天秤の揺れるが如く

ジャービスのインタビューと同じ「ダテマル」の欧州チームが、ダルサナプライム・アノマリー/ニュルンベルクで行ったインタビューからピックアップしてみる。
レジスタンスなのでジャービスより先にデヴラに触れるべきとか考えもしない、いつも適当な私でございます。

残念ながら機材の不調で途中で録画が終わってしまっていて、補遺がコメント欄に記されている。うーん残念。

邦訳字幕はMailEaterさんによるもの。
動画マンドクセ、っていう私みたいな人は「プロジェクト・リュケイオン」の記事をご参照下さい。補遺の日本語訳はこちら

この記事、実は昨日のうちに少し下書きしてたんだけど、今朝になってなんか我々の世界のデヴラがやらかした案件をホーフツとさせるチャレンジのご案内があったので、それも交えて再構築している。

▶ダルサナレンズは二つで一つ

ジャービスが「レジスタンスに二つとも渡すわけにはいかん」と言った理由がデヴラの発言で裏付けられる。二つ揃うと「起こり得たはずの事象」を知れるというのだ。これが「アノマリーの勝敗が逆だったらどうなっていたか」ということだとすれば、私も知りたくなってしまうほど魅力的。
でも、ダルサナレンズを通じた「別の可能性世界」の閲覧は、どこまで遡れるのだろう。結果的にレンズが揃うことはなかったから「分からない」のだけれど。

でも、アバドンプライム盤面上では超ポータル破壊兵器らしい。どういうことなのホント。

▶我々の次元とプライム次元の時の違い

プライム次元もまた「別の可能性世界」なのだろうか。つまりXMの発見は我々の次元の方が早いが、その分岐を遡れば、同じルーツに行き着くのだろうか。それも現時点では分からない。
個人的には時間の流れの不可逆性は維持しておいて欲しい。過去を改変されたら、私がいない世界が本流になってしまうかも知れないしね。

いきなり脱線した気がするので閑話休題。デヴラ(プライム)が「先のことを知りたい」理由は「より良い未来のため」というのが繰り返されている。彼女の言う「より良い未来」は、我々の世界のデヴラ(以降デヴラ1218。この表現は2012-2018を省略したものだとして、「我々の世界」を表現するのに使われている)と同じ様に、人々にXMとエクソジェナスからの干渉・影響を受けないようにすることだ。

しかしデヴラ(プライム)から見た場合、既にXMに満ち、XMのことを多くの人々が知っている(つまり我々エージェンツがうようよ街にいる)この次元は、とても違和感があるはずだ。XMアノマリーの現場で、彼女は何を見、何を感じていたのだろうか。

▶先駆者の懊悩

デヴラはどちらの次元でも「地球外生物」を探していた。その証拠を掴んだは良いが、人々への影響を懸念しなきゃならない分析結果が出てしまった。その証拠は、人々の精神に影響を及ぼすものだったからだ。
極めて理知的で正常な判断だと思う。でも、その結論に至るまでにけっこう悩んだんじゃないかしら。「憧れていた白馬の王子様が戦争狂だったんだが、どうしたら良い?」レベル。いやちょっと違うか。

デヴラ1218は如何なる理由によってか、人に危害を与える方法でそれに対抗しようとした。悪名高き2014年の抗XMワクチンは臨床試験中に自主被験者の多くが死亡している。
それを踏まえてインタビュアーのGerald Wolfは何度かカマを掛ける質問をしているけれど、デヴラ(プライム)は「たとえ強い信念があったとしても、他人の人生(生命)を賭けるのは難しいことね」と、強硬な手段は考えていない答えを返している。少なくても今のところは。

願わくば、ポータル減衰ウイルスの災禍が再び訪れませんように。
私はちょうどその頃スキャナーを弄りだしたんだけど、なにぶんエージェントやポータルも少ない田舎なので、リチャージがとても大変だったのを憶えているんだ。ま、過ぎれば想い出にはなるけれど。

とか書いていたら日本時間の今朝、ダークXM対抗イベントが発表(fxxk facebook!!)されて、ついでのように「ポータル減衰率の変化が予想されます」なんて書いてあった。デヴラ(プライム)の言葉を信じたいが、さてさてどーなる。

▶ダンレイブン財団ってそういう成り立ちだったのか

プライム・スキャナーとほぼ同時期にポッと出たダンレイブン財団の背景も少し明らかになった。「人工知能と人類の意思疎通のためにXM研究を行っている」という。
デヴラはエイダが「常に先んじている」ことを理解した上で、つまりエイダに《使われて》いる可能性を理解した上で、協力していると考えて良さそうだ。
この点、ジャービス・インタビューの「AIとプログラムの違い」で彼が言っていたことと対になっているんじゃないかな。

しかしデヴラ(プライム)はただエイダが敷いたレールの上を走っているだけではないし、エイダを信用しているわけでもない。それを「自分の研究のため」と語るスタンスは、ある意味ではオリバー・リントン=ウルフ1218にも通じる危うさを感じる。

▶ジャービスへの当たりがやたらキツい一幕

ジャービスに対し「いつだって自惚れの強い男だったわ」「あの男の言うことなんて信用できないわね」とエンライテンドであるGeraldの前でキッツい評価。一度は彼と逃避行を繰り広げた筈なのに、そこまで言わなくても。
まぁ呉越同舟って言葉もあるし、共通の敵が居ればきっと誰もが手を取り合うだろう。敵をなんとかした後が問題だけどな。

▶守護天使は何処へ

デヴラは割とディープで今まで知られていなかった話をしてくれた一方、ヒューバート・ファーロウに関する質問にはノーコメントを貫いた。
知らなければ「誰?」とでも返そうものを、笑顔のまま首を振ったのだから、彼女にとって「切り札」となるのは変わらないのだろう。切り札の存在を明かさないのもまた、重要な交渉術だ。

個人的な話をすれば、数多い登場人物の中でも、ファーロウは私が好感を持っている一人。いつかプライム次元のファーロウを見てみたいと思っている。きっと公式小説で描かれた彼と同じような、守護天使の二つ名に相応しい仕事人だぜ。

▶ジャハーン is ワトキンス。あれ?

となると、ダンレイブン:インターセプトスタディ・セッション017で、目覚めたハンク(プライム)がジャハーン(プライム)を見て「ワトキンス教授かい?」と呼びかけたが、ジャハーンはすっとぼけた、ということになる。
この件については、記憶しておく必要がありそうだ。私の「記憶の宮殿」ならぬ「記憶のあばら屋」だとこぼれてしまうかもしれないから、ここに記録しておく。

▶ふつうのXMはメンタルでダークXMはフィジカル?

うーん、それって全く別のものなんじゃない? という気がしないでもない。「なんか一定のパターンのパルスを発する良く分からん物質」をエキゾチック・マターとしてしまって、研究している内に細分化したのだろうか。その辺、1218の事情はまだ読み込めてないんだけれど。

さて、「最近になってエイダがカオティックマターの増加を検出したの」って言葉は今朝発表のチャレンジの伏線だったのかも知れないね。そして「ダークXMがナジーアからもたらされた」のだとしたら、ナジーアが近付いているのかも。

僕らはかつて、プライムが付かないダルサナ・アノマリーでナジーアに座標を示すであろう「ビーコン」の起動を経験した。ビーコン起動にはオリバー・リントン=ウルフ博士が関わっていたようだが、今回はどうなんだろう。
その少し前にデヴラ1218がポータル減衰ウイルスを使っている。我々の世界とプライム次元では、ズレているところと繰り返されているところとがあるのを、改めて感じる。

▶エンライテンド思想とレジスタンス思想

ここからは、機材不調でインタビューに収められていない部分の話。
ジャハーンやジャービスが極端な傾向を示す各陣営の思想だけれど、デヴラは直接的にその思想のどちらかに居るわけではない様子。
13マグナスとアンチマグナスという対立軸が一本在ったとして、そこに乗っているわけでは無いので「より近いのはどちらか」ということになるということだろうか。

[まとまらないまとめ]

デヴラとジャービスのインタビューを眺めると、この二人に大きな違いがあることに気付く。
ジャービスはエンライテンドの指導者であるが、デヴラはレジスタンスの指導者ではない。デヴラの思想としてはレジスタンスに近いものの、レジスタンス思想そのものを体現するわけでは無い。

陣営に分かれている多くのエージェントもまた、各陣営の思想そのものを表わすような者はいない…と思う。いたとしたらカルトのトップよな。

人の心はふらふらと、浮いたり沈んだりを繰り返す。天秤の揺れるが如く。
私は、そこにこそ「物語」が存在する理由があるのではないかな、といつも考えながら、イングレスの世界を揺蕩っている。

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an Ingress Investigater in Japan 何の前説も無くイングレスのストーリー関係の考察を始めるアカウント。 何の話か分からない人は分からない点をコメントください。積極的にストーリー勢のすくつにご案内いたします。
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