「千代田区さんから皇居ランナーのみなさんへ」というニュースを例に見る報道機関の情報操作について
千代田区さんのTwitterアカウントで呼びかけられているんだけど。こちら、丁寧に考えるといろいろおかしなことに気づいたので書き留めておく。
【皇居ランナーの皆様へ】
— 千代田区 (@chiyoda_city) April 27, 2020
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、皇居ランをされる際は、マスクの着用や充分な間隔を空ける等、周囲への配慮をお願いします。#千代田区 #新型コロナウイルス #皇居ラン pic.twitter.com/gL4WrpFyfc
というのは、報道機関がこぞって取り上げているこのTwitter投稿です、よく読めば報道機関がつけた情報操作というか印象操作にまず気づくことができる。
こうした中、「マスクをしていないランナーがいて、感染が怖い」といった意見が相次いで寄せられたことから、千代田区は走る際には、マスクを着けることや並んで走ることは避け、前後の間隔を十分に空けるようＳＮＳなどで呼びかけを始めました （NHK）
現在は外出自粛要請などで減っているものの、良いタイムを出そうと真剣に走るためか「マスクをしないで走る姿が目立つ」（区） （NIKKEI)
ランナーの数は外出自粛の影響で激減したが、区民からは「マスクなしでランナーが近くを通り過ぎるのが不安だ」といった苦情が寄せられている（東京新聞）
ここで気をつけなければいけないのは、「近くを通り過ぎるのが不安だ」という時点で苦情を出した住人も皇居にいるわけですよ。住宅街が皇居に隣接しているのは千鳥ヶ淵、九段下から半蔵門エリアですがその辺の高級マンションから、緊急事態宣言が出た後に早朝にゴルフに出かける人を何度か見かけてますから、苦情を出した方の不安はまず最初にその同じマンションに住んでいる呑気にゴルフにでも行ってる住人にでもむけてみてはいかがかなとも思うわけです。
散歩している住人？の方も逆方向から来る方も、普段ここに来ている人ではないというのは現場にいけば容易に判断できます。とはいえ、それも明確に聞いているわけではないからなんとも言えないんですけど。
マスクの着用って言葉に、マスク万能説に近い気持ちの悪さも感じました。千代田区さん...
日経新聞の情報操作がひどい。「良いタイムを出そうと真剣に走るためか」そうなの？憶測で記事書くのやめましょうよ。服装やシューズから判断すると普段走っていない人が圧倒的に多いです。普段のランでタイムを出そうとするような早い方は走り慣れているのでマナーが悪い人を見かけていません。（ワタシの観測範囲だけど、毎朝７時に交代する千鳥ヶ淵の公園に立ってるおまわりさんにでも取材してほしい。）
そもそもどこのランニングステーションも閉鎖しているので、皇居周辺にいる人たちは自走で来ることのできるご近所の方しかいないとみなすことが可能かと思います。一部自転車でわざわざいらっしゃる方もゼロではないです。桜田門外に３週間ほど放置されている銀のスポーツサイクルのあるあたりに自転車が大量に停まってた日も「緊急事態宣言前」にはあるので。最近は時間帯のせいか竹橋の公衆トイレ前にも、広場にもほとんど自転車停車させてまで来る人はいません。（ワタシの観測範囲。それとも違う皇居なのかな。）
今でも毎朝ラジオ体操時間になると北の丸公園で集まる老人や、立ち入り禁止になっている東屋にロープ乗り越えて縄跳びするために進入してたおっさん並みの自己中だね。おっさん、体格よかったから縄跳びの衝撃で、ウッドデッキ落ちたらどうしようって思った。
一方的に悪者をつくるかのようなことってよくないんじゃないかな。
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