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山形放送『ラジオで詰将棋』 つまらなくない、つめる番組

●さて、先週、山形放送ラジオの番組表を眺めていて偶然発見した『ラジオで詰将棋』という謎の五分番組ですが、radikoで聞いてみたところ、予想通り、ひたすら『守り手、1四玉、2三角、3四歩。繰り返します…』と、盤面を数字の読み上げで伝えるという、まるで乱数放送のような番組でした。朝からなかなかシュールな響きの番組です。

●ラジオによる将棋中継と言うのを、中学生の頃、ミニFMでやってみたことがあります。中学生の素人将棋ですが、解説なしで一時間くらいひたすら数字を読み上げていた記憶があります。

●いくら将棋ブーム到来でも、ラジオがその恩恵にあずかれるとは考えていませんでしたが、なるほど、詰将棋なら、テンポよく、コンパクトにやれるので放送事故にはなりません。クイズ形式ならリスナー(?)との交流もはかれます。

●数字を読み上げる番組といえば、気象通報と株式市況が双璧ですが、農業県では市場の価格速報を放送しますから、数字の放送はおなじみ。青森放送は、開局直後は一日何度もリンゴの価格速報を放送していたそうです。


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