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「Mainstream」 Daumats Production

Lloyd Cole And The Commotions
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ロイド・コール&ザ・コモーションズのラストアルバムのタイトル曲のカバーです。ロイド・コールについて私はそんなに熱心なリスナーではなかったはずなのですが、このアルバムをある時20年ぶりくらいに聴いて、曲の細部のフレーズとかアレンジに「おや?」と思うところが多々あり、つまりそれらは自分の音楽活動においてめちゃめちゃ参考にしてるじゃんみたいな、何気に深い影響を与えられていたアルバムであったことに気がついて「おお」ってなったことがあります。全曲名曲で完成度の高いアルバムであり、実のところバンドを解散に導いた問題作でもあったわけですが、結局ソロになってもロイドさんはどこかつかみどころがなくて、わざと外してくる人という印象があります。そもそもスコットランド出身なのだがデビューがちょっと遅かったためネオアコに括るのはちょっとはばかられるみたいな、しかしソロになってからの人脈も実は興味深くて、夜の銀狐みたいな音楽家だと思います。

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