動物が苦手だった私がなぜ、農業高校に行ったのか。 結論から言うと、人とコミュニケーションが取れるようになりたかったからです。 中学生当時、私は場面緘黙という精神障害で家族以外の人と話せない状態が続いていました。 みんなとお喋りしたいのに声を出そうにも喉がキュッとなって出せないのです。 また当時は、両親とも場面緘黙に対する理解があまり無かったので、自分でもどうしたらいいのかわかりませんでした。 このままだといけない。 でも声が出ない。 話したい、でも話せない。
獣医学部に通っていると、よくこんな質問をされます。 「子供の頃から獣医さんになりたかったの？」 もちろん、私は獣医師になるために今の大学に通っています。 しかし、実を言うと子供の頃私は、そんな夢を持っていませんでした。 むしろ、犬や猫などの動物が苦手でした。 特に、祖母の家で飼われていたコーギーは私にとって苦手な存在で、幼い頃は祖母のコーギーが吠えるとすぐ家に帰りたいとよく泣いていました。 ですので、よく驚かれるのですが犬猫はおろか今まで動物を飼ったことがありませ
はじめまして！獣医学生のなむるです。 現在、獣医学部の6年生で、来年卒業予定です🎓 私は元々、農業高校出身で高校では牛の世話をしていました。牛の当番管理の経験から獣医学部に進学したいと思い、今通っている大学に進学しました。 今、農業高校では多くの高校生が獣医師になりたいと考えていると聞き、私の体験が何かの役に立てるかなと思い、書き始めることにしました📝 不定期投稿になると思いますが、どうぞよろしくお願いします！
