母乳育児

母乳育児を始めて7ヶ月余り。
やっとおっぱいの状況が落ち着いてきたので、母乳育児のあれこれを振り返ろうと思います。

産前はどっちでもよかった。妊娠が分かってからすぐ重いつわりが始まり、母親(両親)学級に参加する余裕がなかった。7ヶ月ごろになって、数ヶ月前に出産した友人に「何か一つ受けておくとしたら、何を聞いておくべき?」と聞くと「おっぱい!」とのこと。意外だったが、友人は保健師だったので素直に従って、地元の助産院のプレママクラス(おっぱいクラス)を予約した。

プレママクラス、とっても勉強になりました。私は母乳は人によって出る量が決まっていると思っていたので、「吸った分だけ作られる」のは目から鱗でした。他にも分泌に欠かせないホルモンプロラクチンは午後10時〜午前2時によく作られるから初めのうちは夜間授乳を頑張った方がいい、など産前に聞いておいてよかったことばかりでした。授乳クッションを使った授乳の方法(横抱き、フットボール抱き)も知れました。一緒に聞いていたのは1ヶ月半前に出産した先輩ママ。母乳にしようと思ったのは「楽だから」と聞いて、母乳を選ぶ人は赤ちゃんのことを考えてそうするものだと思っていたのでこれまたびっくり。しかし、その後育児の大変さを知り、その理由が痛いほど分かりました。

私は事前に話を聞いていてよかったとほんとに思います。入院中は夜間の母子同室が3日あったのですが、その間は泣いたらとにかく吸わせて、その後にミルクを足していました。まだまだ母乳は全然出ていなかったけれど、これが本当によかったと思っています。ただ弊害も。これでタンク?が作られすぎたのか、よく出るように、いやよく出過ぎるようになった私のパイ、ここから5ヶ月ごろまで頻繁に溢れて余っていたのでそれはそれは大変でした。とはいえ、母乳だけでいけると泣いたらすぐ飲ませられるので赤ちゃんの泣く時間とこちらのストレスが減り、哺乳瓶を洗うアンド消毒する手間もいらないので睡眠時間が確保できました。

退院後、おっぱいが張っていたので、すぐに助産院へ。2週間のうちに3回いき、しっかりマッサージしてもらいました。飲んでもらうのも大事だけど、張ったおっぱいは飲みづらく、そのままあげると飲める量が少なくなってだんだんおっぱいが作られなくなっていくこともあるとか。母乳、ミルクの割合が半分なら挽回できるけどミルクが上回ると母乳が減っていってしまうそう。なんとかちゃんと飲んでもらえるよう抱き方を丁寧にしたり、張ったときに硬くなった乳輪の周りをほぐして飲ませたりなど頑張りました。ただ、なんせよく作られるので白斑ができたり、乳腺炎になったり、何度も助産院にお世話になりました。ミルク代、、、くらいになってるかも(笑)母乳育児に関する知識もなかったので、助産院なしでは母乳育児続けられませんでした。

どっちがいいか、ですがズボラな私は母乳でよかったと思います。赤ちゃんをあやすのも慣れていなくて「とりあえずおっぱい吸わそ」ってことが何十回も!笑 その度におっぱいに感謝してます。外出したときや知らない人に会った時とかもおっぱい吸わせば落ち着きます。新生児期は12回もあった授乳も今では4〜5回!時間が空き過ぎて、たまに忘れます(あ、おっぱいだねごめんってなる笑)お母さんの体調が整いやすいのはミルクなのかな〜でも産後母体が戻りやすいのは母乳だと聞くし。私は里帰り出産で4ヶ月(長)実家にいましたが、その間に出産前の体重に戻り、自宅に返ってさらに3キロ痩せました。ものすごくお腹が空くので肉、魚を中心にたくさん食べないといけません。それは地味に大変かも。

どっちがいいか人によって違うと思いますが、事前に少しでも情報を得ていたら違う人もいるかもしれないので、参考になればと書いてみました。やっぱり、育児は母親中心なんだなって実感していて、授乳以外に大変なことたくさんあるから。


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