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ゼロから改めて知っていくINK WAVE あかつきの体験記 WAVE 2

前回のあらすじ

 どうも、あかつきです。

24年5月17日までリーグ形式大会「INK WAVE SEASON:3」にチーム「やきもん」したあかつき
前回は参加するために人集めからスタートし、当初の想定とは異なる展開ではあるものの、なんとかチームの形に参加することができたのだがいざ正式にエントリーしようと大会サーバーに参加したところ、「レンジ」と「ロール」の選択を求められ、何も考えていなかったことに気付くのだった

という感じで当時の状況などをエピソードとして交えつつ、「INK WAVEってどんな感じ?」という方に魅力を伝えられる内容になっていれば幸いです。ではこれからしばらくお付き合いをお願いいたします

INK WAVEってそもそも何?

INK WAVEとは…と細かく説明しようとするとそれだけで数千文字書くことになりそうなので概要については私より賢いChat-GPTくんが先日回答してくれた内容を参照いただければと思います。
私がこれまで見聞きした上で認識しているこのリーグのコンセプトを書き出すのであればポイントは4つあります

1.固定チーム文化の復興
2.競技シーンにより多くのプレイヤーを招きいれること
3.観戦文化の定着・流行

4.すべての対戦ルールの魅力の発信

これは私が感じたものも含むため厳密には異なる部分がある可能性もあります。ですが概ねこういったものを主題として開催されているものだと思います。

「レンジ」と「ロール」

 Splatoonというコミュニティにおいて上の2つの単語はまだ馴染みが薄いワードだと思います。というのもそのはずでこれを全面的に押し出しているのがそもそもINK WAVEという大会に他ならないからで、それ以外ではまだあまり使われていません。ですが、それはこの2つのステータスが持つ性質がこのゲームに適していないからではなく、単純に考え方として浸透していないからではないかと思います。
 実際にそう思えるくらいに、一般的にこのコミュニティで浸透している「前衛」「中衛」「後衛」あるいは「短射程」「中射程」「長射程」では個人のプレイヤースタイルを補完できないところを「レンジ」と「ロール」は
埋めてくれるものだと観戦者としてINK WAVEを見てきて感じていました。
そしてだからこそ誤解の無いように説明できればと思うのですが、INK WAVEが導入している「レンジ&ロールシステム」における「レンジ」とはブキの射程のみを差すものではないということです。
この場合のレンジとは「本人が得意とする距離(間合い)」であるという風に私は捉えています。(※実際公式のスライドでもそう説明されています)
どのブキでも有効な最大射程を上手く使って戦うプレイヤーと、一般的なそのブキで考えられる射程よりも前に踏み込んで戦うようなプレイヤーがいます。例えとしては微妙かもしれませんが凸リッターと言われるような後ろ目の位置ではなく前に前に出て撃ち抜いてくるリッターは「ロング」より「ミドル」レンジの方が当てはまるよね。っていうと伝わるでしょうか。

 次に「ロール」です。これは単純に日本語で言えば役割ですね。チーム、あるいはバトルにおいて自分がどういったことを意識して動くのかということで考えればいいと思います。
これは6種類に分けられますがだいたいそのワードからイメージしやすいように思います。こういった対戦ゲームに馴染みのない方からすると即時ピンと来ないと思われるのは「タンカー」と「メガホンランナー」じゃないかと思います。特に「メガホンランナー」についてはこの「レンジ&ロール」システムの導入にあたり「タンカー」と分ける意味でも創出された独自のロールであるため馴染みがないのは当然ではあります。
Re:Productionsの公式的な説明としてはそれぞれこうです。画像に列挙されているブキしかその役割を担えないという意味ではないので勘違いしないように、逆に列挙されているブキが他のロールを担うことも当然可能です。
まぁ「タンカー」と「メガホンランナー」はさすがに性質上どのブキでもやれるわけではないので当てはまらないものも存在はしますが、レギュラーシーズンが終わった後に配信されたWAVE SOUND BOOTHで「ロール」に関するちょっと興味深いやりとりがありました。
 この記事作成時点では史上唯一の全ルールXP4000の到達プレイヤー・ろぶすた~選手がチームGloriaにおいてIGL(簡単に言うと司令塔/「ロール」で言えば「コントローラー」)を務めているということでブキ的にもてっきり「アタッカー」だと思っていたのでちょっと驚いた覚えがあります。
実際GloriaはIGLをこなせそうなメンバーが他に2人もいますからね。その2人を差し置いてもろぶすた~選手が務めているということはそれだけ信頼がおけるということなのでしょう。
なので「レンジ」についても「ロール」についてもブキが持つ特性に必ずしも縛られて考える必要はないという話です。
もちろんそこまで考えていないよって人は単純にブキの射程からレンジを選ぶのも良いと思います。それ自体もシーズンを通じて同レベルの相手との接戦を重ねることで自然と気づくあるいは身についていくのがINK WAVEだと思うので。

で、結局あかつきはどうしたか

ここでようやく私の話に戻ってくるわけですが私が現在使っているブキはベケットスロッシャーです。射程で言えば中射程ですね。
実際には最大射程より前に出て戦うことになるブキというのもあって、「レンジ」は「ショート」かな?とも考えましたが、私はまだバケツが近距離対面する際に使いこなせると対面勝率が上がる(と私は思っている)"薙ぎ払い"というテクニックを上手く扱えないためという自信の無さを込めて「ミドル」を選択しました
もっと悩んだのは「ロール」です。リアルに半日ぐらい考えてたんじゃないか?って記憶があります。選択肢として考えていたのは「アタッカー」「バランサー」「コントローラー」でした。ブキの性質だけで見れば「アタッカー」もしくは「コントローラー」かな?と思いましたが、「コントローラー」はIGLを担う傾向にあるのでその資質はないぞ?と思いましたし、「アタッカー」と言えるほど攻撃的な立ち回りでもない。
そうなると消去法的に「バランサー」ですが、バランサーもバランサーでIGLをやるよな…とか悩んで「コントローラー」と「バランサー」で最後まで迷った結果「すべての必要行動をとり続ける」という特に優れた行動はできないけど全部やるから許してくれというやや消極的な気持ちで「バランサー」
を選びました。結果どっちも自身の無さで決めているという…俺は弱い…

でもいいんです。「レンジ」「ロール」は開催期間中でも変更自体は可能だから。そして登録したもの通りに選ばなきゃいけないというものでもない。
まずは自分のプレイスタイルの意思表明ぐらいの考えていいと思っています。

さて、思ったより文字数が想定を超過したのでこの後の登録→初戦までのエピソードは次の記事触れていきたいと思います。え?テンポ悪すぎない?それは自分でも思うけど許して。


WAVE 3に続く…

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