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サヨナラのスイッチ。

学生の頃からずっと

これといった理由の心当たりもないのに

死にたかった(消えたかった)わたし…

それでも何故
生きているのか?

とゆーと、

死ぬのは
辛そうで
痛そうで
ただただ恐いから…

そんな臆病なわたしでもできた
ささやかな死の真似事…

子どもの悪戯みたいに
手首を細かく切り刻んだり

たくさんのとある市販薬を服用したり

精々その程度。

そんな現実に打ちのめされながら

無駄な想像力だけは
余り余っているわたしが

心に想い描き
焦がれ続けていることが…

命を終わらせる
スイッチがあれば
自分は今この瞬間にでも
迷うことなく押して
全てを終わらせることが
できる

…のに…

だった。

痛みも苦しみも伴わず、

指先一つで
スイッチを押すだけ。

それならわたしでも
躊躇なく瞬時に押せる。

勿論そんな都合の良いモノは
現存せず…

わたしはまだまだ
生かされて

いる。

癌子ちゃんの診断を受けた
6年前から…
(え?もうそんなに経ったんだ!?笑笑)

多くの方々と出逢い
助けられて

随分生き易くなったと
想っていた

けれど。

根深い闇は

身近に潜んでいて、

油断すると一瞬で包まれ

自分の無価値観に苛まれながら

また
消えたくなる…

それでもやはり

救いの手は多々あって。

わたしはしばらく

生かされてゆくのだろう…

心に闇を内在させつつ

心からの笑顔で

この世界と自ら選んだシナリオを

謳歌し尽くしながら…

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