冬の阿蘇には、人が来ません。雪が降ればなおさら。 でも…

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天気予報は的中。昨日から一気に冷え込み、数時間で銀世界です。

こうなると冬タイヤじゃないと危険です。熊本市内から来ようとすると、阿蘇を取り囲む外輪山、その南阿蘇側の入口である『俵山』いわゆる峠ですね。ここが超えられないです。トンネルが通っているとはいえ、そこまでも結構登ります。車が走らない昨夜の南阿蘇は、ほんとに静かな夜でした。地元の人はもともと夜は動かないので。今回は全国的な寒波でしたが、阿蘇の冬は少なくとも年に1、2回はこんな日があります。

そんなわけで、阿蘇の冬は観光的にオフシーズン。

でも、暮らしてみて、ふと思いました。『暮らしてなかったらこの景色は見れなかったんだろうなあ』と。

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道は凍ってるし、お店も閉まってます。熊本市内や福岡から、このタイミングでわざわざ来る人はいません。いやむしろ安全面を考えれば来るべきでは有りません。

でも、でもですよ。この状況こそリゾートなんじゃないかと。誰も来れない景色を独り占め。

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先日のイベント『ダグズスカイレストラン』で使った電球で、お庭をデコレートしました。

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美しい。子どもたちも大はしゃぎです。

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「シンシン」

冬を表現することばがありますが、まさに、シンシンなんです。車は通りません。生き物たちもじっとしている。風の音と木の枝が揺れる音だけ。

シンッシンなんです。

夜なんかもっときれい。

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こんなシンッシンな空間を、独り占めできたなら?暖炉の火にあたりながら、雪を眺めてホットワインでも飲めたなら?

北国のスキーリゾートでは当たり前なのかもしれませんね。でもここは九州、阿蘇です。スキーしなくても、雪景色楽しみながら美味しいもの食べて、静かな時間過ごすのも、すごい贅沢なのではないでしょうか。

地元熊本県民からすれば、冬の阿蘇は行くとこじゃない。でも行く手段と、行く理由があれば、知る人ぞ知る、特別なタイミングなのかもしれません。

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とか思うと、冬のダグズ・バーガーレッドin南阿蘇では、色々とできることあるなぁ、とニヤニヤします。夏のリゾート、宮古島とは正反対。ここでしかできないオンリーワンコンテンツができそうです。

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そんなことを雪だるまと一緒に妄想しております。

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