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不定期八百屋/0804遍く、


1.夏…

"夏を感じるもの"

なんだなんだと考えると意外と出てくる
しそジュース、そうめん、うーめん、だし、採りたてトマト
全部食べ物…

食べ物…
ということでわたしが夏を感じるものは、夏になると地元のガスリンスタンドやさんが届けてくれる夏野菜のお届けもの。

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2.不定期八百屋

毎年、夏に不定期八百屋がわたしの家にやってきてくれる。

野菜を持ってきてくれるその人は、普段町内のガソリンスタンドで働いているけれど、自分の家の畑でも野菜を育てていて、夏になると採れすぎた野菜を何も言わずに玄関に置いていってくれる。

そのほかにも、わたしの地元(宮城県)の町は、自然に囲まれたところで農家が多いため、野菜を育てているおじいちゃんおばあちゃんに会うと、「これいらねえか?」と採れたての野菜をもらうことが多くある。

田舎ならではのいい風習。
本当に新鮮で美味しい野菜をお裾分けしてもらって毎年夏を迎えている。


ちょっと用事があって、玄関は網戸のまま少し家を空けて帰ってくると、玄関に何やら袋が。見てみるとたくさんの夏野菜が入った大きいビニール袋が玄関の中にぽつんと置いてある。これが不定期八百屋。

毎度のことなので、誰が持ってきてくれたかはわかっていて、「○○○八百屋だ!」(○○○は野菜を持って来てくれた人の名前)と家族みんな自然と笑顔になる。

なすやししとうがメインで、その量が毎回すごく多い。
毎年夏になると野菜を玄関に置いていってくれる。しかも一回とかではなく、一夏に数回も。

そのもらった野菜を使って”だし”という夏のごはんのお供を毎年作って夏の暑さを乗り切る田舎での生活。
※だし(実家ver) : なす・きゅうり・玉ねぎをみじん切りにし、めんつゆで味付けしたもの。暑い夏にごはんの上にかけて食べられる。

この不定期八百屋の配達がわたしが夏を感じること。

今年は京都で夏を迎えるので、京都での夏を感じるもの・ことを見つけていきたいと思う。


一番上の写真は、不定期八百屋の写真が見つからなかったので、毎年8月上旬に開催される”仙台七夕祭り”の様子。日中は七夕一つ一つが垂れ下がっているけれど、歩くのの邪魔になるので、夜は左右に寄せられてしまう。この日中見れない七夕の風景がお気に入り。


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遍く、(amaneku.)
Twitter : https://twitter.com/amaneku_98
note : https://note.com/amaneku_98312


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