神戸グルメ旅記録
羽田空港に来るのは、大学3年生の夏ぶりだった。飛行機での遠出にワクワクするかと思ったら、仕事が立て込み振り回される日常に圧倒されたあまり旅行に行くという実感が何も湧かずに羽田に着いてしまった。
思ったより空いててほっとしたわたしはそのままカウンターへチェックインと荷物預けの手続きを済ませ、遅めの朝ごはんをどこで取ろうかと辺りを見渡した。
人気の鮭膳を頼む。
日本に戻る人たちはこうして空港内の日本食屋に入って白米を口にするだけでやっぱ日本食だけで生きていけるワァってなるんだろうね
鮭と白米は永遠に食べれる。そのことだけ考えてたら皿ぜんぶ平らげてた。
手荷物検査って搭乗前のどのくらい前までに行けばいいか忘れてた、せめて30分前までには並んでないとアウトだなと思いつつ並んだのは搭乗時刻15分前だった()
乗った飛行機はピカチュウデザインで、アナウンスもずっとピカピカァ言ってた。
1時間で着いた。土曜の午後だからもっと混んでるかと思いきやスカスカの空港。ポートライナーに乗り、初めて降り立つ神戸の景色を味わう。物流倉庫やコンテナが置かれてる作業場を通り過ぎ、電車は橋を渡り神戸の三宮へと。
というかそうそう、神戸に来たのは推しのライブだったわ。DGS 15年祭神戸公演2日目参戦ですひゃっほーい。ライブがてらで観光できるのは遠征の楽しみ。
三宮に着いてから早速近場を散歩とごはん。
毎回待ち時間長い人気店らしいから、敢えて混雑する時間帯を避けて早めの夕飯として16:30に予約した。時代を感じさせるレトロな洋食屋の店内に案内される。
ビフカツを食べるのは神戸に来てる上での必須事項だと思って来たので頼まない他はない。ただ、個人的に外食行くとき噛みにくい牛肉に当たること多くて悲しい思い出しかないのでビフカツのお店を選ぶ上でだいぶ下調べしてきました。美味しくて、柔らかいやつがいいの…30秒以上噛んでも口に永遠に残る固くて飲み込むまでに至らない肉はいらん。
早速頼んで5分くらいで出てきて え?ってなった。
ビフカツの横にはローストしたじゃがいもとインゲンとナポリタン!
頼む!美味しくあってくれ。
はいここのビーフカツレツ、合格💮
食べる前から期待通りの味じゃなかったらどうしようって身構えるくらいだったけど、これは想像超えた美味さ、、神戸を代表するグルメだと心から言える。高いけど。
そして1時間かけてお散歩。神戸に住んだらきっと破産してしまうな、金を外食に使い切って終わりそうだ。
おしゃカフェも盛りだくさん、でもかつて憩いの場であったはずの喫茶店の多くが役目を終えて閉店していた。知らない地の、名残惜しい風景を暫く眺めてた。
そしてポートライナーに乗りホテルへ戻った。
そして次の日を迎えライブ当日だった。驚くくらい何も実感湧かなくて逆に困った(?)
朝ごはんはホテルで済ませ、だらだら過ごしつつ準備等してお昼を迎えた。髪まだ巻いてる途中だしメイクも中途半端だし外で食べるのも面倒だったのでここはルームサービス頼んだ!!
メイク道具があちらこちら置いてあるけど気にしない〜
めちゃくちゃ、、美味かったの、これが…
肉汁がたっぷりで頑張って服にかからないようがんばって無我夢中で頬張った。
遠征はホテルでルームサービスも頼みつつ推しのライブの準備とか出来るからそれがまた普段出来ないから新鮮で楽しい。
そしてワールド記念ホールへ!ライブの感想や思い入れいちいち書くと永遠に書いてしまうので割愛。雨が降る中向かったのは神戸モザイク。
リアルダイニングカフェへ。夜景がとても綺麗に見える。温玉を崩してふーふーあっついチーズと具を混ぜ混ぜして寒い夕方に食べるリゾットは別格だった。この日の夜は雨降った影響もあって一気に冷えててわざわざ行くの迷ったけどここのチーズリゾット食べれて本当よかった。実をいうと暗くて中身よく見えなかったけど。
観音屋のチーズケーキを家族分お土産に買ってホテルへと帰る。電車でほぼ寝たけどがんばって乗り過ごさずホテルまで辿り着いた。
久しぶりの遠出旅行ができて嬉しかった。見事に満喫できたし街の歴史にも触れつつライブも楽しめたしあと本当に神戸は腹を空かすだけで金が飛んでいくところだった😊
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