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湯るりさがえについて

湯るりさがえに行ってきた
こちらは旧寒河江市市民浴場が2023年3月31日をもって閉館したのちに新たな日帰り温泉施設として2023年4月28山形県寒河江市にグランドオープンした市民浴場である
旧寒河江市市民浴場は昭和58年8月開業した
入浴料金は15歳以上200円(開業当初は100円)15歳未満100円であった
大きな湯船が一つだけあり、琥珀色の湯を大きなサクランボのオブジェ下からドバドバと流していたが、湯が濃いのかプラスチックの覆いを付けて直接触れられないようになっていた
湯出口の近くにはジェット水流が2基据えられていて、気泡は湯面に跳ねていた
近隣の日帰り温泉ゆ~チェリーと比較すると、お年寄りの憩いの場感がより強かった
茶褐色の湯は半循環だったが、43℃近くあった
寒河江温泉は2種あり源泉、泉質が異なることから寒河江温泉と新寒河江温泉として区別する場合が多い
1954年にボーリングを実施して開湯した
泉質は含重曹弱食塩泉、石油掘削用途以外で初の深層熱水利用高温泉で、化石海水を主成分としている
単純温泉(低張性中性高温泉)で49.5℃
pH 7.0
最上川河岸の沖積層で地温勾配が高く、間隙水が豊富で滞留時間が短いため単純泉である
湯るりさがえは移転しての新装グランドオープンという事で旧浴場の約600メートル南東に同市が延べ床面積1048平方メートルの木造平屋の施設を総事業費10億3900万円で整備しているそうである
旧浴場と同じ源泉を使用し、浴室の広さは男女それぞれ108平方メートルで湯の温度は高温浴槽が42度、中温浴槽は40度を目安にしており、高温浴槽では旧浴場の特色だった熱めの湯を楽しむことができる
サウナ室のほか車いす利用者などに配慮した福祉風呂2カ所、有料休憩室も配置されており、建物前の階段などの融雪には廃湯熱を使っている
同浴場支配人の須貝雅人さんは「温度が異なる湯に入れる。家族連れで訪れてほしい。」と話している
そこを押すんだ、と思った
料金は15歳以上250円(市民以外は350円)15歳未満100円であり、障害を持っておられる方と寒河江市民は100円ほど割安で入浴できる
券売機の横には従業員さんが常在され、発券の際のアドバイスをくれるスタイルだった
館内は横長で窓を大きくとっておられたくさんの日が差し込み、とにかく明るい
土曜日の16時台という事で99台ほど停められる駐車場はほぼ埋まっていた
7割ほどが年配の方で、旧市民浴場の常連の方々が流れていると思われる
浴場で印象的だったのが、外に出ると謎の韓国語のアナウンスがスピーカーから流れている縦長のスペースがあり、露天風呂はないのだが外気浴が出来るベランダ的なプレイスがあった
トレンドを意識した事がうかがえたが、寝そべりスペースにガンガンに裸足で人々が歩いているため、衛生面での不安があるように思った
私の父は温泉場の床で寝そべっているのが原因で背中に水虫菌が在中しており、不潔な状態である
以前にも記載しているが温泉場は細菌の温床なのである
泉質表にはかけ流し、加水なしと表記されているが高温と中温の浴槽があって、入浴している方の人数、注入されているお湯の割合とあふれ出ているお湯の割合が絶対的に合っていない為、半分ほどは循環であるのがうかがえる
また、立った状態で浴びれるシャワーが洗練され過ぎていて、温度なのか湯量なのか切り替えが記載されていなかった
立往生するので洗練されすぎというのも難しいところがある
ゆ~チェリーや吉乃ゆというライバル日帰り温泉施設から湯るりは頭一つ抜け出した印象があるが、他温泉施設から客足が少なくなるという事によりごみごみしない状態で入浴できるのが予測できるので、ゆ~チェリーあたりは今ひとっぷろ浴びるに狙い時であるのというのが私の見解である

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