なんとなく適性の話。

こんにちは。運用チームのHです。

最近発売された「ゴーストオブツシマ」というゲームをプレイしすぎて、
「女子」という漢字を「おなご」と読んでしまう病に罹っております。(もちろん脳内ボイスも中井和哉さん)

ネット上でも話題になっておりますが、ツシマをプレイしていると時々面白い現象が発生することがあります。めちゃくちゃ笑えるので詳しくは「ツシマ バグ」などで検索していただければと思いますが、こういった面白い現象に遭遇する度に自分がデバッグをしていた頃のことを思い出します。

デバッグ業務の話をすると、たまーに「発売前のゲームを遊べてラッキーじゃん!」と勘違いしている方がいらっしゃいますが、

そ ん な こ と は ま っ た く な い で す 。

もちろんバグが少ないタイトルであれば、そういった気持ちを味わえる場合もありますがほぼ稀です。ないに等しいです。業界内でも「デバッグ業務は誰でも出来る」と思っている方がたまにいらっしゃるんですが、割と適性が必要となる業務だったりします。わかりやすいバグばかりであれば誰でも出来る業務かもしれませんね。
でも実際は、テキストの誤字脱字であったり、表記の揺れであったり、シナリオの整合性が取れていないことに気付かなければいけなかったり、特定の手順でしか発生しないバグの再現方法をみつける為に同じところを何度も何度もプレイしなければいけなかったりと、適性がない人にはただただ苦行な業務だったりします。プラットフォーマーのレギュレーションに沿っているかどうかの確認もしなければなりません。やること見ることが結構多いんです。(出番が来るまでは暇だったりしますが、最近は発売前のタイトルレビュー業務も兼ねているところもあるので会社によるかなと思います。)

もしデバッグ業務に興味がある方は、一度ご自身に次の能力があるかどうか振り返ってみてからチャレンジしてみてくださいませ。
①細かい部分まで気付くことが出来る性格かどうか
②繰り返し作業を何度も行うことが出来る根気強さはあるか

①②があった上で、最終的にバグの発生条件を開発者に正しく伝えるコミュニケーション能力が必要とされます。何よりもこれが重要で「Aでバグが発生しました!」と嬉しそうに報告してくることが初心者デバッガーさんにありがちな話だったりするんですが、そんな雑な報告の仕方では開発者が困ってしまいます。

報告するときの書き出しはだいたいこんな感じです。
【AというステージでBを行った際にCが発生します。】
5W4Hじゃないですけど、発生した現象をわかりやすく簡潔に伝える必要があります。加えて詳細な再現手順を漏れなく記載し、再現する為の必要環境(OS、端末、アプリバージョン、ソフトウェアバージョンなどなど)も伝えなければなりません。
自分が見付けたバグをどうすれば誰でも再現することができるのか、報告内容を見たプランナーさんがその不具合のヤバさの優先度を決めることができるのか、報告内容を見てエンジニアさんが不具合を修正することができるのか。そこまでしっかり考えて作業を行うことができればデバッガーとしてスタートラインに立てる感じになります。

大分端折って適性について書かせていただきましたが、どうでしょう?簡単そうに感じましたか?簡単そうに感じたならばあなたはデバッグ業務が向いているかもしれません。

ついでにいうとDaysの業務も向いていると思います!(唐突・笑)

広告運用業務もデバッグ業務と似た部分があって、細かい数字の変化に気付く必要があったり、正しい数値や情報を整理して報告できる能力が求められます。案件によってはテキストやクリエイティブを作成する際にレギュレーションがあったり、広告の出稿先にもレギュレーションがあったりするので、そういった細かいことが苦にならない人は向いているんじゃないかと思います。(運用ペーペーの私が言えたことではありませんが。)
ということで、デバッグ業務をやっている方は広告運用業務に向いてるんじゃないかなーと個人的に思っていたりするので、職種変えたいなぁと思っているデバッガーさんがいらっしゃいましたら、是非Daysへどうぞ。デバッガーさんじゃなくても、「私向いてそう!」と思われた方も是非Daysへどうぞ。

今回もまとまりがなくて申し訳ないですが、このへんで。おなごぉ!

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