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グッド・ナース 悪いのは利益優先の病院か闇落ちした看護師か

あらすじ

シングルマザーの看護師エイミー(ジェシカ・チャスティン)は自身も心臓病を抱えながら過酷な夜勤を続け、心身ともに限界を迎えていた。
そんな折、彼女の部署に親切な同僚チャーリー(エディ・レッドメイン)が配属される。
2人は友人として固い絆で結ばれ、エイミーは彼のおかげで自分や娘の未来に希望を持てるようになっていく。
しかし病院でインスリンの大量投与による患者の突然死が相次ぎ、チャーリーがその第一容疑者として浮上する。
チャールズ・グレーバーの著作「The Good Nurse」を原作に、「ある戦争」のトビアス・リンホルムが監督、「1917 命をかけた伝令」のクリスティ・ウィルソン=ケアンズが脚本を手がけた。Netflixで2022年10月26日から配信。一部劇場で10月21日から公開。

感想

メインは、病院で起きる投薬ミスによる患者の不審死事件に刑事やエイミーがどう事件の真相に肉迫するかの医療サスペンスだが、そこから見えるのは職員の負担を減らす為に職員を増やすより、むしろ人件費を削り職員に過剰な負担を増やして医療事故が起きやすい状況を放置して、医療事故が起きても訴訟されにくいようにカルテを4週間分しか保管しなかったり、看護師などの職員には雇用契約の守秘義務を盾に警察にホントのことが言えないなどの、病院の利益重視で自己保身に走る医療機関の闇が浮かび上がる。
1人親で貧困に喘ぎながら、激務に心身をすり減らすエイミーやチャーリーを演じたジェシカ・チャスティンとエディ・レッドメインの演技派同士の共演に、惹きつけられる医療サスペンス映画。
Netflixで、見放題配信中。

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