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DDNDZ RECORD的2021ベスト


​​2021年のDDNDZ RECORD的良かった曲、アルバム、映画、本を振り返ってみたいと思います
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​​曲
​​藤原亮/わたしのいのり
​​下北在住時、追っかけていたフジロッ久(仮)のフロントマンのソロの曲が大リスペクトするレーベルLess Than TVのスプリットCDの中の一曲としてある
​​当時の勢いはなくなってしまい、Twitterでたまに活動を見る程度で約3年前の年の瀬にがちんこに酔い、巨大駐車場でアンセムはらたくおっさんを絶叫していたら通報され5人の警官に囲まれて以来末音源を聞くことも遠ざかっていた
​​サブスクリプションサービスに加入し、ヴァイナル収集を始めてからCDを買わなくなっていたのだが(友人のmix CDや師匠がジャケットを手掛けられたパンクのアルバムなどは買った)Less Than TVを応援したいし、Less Than TVの通販でしか買えないし、Less Than TVの提案しているイデオロギーにコンセンサスした為 CDを購入した次第である
​​3曲中、2曲はあんまりよくなかったが藤原さんの(わたしのいのりは 一日の終わりに アイスクリームをいっしょに食べること)というバースにはめちゃくちゃぐっときた
​​正直にいうと、フジロッ久(仮)のソロでやっている藤原さんの感じはあまり自分に浸透は薄くソロのライブも見たことも無かったのだか、そのオザケンばり(影響大と過去文献で仰っていた)の幼児の雰囲気っぽい高い声と日常と知的な文脈がアコースティックなローファイさで私の最弱ステレオで鳴らされると魔法の様に柔らかにキラキラして、安らげる(まろやか穏やか)空間がうまれる
​​同封されていた本にも感動し(フジロッ久(仮)のライブの後期はMCが長くちょっとうんざり感がオーディエンスにあったが、その感じが文章にも表れており懐かしくめんどくさく感じながら(内容には考えさせられるものがあった))藤原さんのTwitterに感想を送ったが返事はなくフォローだけされて、嬉しくも腹立たしくもなくただ無の感情を抱いた中で、これまでお互い生きてきたんだな、と思ったりした
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​​アルバム
​​バスコックス/ゴーイングステディ
​​相変わらずのコロナ禍で家にいる事が多く、腹立たしいこともありまくったりした
​​そんなとき、これから取り壊される2部屋だけのアパートで隣人が退去した為、爆音でパンクロックのレコードに針を落とせる環境があった
その中でこのヴァイナルはただただ理由を語るのも野暮なくらい最強なだけだった
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​​映画
​​アメリカンユートピア
​​デビットバーンのあの歳での脳の柔らかさを感じる事に興奮した
​​映画館に映し出される映像を受け取り再度映し出した私の角膜から脳に伝達されたイデオロギーは、確かに現代世界の最先端と【どうだこのやろー】を提示してくれた
​​あんなジジイになりてえです
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​​本
​​早坂大輔/いつも本ばっかり読んでるわけではないけれど。
​​盛岡ブックナードの店主の自伝的な内容の本である
​​Twitterにてやり取りして知人と5冊の本の交換をした中の一冊
​​人間としてなかなか落ちぶれている人間の彷徨って模索した先の霧の中の光のようなものを追いかけている追いつかない
​​その追いつかない道中での人生というものの辛いけど面白い事を文章をもって伝えてもらえた気がして嬉しくなった
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