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主審スプリットステップするってよ

ドッジボールで主審をする時に、テニスなどで用いられるスプリットステップを意識するようにしてから、外野からの投球、いわゆる裏に回り込む動作が改善しました。

スプリットステップとは、ボールが投じられる直前に小ジャンプをしてアタックかパスかどちらの場合でも無駄のないスタートを切るための予備動作のひとつです。断っておきますがプレーヤー特にキャッチ陣には多分必要ありません。当てられる確率が上がっちゃいます。カットマンや元外野なら試してみる価値はあるかも。攻撃手でパスを受ける直前もありかな。

どうしてそこまで裏に回り込む必要かあるのかというかをまず解説します。ドッジボールの審判はセンターラインに主審と副審、外野の四隅にラインズマンの計6人で1試合を担当します。

正面外野からの投球の場合、ラインズマンのうち遠い方の2人はディフェンスの背後からみることになるため前バウンド(前バン)の判定がまず困難です。アタックを打つ外野手側のラインズマン2人は、アタッカーがラインを踏むかどうかを最後までチェックしないといけないため視野を広く取れる慣れた方だとよいですが、そうでない場合は主審の頑張りどころです。副審は基本センターライン死守のため大きく離れられないというのも付け加えておきます。

以上が基本としてあり、外野の方が打ってきそうな場合、内野の方がありそうな場合、点差、残り時間、内野外野の力関係などを考え、動きます。外野からの可能性が高いなと思った時は、思い切って中央は副審にフォローしてもらいつつ、ある程度は外野寄りで張っておくのも、自分はアリだなと考えてます。特に外野からアタック成功は2点プレイですから、試合の流れを非常に左右するポイントとなります。ジャッジミスや見落としが起きた時にフォローの薄いポイントですから、協議をしてもそのままになるケースも珍しくないでしょう。だからこそしっかり裏に回って見える位置で見てあげたいですね。

両チームとも元外野、内野アタッカーともエース級で、パス回しも素早くて展開が早いと1試合だけでもすごく息が上がってしまいます。

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