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2024 秋華賞(G1) 予想

こんばんわ
2024年10月13日に京都競馬場で開催される、秋華賞の予想をします。

早速ですが、指名馬を発表します。

【秋華賞】
指名馬
◎チェルヴィニア
〇ステレンボッシュ
△クイーンズウォーク

~レースについて~
2024年の秋華賞は京都競馬場の芝2000m (右 A)で開催されるレースで、牝馬クラシック三冠の最終戦となります。

過去10年間の秋華賞のデータを見ると、スローペースからハイペースまでバラつきがあります。
傾向としては、どちらかと言うと前掛かりなハイペースが多いです。

そして、今年のクラシック2戦を見ると
桜花賞はショウナンマヌエラが引っ張るも先行争いは落ち着きミドルペースになりました。中団に控えたステレンボッシュが直線で力強く伸び、優勝しました。
オークスは、桜花賞でも逃げたショウナンマヌエラが逃げました。そこにヴィントシュティレが競り合い、1000m57.7秒のハイペースになりました。桜花賞と同じく中団に控えていたステレンボッシュが最後の直線で一時先頭に立ちましたが、ゴール前でかわしたチェルヴィニアが制しました。

過去10年分の秋華賞と、今年の桜花賞とオークスのペース

今年の秋華賞ですが、ミドルペースが予想されます。
桜花賞・オークスで馬軍を引っ張ったショウナンマヌエラが骨折により回避となりました。
逃げ予想としては、前走ローズステークスで逃げたセキトバイーストが予想されますが絶対的な逃げ馬がいません。
絶対的な逃げ馬はいませんが、先行するかもしれない馬たちは4頭~10頭います。
ハイペースを引っ張る逃げ馬はいませんが、前で競馬をしたい先行馬が多いことからスタート後のコーナーまでの距離が短い京都競馬場の特性も合わせて先行争いが予想され、ミドルペース予想となります。

ミドルペースとなると、逃げ・先行・差しなどの戦略による有利不利が薄くなり、純粋に馬の能力が試されて、本当に強い馬が勝ちます。
ペース対応能力、スタミナ、上がりのキレ、総合的な能力の高さが求められます。
22年のスタニングローズが勝った秋華賞(※阪神競馬場開催)、18年のアーモンドアイが勝った秋華賞がミドルペースで展開した秋華賞となります。

~予想について~ ※人気は10/11の午後9時のものです。
◎チェルヴィニア(3枠5番)1番人気
今年のオークス馬です。秋華賞も連帯率100%のルメール騎手とのコンビで参戦します。
オークスの成績から、この馬の能力はステレンボッシュとほぼ同等と見ています。ゴール前でステレンボッシュをかわして樫の盾を獲得できたのは、ルメール騎手の手腕でしょう。
ハービンジャー産駒の血統的にも、オークス舞台の東京2400mより、秋華賞の京都2000mの方が向いています。
内枠を引いたのでスタートはスムーズと思います。先行~中団でゆっくりとスタートし、距離ロス少なくコーナーを回る。向こう正面で進出して、先団のベストポジションを確保、静かに坂を上り、下りから速度を上げ、先頭に立ちながら直線に向いて、末脚がさく裂!、そんなシナリオを予想しています。

〇ステレンボッシュ(8枠14番)2番人気
デビューから連帯率100%。桜花賞1着、オークス2着の今年の主役と言っていい名牝です。
桜花賞は1000m58.1秒を11番手に控えて上がりは33.4秒で1着。オークスは1000m57.7秒を9番手で走って上りは34.0秒で2着。
最速の末脚があるタイプではないですが、総合能力としては今年のナンバーワンなのは疑いようがないです。
中団に控えるタイプなので、最後の直線で包まれて抜け出せない可能性はあります。大外からのスタートなので位置取りも非常に重要です。二冠を取れるかはオークスからのコンビである戸崎騎手の手腕にかかると言っていいでしょう。
スタート後はゆっくりと中団に取り付く。後方からだと差し切れないので、ある程度前に行く必要がありますが、コーナーで大回りもしたくないので、他馬の動きを見ながら慎重かつスピーディーな判断が求められます。
1コーナーを距離ロス少なく回ったら、向こう正面でベストポジションにつきたいです。ここで理想の位置に陣取れるかどうかが明暗を分けるでしょう。京の坂越えはセオリー通りに。向こう正面でのベストポジションに付けていなければ、坂の下りでエンジンをふかして進出します。直線に向くときに先団グループと一緒に飛び出せれば、あとはチェルヴィニアとの一騎打ち!、そんなシナリオを予想しています。

△クイーンズウォーク(2枠3番)4番人気
ローズステークス1着からの参戦です。桜花賞8着。オークス4着の成績です。
ローズステークスは1000mを60.3秒で通過し、上がり33.5秒。多少ゆったりとした時計ですが、しっかり末脚を決めています。
ハイペースのオークスで先行して4着に粘っている点と、ローズステークスの上がりを評価します。
今回は内枠を引いたこともあり、先行からの逃げ切り戦法を予想します。(クイーンズウォークって今年はいつも内枠ですね)
鞍上の川田騎手とは今回で7戦目。クラシックって昔は騎手を固定して戦うのが普通でしたけど、今はそこまでこだわる人も少ない中、ずっとコンビで戦い続けるのは個人的には好印象です。
川田騎手も京都は慣れたものですので、特に不安はありません。

今年は固く決まると予想しています。

予想の参考になれば幸いです。

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