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北陸新幹線+αで訪れる福井の旅

北陸新幹線が今年の3月に敦賀まで延伸し、関西地方からはサンダーバードの乗り継ぎが面倒になった等々の声も聞こえてきますが、関東からは福井県に抜群に訪れやすくなったように思います。
福井駅までは昔は米原まで新幹線に出てしらさぎに乗り換えたりしてましたが、その頃に比べると乗換なしで、最速で1時間くらい速く着けるようになりました。

東京駅〜福井駅

もっとも私は貯めたマイルを使った飛行機節約旅行が中心なのですが、そういう勢にとっても小松空港至近の小松駅に新幹線が止まるようになったおかげで福井方面への計画が立てやすくなりました。

ということで、マイルでゲットした小松空港への往復チケットを片手に、福井県まで旅行に行ってきました。

小松空港〜小松駅

小松空港から小松駅へはバスで10分強でたどり着けます。
最近は実証実験として自動運転バスが運行しているので、そちらに乗って移動してみました。なお運転手が積極的に手で運転をしていました。

自動運転実験中。時刻表はこちら
手動運転中

小松駅〜敦賀駅〜三方五湖

小松駅〜敦賀駅

東京駅から福井方面への直通便はそこまで多くないですが、北陸三県の区間だけ運行されている「つるぎ」という新幹線が高頻度で走っており、小松空港からのバスとの接続も良いので移動が便利です。
もちろん北陸新幹線で延伸区間の最西端の敦賀駅まで移動します。

小松駅から見えるKOMATSUの超巨大重機
敦賀駅

敦賀駅での在来線との乗り換えが辛い、と良く聞きますが、新幹線ホームが南東側、サンダーバード含む在来線が北西側に離れていて、結構な距離を歩かされるので確かにつらそうでした。私はこの駅で下車なのであまり関係なかったですが。


敦賀駅からはレンタカーを借りて、三方五湖方面に向かいます。ケンミンショーなどで話題になった「ドライブインよしだ」のイカ丼を食べにいくのが目的です。 

ドライブインよしだ
水月湖

僕は平日の10時過ぎに訪れたのですが、それでもすでに長蛇の列で、店の着席まで30分、注文してから料理が出てくるまで15分くらい待ちました。
平日でこの混み具合だと、休日はどんな感じになっちゃうんだろう。

ドライブインよしだのイカ丼

山芋がかかったイカ丼はとても食べやすく、スルスルと水の様に胃袋の中に飲み込まれていきました。とても美味しかったです。
これはたしかに並ぶ価値がありますね。

この辺一体はレインボーラインから三方五湖が眺められる景勝地で、そういうこともあってかツーリング族やサイクリング族を多く見かけました。ドライブインよしだはそういう人たちの休憩所としても機能しているようで、かなり長い時間滞在している人たちも見かけました。

ドライブインよしだのあたりからレインボーラインに乗って急坂を登っていくと、「レインボーライン山頂公園」という見晴らしの良い場所にたどり着きます。リフトの使用料1000円と駐車場代500円がかかりますが、なかなかおしゃれなビュースポットでした。

景色は本当に素晴らしいです。変化に富んだ湖、山、海の景色を楽しむ事ができます。
ただこの日は天気が良すぎて、びっくりするくらい暑い中だったので体力的にへばってしまいました。
若狭・敦賀周辺では他にも観光で回ろうと思ったのですが(氣比神宮、赤レンガ倉庫等)、暑さにやられたのでこれ以降はキャンセルして車で敦賀駅まで戻りました。

謎のたぬき
みんな大好き、都怒我阿羅斯等

敦賀駅〜鯖江駅

敦賀駅〜鯖江駅

鯖江駅はサンダーバード停車駅でしたが、新幹線開業後はハピラインふくいのみが停車します。昔に比べると鯖江の人は不便になったかもしれませんね。
そんな鯖江は、メガネの街として有名。日本のメガネの9割がこちらで作られているとのこと。街を歩くとどこもかしこもメガネだらけです。

メガネの街を象徴する施設として「めがねミュージアム」という施設があります。博物館としての機能と、鯖江のメガネを大量に取り集めたメガネショップとしての性質を持った施設です。
暑さでやられた避暑目的で訪れましたが、新しいメガネの吟味もしたくて訪れてみました。結果購入までは至らなかったですが、個性的なフレームのメガネが多数並べてあり、見ているだけでも楽しかったです。

カフェのフォークももちろんメガネ

鯖江駅〜福井駅〜小松駅

その後、福井駅に移動。福井からは新幹線でまた小松まで戻りました。
福井では何をしたということもないですが、ちょうど「ハーツ恐竜」という施設がオープンしたということで訪れてみました。

店内は、そこかしこに恐竜の絵が描いてある、普通の生協、って感じでした。店内は地元の人でごった返していました。
コメ不足が叫ばれる昨今ですが、店内には新米のコシヒカリが人の背よりも高く積み重ねられてました。

小松駅から小松空港まではバスで移動。帰りは自動運転ではない普通のバスに乗りました。
所要時間は自動運転バスが15分くらい、帰りのバスはかなりすっ飛ばして6分くらいで空港に到着しました。停留所の時刻表を遵守したり制限速度を遵守したら自動運転バスとそんなに所要時間は変わらないはずで、テクノロジー云々ではない、諸々の側面で、交通機関の完全自動化というのはもう少し先の未来になりそうだなと感じました。


福井県は、私が47都道府県のうち46番目に踏破した県で、東京からだと行きづらく不便だからと敬遠していた場所でした。
北陸新幹線の開業はとても大きなインパクトがありましたね。そして敦賀まで延伸したことでより便利になり、東京からでも気軽に訪れられる場所に変わったと思います。実際移動の中であまりストレスを感じることなく、とても快適に移動することができました。

8番ラーメン
小松空港で買ったどら焼き
加賀生まれ北陸育ち 揚げあられビーバー
旅の疲れを癒やすローヤルさわやか


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