スイス製高級腕時計メーカー13選!

「高級腕時計」の多くはスイスで生まれています。また、ドイツなど海外で創業したメーカーでも、スイスに拠点を移し、発展したブランドが数多くあります。

では、世界中に愛される高級時計メーカーは、なぜスイスを拠点として選んだのでしょうか?

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高級腕時計はなぜスイスで生まれるのか?
その理由の一つとして、スイスの環境があります。スイスは起伏に富んだ土地です。比較的穏やかな気候で、特に南部地域は地中海の影響により、より穏やかな気候と共に、浮き沈みのない安定した降水量を記録しています。

時計は精密機械です。今でこそ様々な設備投資をすることにより環境を整えることが可能ですが、当時はエアコン一つもない状況です。開発環境が高温多湿では、部品の状態が劣化してしまう恐れがありますし、作業する職人も技術を磨くことに専念できません。安定したスイスの気候は時計職人にとっても、時計にとっても最適だったのです。

また、スイスの清らかな水は、部品の洗浄・研磨にも使われ、当時は水運という運河を利用した輸送手段も発展していたことから、当時の時計メーカーはスイスへと拠点を移していきました。もちろん、もともとスイスの時計技術が高く、その技術の吸収が目的という側面もあったでしょう。

様々な理由が重なった結果、時代が進むにつれ、スイスでは時計技術が集結・集約され、さらに研鑚されていったのです。

時計の歴史が刻み込まれ、確かな伝統技術があるからこそ、スイスはそれに見合った品質の高級腕時計を開発できるようになりました。

スイス製腕時計メーカーの特徴13選
そんなスイスの腕時計ですが、数多くのメーカーがあることから分かるように、メーカーごとに他にはない特徴があります。スイス製腕時計の中から13のメーカーの腕時計の特徴をご紹介していきます。

ロレックス

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名前自体が究極のエレガント。どんな国の人も発音がしやすく、5文字と誰にでも覚えやすい高級時計の代名詞といって過言ではない存在です。時計の発明の多くもロレックスが発祥で、午前0時に日付盤が切り替わる「デイトジャスト」はなんと1945年に完成させたものです。他にも完全防水や自動ねじ巻き機構を開発したのもロレックスでした。

時計の進化の歴史はロレックスなしには語れないほど歴史と権威がある腕時計なのです。元々はイギリスで時計商社として起業していましたが、時計の関税が高額だったために、スイスへと拠点を移し、その過程で開発が始まりました。

近年でも目覚ましい進化を続け、最高峰の実用時計とも称されているほど実用性とステータス性を兼ね備えた時計です。


パテック・フィリップ

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時計といえば、実用性を重視する方が多い中、パテック・フィリップは時計を芸術の域に押し上げたブランドといえます。本場スイスの腕時計ブランドの中でも、その認識はまさに異質。

個人で購入できる最高の時計とも称されるほど、時計愛好家からすれば憧れの時計なのです。現在でも熟練の職人による手作業で膨大な時間をかけて作成されており、その完成度はまさに芸術。例え100年を超えたモデルであっても必ず修理をすると明言しています。

創業者の「世界最高の価値ある時計を創る」という目標通り、現在もパテックフィリップは芸術を創り続けています。

オーデマ・ピゲ

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世界三大時計にも数えられる名門中の名門ブランドです。ソネリや永久カレンダーといった当時の最高峰複雑機構の開発や世界最薄のムーブメント開発など、徹底的な手作業と高度な技術開発を行う姿はいつしか「奇跡の手」と称されることになりました。

また、1972年に「ロイヤルオーク」を開発し、ラグジュアリースポーツウォッチの世界に革命を起こしました。

オーデマ・ピゲの時計はシンプルながらも、ハイクラスな雰囲気を感じさせ、デザイン性の端々にエレガントさがにじみ出ています。

ヴァシュロン・コンスタンタン

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創業は1755年と現存する最古の時計ブランドです。様々な複雑機構を開発したことでも知られる同社。世界三大時計メーカーの一角で宝飾時計を得意とし、かつてエジプト王への贈呈品を作った経歴もあります。

2015年には時計技師3名が8年をかけて制作した世界で一番複雑な時計「リファレンス67260」を発表しました。

ヴァシュロン・コンスタンタンの時計は今も変わらず時計愛好家を魅了し続けています。

ジャガールクルト

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スイスの時計ブランドは数あれど、自社で一貫生産しているメーカーはジャガールクルトを含めてごくわずかしかありません。ジャガールクルトはとにかく技術力に優れたブランドで、いくつもの特許技術を開発しています。その数はなんと400件。圧倒的な技術力を利用し、約1,200のキャリバーを製作しています。

ジャガールクルトの時計は、クラシカルなのにどこか革新的、そんな魅力的な時計が多い印象を受けます。

ブレゲ

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機械式時計の産みの親、そういっても過言ではないほど時計の発展に大きく寄与した天才が創業した時計ブランド。

伝統的なブレゲ針、ブレゲ数字、ギョシェ文字盤、シースルーバッグなども天才が生み出した初代モデルを元にしています。1747年にスイスで生まれた天才時計職人の技術とイノベーションは現代まで引き継がれ、今も新しく時計を生み出しています。

オメガ

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日本人なら誰もが知っている高級時計ブランド、オメガも実はスイスの生まれです。オメガの輝かしい功績を一つ上げるならば、「世界で初めて月に行った時計」ではないでしょうか。

月面着陸に着けられたスピードマスターは今でも多くの時計愛好家に親しまれています。また、スピードマスターは6回の月面着陸に唯一着用を許された代表的なモデルで、手巻きキャリバーを採用しています。

リシャール・ミル

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「時計のF1」をコンセプトに1991年に創業したブランド。車体に使用される素材や構造を駆使したこのモデルは時計界の常識を吹き飛ばしました。実際にF1ドライバーのフェリペ・マッサなど一流選手とのコラボレーションを発表するなど柔軟かつ独創的な発想の時計を次々と打ち出しています。

ジラール・ペルゴ

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1791年に創業と歴史があります。実は1861年に日本へと輸入されており、日本とも縁が深い時計ブランドです。

革新的なデザインの時計が多く、異色を放つモデルを数多く販売しています。実はスイス初のクォーツ腕時計を発表したのもジラール・ペルゴです。

ウブロ

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フランス語で「舷窓」を意味するウブロですが、その名前の通り特徴的な丸型のビス留めベゼルが、どこか船の窓を思わせるデザインの時計を多く発表しています。王族が好んで使ったことから「王の時計」と称されることのあるウブロですが、そんな確かな評価を得てもなお挑戦的な取り組みを続けています。

セラミックやカーボンファイバー、グラスファイバーといった時計とは縁が無さそうだった素材を積極的に採用しています。FIFAワールドカップの公式時計になったことは記憶にも新しいでしょう。

IWC

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時計の歴史を語る上では必ず名が出る実用時計の名門。

シンプルかつスタイリッシュなデザイン性や毎年シリーズごとのリニューアルを行うなど活躍を続けるIWCですが、かつては王侯貴族に愛され、1885年には世界初のデジタル式懐中時計を作り上げるなど、その功績も計り知れません。

フランク・ミュラー

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天才の名をほしいままにしてきた時計技師、フランク・ミュラーの名を冠した時計ブランドです。1992年と近年に創業したフランク・ミュラーは、圧倒的な技術力とセンス、ユニークさを兼ね備えた「まさに天才の作品」を次々と生み出しています。。

唯一無二のデザインは、現在も衰えることなく、世界の時計愛好家も唸らせています。

ブライトリング

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パイロットのために開発をされ、その信頼性の高さから飛行機所有家及びパイロット協会の公式時計にも選出されました。プロのための計器とも称されるその精密性と高い視認性は現在も進化を続け、パイロットに欠かせない時計として活躍しています。


以上、このように伝統に、技術に、デザインに全てにおいて秀でたものを持つスイスの腕時計ですが、好みのモデルを適当に購入したとしたら後で後悔するかもしれません。

一つはそれが本物であるか分からないこと、もう一つはアフターサービスが受け入れられるか分からないことです。

では、スイスの高級腕時計はどこで手に入れればよいのでしょうか?

公式販売店

一つは各メーカーの公式販売店でしょう。当たり前ですが、メーカー直売なので、偽物のリスクはありませんし、完璧な状態で購入することができます。また、メーカーの保証もキチンと受けられます。

ただし、生産終了モデルは公式販売店では取り扱っていません。気に入ったものがあるならば、中古で購入するしかありません。

しかし、ネットオークションのような場所で購入をしてしまえば、よっぽど信頼性のおけるところでない限り偽物か本物かは区別がつきません。

そこで、生産終了モデルを購入するときは、プロの鑑定士による審査を通過したものだけを売る中古専門のショップを利用することで、そういったトラブルを未然に防ぐことができます。

限定モデルを買うなら買戻し保証がついている場所を選ぶ

生産終了モデルを購入するならば、中古を何かしらの手段で買う必要がありますが、いざ購入してみたらイメージと違うものや、数年で違うものに買い替えたい、という場合もあります。

そこでおすすめしたいのが、コミット銀座の最低80%保証です。コミット銀座では、ご購入いただいた腕時計を最低80%の価格で買い取るという保証をさせていただいております。メーカーやモデルにもよりますが、90%以上の価格で買い取りさせていただくこともあります。

身に着けてみて満足できなかった時やさらなるグレードアップの時など、時計を買い替えたい時に強力なサポートになることは間違いありません。これは、一般の販路ではなかなか実現しない保証です。

生産終了モデルご購入の際には、ぜひコミット銀座の保証制度を利用してみてはいかがでしょうか。

まとめ


スイス時計は世界屈指の時計メーカーが集まる国です。数ある時計メーカーが凌ぎを削った技術やデザインは時代を超え、今も各メーカーに継がれています。

そんな世界が認めるスイス時計をあなたのお手元に一つ置いてみてはいかがでしょうか。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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