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ですのーと。

note にまつわる思い出といえば、OLさんをしていた時にお客さんのひとでとっても親切で素朴で無垢な感じの殿方がいらっしゃっていて。

そのひとはいつも何か作業に追われている”いそがしいひと”でした。そして、ちょっとおぼっこい印象があり、いつもその部署の先輩格のひとから指導というか叱咤されている雰囲気で、時々ストレスたまってそうだなって傍から見てて感じるのでした。

そのひとが、お仕事で使っていた大学ノートの表紙に”Desunote”と書いてて、”Death”ですらないある種の間違いというか違和感というか、どこかしら感じられるかわいらしさの入り混じった感じにとても癒されたのを覚えています。

そのノートには、漫画の”デスノート”のように、気に入らない人の名前を書いてるんだって冗談めいた笑顔でいっていたけど、”Desu”って書いちゃう時点でだれにも呪いをかけることのできない人の好さというか育ちのよさのようなものがふつふつと湧き出ました。

春になって、noteに何かを書くにあたって、”Desunote”って言葉を思い出してしまうあたり、怒りや悲しみといったネガティブな感情よりも思わず吹き出してしまうたわいのないことのほうがふとした瞬間に思い出す程度には好きなのではないかと思いました。

私の文章も、そんな誰かのふと思い出す癒しになればいいな。

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