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キング・オブ・コメディ 孤独な男の狂気が、爆裂する その2

あらすじ

ニューヨークに住むパプキン(ロバート・デ・ニーロ)は人気コメディアン、ジェリー・ラングフォードの大ファン。
ある日、やはり熱狂的なラングフォード・ファンであるマーシャと知り合い、2人で大胆な作戦をくわだてる。
なんとラングフォードを誘拐し、替わりにパプキンがTVショーに出演しようというのだ。
ラングフォードを縛りあげTV局に向かうパプキンだが、予想外な結末が待っていた。
公開当時「タクシー・ドライバー」コメディアン版と評され、マーチン・スコセッシがロバート・デ・ニーロ最高の演技と評価したマーチン・スコセッシ初期の傑作ブラックコメディ映画。

感想

自分は最高のコメディアンの才能があると思い込み、社交辞令を真に受けて最高のコメディアン・ジェリー・ラングフォードを親友で自分が有名になる手伝いをしてくれると思い込み、ジェリーを誘拐し彼の命と引き換えにジェリーのコメディショーのホストをしようとするルパード・パンプキンの常軌を逸した異常さをナチュラルに演じたロバート・デ・ニーロの名演、有名人に自分の願望を押し付ける自己愛病質者やそんな異常者でも視聴者が求めればテレビなどに出してしまうマスコミの節操の無さをブラックコメディ的に描いた傑作ブラックコメディ映画です。 

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