見出し画像

一人ひとりの力が大きそうなことに気付いた話


もし私がヴィーガンで、とあるハンバーガー屋さんと友人関係にあり、
その友人に、自分がヴィーガンであることを話し、「ヴィーガンバーガーも作ってみてよ〜!」と雑談の中で話し、
その友人も乗ってくれて、「おっいいね、面白そう!やってみるか!」となり、
1ヶ月後にはそのハンバーガー屋さんにヴィーガンバーガーが誕生したとする。

小さい視点で見ると、「友人が自分のお店にヴィーガンバーガーを取り入れてくれた」という事象。
でも、大きな視点で見てみると、「日本にヴィーガンバーガーを扱うお店が一つ増えた」という事象。
・・・結構、大きなニュースじゃない?(我々ヴィーガンにとっては。笑)


もう一例。
バーガーキングに勤めている人がいて、
その友人がヴィーガン生活を始めたことをきっかけに「ヴィーガン」について知り、
共感し、
自社でも何かできないか、と企画を練り、
経営層に掛け合い、
プラントベースワッパーが誕生したのかもしれない。(あくまで妄想です)
バーガーキングからプラントベースがでた!?!?と、衝撃的でしたよね。
それも、きっかけは誰かの何気ない一言だったり、たまたま見かけたツイートだったのかもしれない。


クラファンをやったことがある人は、より実感しているかもしれない。
友人Aがクラファンをやっていて、
自分は何気なく興味ありそうな別の友人Bにリンクを送ってみたりして、
興味を持った友人Bがせっかくなら、と支援者になるとする。

小さい視点で見ると、クラファン主催者の友人が、別の友人にリンクを送ったという小さな行動ひとつ。
大きい視点で見てみると、クラファン主催者にとっては、支援者が一人増えた!という大ごと。199人だった支援者が、この一人の追加で、200人を達成した!という大ニュース。

そんな行動が連鎖して、クラファンは100%を達成して、商品を製造することができ、支援者の元に商品が届く。
この時点で、一つの素敵な商品がこの世に爆誕した、という事象が発生。
商品を手にした支援者が、その商品を使ってみて「やっぱり便利だなあ」となる。
この時点で、ある人間の生活に一つ影響を及ぼしたという事象が発生。
そのうち毎日使うようになる。
毎日使って便利だから、「最近こんな便利なもの使い始めてさ、」と別の友人に話す。
「えー!いいね!」と別の友人も購入する。
こうしてまた一人購入者が増え、また一人の生活に影響が及ぼされた。

私たちは一人では生きていなくて、必ず誰か他人と関わりながら生きている。友人もいると思う。
私も友人もそれぞれ仕事をしていたり、好きなことがあったりする。
そして、その情報についてお互いに伝え合う。
お互いの世界がそれぞれちょっと広がり、友人の存在によって、友人が興味あることについて私も情報を得ることができる。
自分の中の小さなアンテナが一つ増える。
ふとした時に、友人のその一言を思い出して、ちょっとあのお店寄ってみようかな、なんてやってみたりする。
別の友達からも同じ話題が出て、あの人も興味あるって言ってたよ!!って口から出たり、繋げたりする。
そうして誰かの一言が、次の行動に繋がり、次の誰かに影響を与えていく。

そしてその一言は、いつでも、世界を一歩前進させるかもしれない可能性を秘めている。

そんな何気ない誰かの一言で、誰かがなんとなく動き出し、いつの間にか世界は前進している。大きな出来事に見えるあのニュースも、ただ誰かの何気ない一言から始まっている。世界って、全部そんな感じで進んできたんだと思う。


普段、私たちは何気なくツイートをリツイートしたり、何気なくストーリーに😍スタンプで反応する。
その何気ない行動が、誰かのとんでもない励みになったりする。
その反応で元気になった人が、世界を変えるような大発明をするかもしれない。もっと社会を変えようと、さらにもう一歩進めるかもしれない。

最近話題になっている夫婦別姓の法律だって、同性婚の法律だって、毎日の誰かのツイートが積み重なって社会の声となっている。
一般市民の選挙権獲得も、多分こうやって実現されてきた。


自分の一言には、自分の一つの行動には、世界を一歩前進させるかもしれない力があることを忘れずに生きていきたい。

何か思うことがあれば、感動したことがあれば、
どんどん世の中に表明していきたいと、改めて思いました。
いつかの何かに繋がるかもしれないから。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

なんで「一人ひとりの力が大きそう」と思ったかというと、きっかけは3つあります。

①普段Instagramに載せているストーリーや投稿に対して、「いつも情報ありがとうございます!」とわざわざDMをくれる人がいること。
 ただ眺めることもできるのに、わざわざDMで感謝を伝えてくれるなんて、嬉しすぎます。誰かのためになってるのかも?と思うことができて、私もインスタの投稿を続けよう、という気持ちになれます。いつも見てくださっている方、お店で見かけて声をかけてくださる方、本当に本当にありがとう!と思ってます。
 一方で人からやっていただいてこの有り難みが身に染みたので、自分もよく見る方のインスタ投稿にコメントしたり、ストーリーに返信してみたりしてます。
 誰かが私にやってくれて、私が嬉しい気持ちになって、こんな嬉しい気持ち、励みになるのなら、とまた別の人に対して実践して。良い輪すぎる!

②「イベント開催するよ!」と出したお知らせを、いきたーい!と拡散してくれる人がいて、実際に来てくれる人がいること。
 その人にとっては、用事のついでにちょっと寄っただけかもしれない。でも、主催者の私たちにとっては、私たちが魂を込めて作り上げたイベントに一人来てくれた!というとてもとても大きな事象なんです。一人ひとりの参加が、本当に尊くて、とても嬉しい出来事です。

③ブイクックにレシピを載せてくれる人がいること。
 載せてくれた人にとっては、今日作ったものを、「あ、ブイクックに投稿してみよっかな〜!」と思いつきで投稿しただけかもしれない。
 でも、運営にとっては、今日も1レシピ増えた!という喜びであり、
    ユーザーさんにとっては、参考にできるレシピが一つ増えて、ヴィーガン生活を続けるためのレパートリーが増える助けになります。私もたまにブイクックのレシピを参考に自炊しますが、このレシピを作ってくれて本当にありがとう。。。。わざわざ投稿して共有してくれて。。。天才。。。。!!という気持ちで見させてもらってます。笑


こういう自分の体験を踏まえて、社会を見てみると。
意外と大きな出来事に見えるものも、
誰かの一言や、ふとしたシェアや、呟きが積み重なって起こったのかもしれない。
そうやって世界は進んできたのかもしれないと、思いました。

この連鎖に気づくことができて、やっと、自分も社会の一員なのかもしれないと実感することができました。
社会を外から眺めている存在ではなく、私も社会という渦中の一つであり、
私も世界を前進させる一助になれるかもしれないということに気づけました。

わざわざ発信しなくても。。。と思っている人もいると思います。
でも、せっかく世の中に発信できるツールがあるんだから、これをちゃんと使わせてもらって、
私も社会の一員として、世界を前進させる米粒よりも小さな一助でいたいと思いました。

一人一人の力が大きそうなことにやっと気付けたので、そのロジックを忘れないように、自分用のメモ投稿でした。まる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?