」と吹っ切れた。自分のぶんのカズーも買って、ちゃんと全力で楽しもうと思った。
ライブが始まって力一さんの姿を見て叫んだ瞬間に その不安も その楽しもうという意気込みも もうそれまで持っていたものは全部消し飛んで、ただもうまっさらな心のなかで ああ凄いなと思った。
ここに居るそのひとが誰とか、関係ないというと寂しくなってしまうかもしれないけど、でも、関係なくしてくれるほど その場の全てを虜にしてくれる。ただ、わたしを誰でもない ただ力一さんの為だけにある光のひとつにしてくれる。あの場にある衝撃の全てがちゃんと自分の事として降り掛かって、あの瞬間だけは、私は間違いなくジョー・力一の為に呼吸をしていた。
見終わったあとに自分がいるべきじゃなかったと感じるライブなんてないなと改めて思った。すぐにピンと来られない曲があっても、ラジオ見逃しててカズーのやつちょっと分からなくても、それでも間違いなくここに居られて良かったと思った。本当に思った。それが嬉しかった。
ここに居られて良かった。