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【有馬記念】トレセンリポートまとめ

いよいよ有馬記念までカウントダウンが始まりました。
競馬ファンはもちろん、この日だけは競馬を楽しむ人も多いはず。

有馬記念に出走する各馬のトレセンリポートをざっくりまとめます。

アーモンドアイ

父:ロードカナロア
母:フサイチパンドラ(母父:サンデーサイレンス)
前走:天皇賞(秋)1着(1番人気)

国枝栄調教師談
「いろいろあって関係者の皆様にご迷惑をおかけしましたが、(1週前追い切りの)動きは良かったですし、順調です。熱発に関してはもう少しタイミングがずれていたらとは思いますが、仕方ないですね。(追い切りに乗った)ルメール騎手も問題ないと話していましたので、レースに使うのは問題ないです。中山コースと2500mが初めてですが、これは逆に楽しみですね。落ち着きが出てきていますし、当日輸送も問題ないでしょう」

アエロリット

父:クロフネ
母:アステリックス(母父:ネオユニヴァース)
前走:天皇賞(秋)3着(6番人気)

菊沢隆徳調教師談
「放牧から帰ってきての初っ端は張り切るので、2週前はだいぶ控えた追い切りでした。1週前追い切りは馬場の入りや(キャンターへの)おろしがけなどスムーズにうまくいきましたし、馬の少ない木曜日をわざと選びました。右回りだとモタつくところがあったのですが、4コーナーを回ってからの手前の替え方もスムーズで、右回りにしては良かったですね。前走の天皇賞(秋)(GI・3着)は、毎日王冠(GII・2着)の疲れを取りながらの調整でしたが、今回はその時と比べるとこれ以上、上げる必要はないくらい良いですね。右回りと初めての2500mが不安点ですが、右回り(札幌・クイーンS・GIII)でも勝っていますし、あとは自分のペースで走ってほしいです」

シュヴァルグラン

父:ハーツクライ
母:ハルーワスウィート(母父:Machiavellian)
前走:ジャパンカップ9着(8番人気)

友道康夫調教師談
「1週前追い切りは12日にCWコースで行いました。元々ズブい馬なので、後ろからエタリオウを追いかけて、気を抜かせないようにしました。福永祐一騎手も久々に跨って、『さすがに年齢は重ねていますが、ある意味、変わりありませんね』と話していました。ここ1、2年は見ていても真面目になったと言いますか、調教でも動けるようになりました。競馬の疲れもそんなに残らなくなりました。海外帰りの前走より今回の方が上積みがあります。コースも荒れた馬場も対応できるでしょう。ペースは流れた方が競馬がしやすく、あとは枠ですね」

ヴェロックス

父:ジャスタウェイ
母:セルキス(母父:Monsun)
前走:菊花賞3着(1番人気)

猿橋照彦調教助手談
「前走はよく頑張ってくれましたね。ただ、やはりちょっと距離が長かったと思います。ですから、2500mに短縮するのはいいと思います。その後も特に疲労などなく、順調に調整を進めてきました。立ち回りが上手なので、舞台についても心配していません。チャンスはあるでしょう」

スワーヴリチャード

父:ハーツクライ
母:ピラミマ(母父:Unbridled's Song)
前走:ジャパンカップ1着(3番人気)

庄野靖志調教師談
「1週前追い切りは12日に坂路で行いました。やればタイムは出ると思っていましたし、マーフィー騎手が『もう1つギアがありますが、いつでも入りそうな感じだったので』と、最後は流す余裕もありました。いい追い切りができて良かったです。秋2戦して、2週前にこれくらいの追い切りができたのは状態がいい証だと思います。前走時より今回の方が馬の集中力や反応もうまくできているようです。前走もかなりいい状態でしたが、体も精神面も充実期に入り、さらにもう一段上がありそうな感じです」

アルアイン

父:ディープインパクト
母:ドバイマジェスティ(母父:Essence of Dubai)
前走:マイルチャンピオンシップ16着(5番人気)

池江泰寿調教師談
「年齢を重ねて少しズブさが出てきているので、前走は忙しかったのかもしれません。その点、距離が延びるのはいいです。1週前追い切りの動きも良かったです。中山の2500mはマイラータイプでも通用しますし、この馬も対応できると思っています」

ワールドプレミア

父:ディープインパクト
母:マンデラ(母父:Acatenango)
前走:菊花賞1着(3番人気)

友道康夫調教師談
「馬も本当に良くなっているので厩舎も期待して出走させられますが、この馬は初の関東圏への輸送で、克服すべき初めての課題がたくさんあるので、そこをどの程度クリアしてくれるかがポイントです。それよりも今の成長を見ていると、楽しみの方が大きいですね。」


注目のアーモンドアイ。
調教師の話にもありますが、中山でのレースが初、2500mが初となる。
ココがどう転ぶかがやはり気になる所。

ダントツの1番人気となる予想だが、アーモンドアイの適正次第では大番狂わせもあるだろう。

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